Apro(エイプロ)ドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

Apro(エイプロ)ドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.Apro(エイプロ)ドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にApro(エイプロ)を与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「Apro(エイプロ)」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にApro(エイプロ)を愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

Apro(エイプロ)ドッグフードの魅力は、ズバリ安価な値段です。

1kgで200円程度、もっと大容量の商品を購入すればさらに安くなります。

多頭飼いや大型犬を飼っている家庭には気になるフードと言えるかもしれませんね。

当然ここまで安価になれば、原材料は期待薄です。

第一主原料には穀物のとうもろこしが使われ、大豆ミールなどの高アレルゲンな原料も含まれます。

肉類はチキンミールでいわば副産物といえ、きちんとした肉は見当たりません。

野菜や果物なども一切使用されず、栄養は合成ビタミンなどによって摂取します。

このように原材料の品質は期待できませんが、BHAやBHTのような健康を害する危険な添加物は含まれておらず、酸化防止剤も天然由来成分であるミックストコフェロールやローズマリー抽出物が使われています。

栄養面が低く、バランスも悪いのが一番の問題点と言えます。

当サイトではApro(エイプロ)は、Dランクのフードでありオススメはしませんが、安価なリーズナブルフードであるため、価格重視の人たちには指示を得ているドッグフードといえます。

栄養面が低いため、常食で食べ続けるには問題がありますが、購入ポイントを価格と割り切れば、ローテの一つとしたり、他のフードにミックスするなどの活用方法で、家計を助けるのもありかも知れませんね。

今回は、ラインナップの中から、チキン全犬種対応 オールステージ(全成長段階)成犬用をメインに取り上げて紹介します。

Apro(エイプロ)チキン全犬種対応成犬用の基本情報

原産国      タイ
メイン食材    とうもろこし・大豆ミール
価格       3kg(800円)
                           8kg(1,180円)
販売会社     ロイヤルホームセンター株式会社
住所       大阪市北区堂島浜二丁目1番29号古河大阪ビル本館9階
電話番号     06-4796-6650

Apro(エイプロ)ドッグフードの品質

「Apro(エイプロ)チキン全犬種対応成犬用の原材料」
穀類(とうもろこし)、豆類(大豆ミール)、肉類(チキンミール)、でん粉類(キャッサバ根)、糟糠類(米糠)、油脂類(チキンオイル)、ビタミン類(A、D3、E、B1、B2、D-パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、葉酸、B12、塩化コリン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、リン酸-カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、酸化亜鉛、酸化マンガン、硫酸銅、硫酸第一鉄、硫酸コバルト、ヨウ化カリウム、亜セレン酸ナトリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

「Apro(エイプロ)チキン全犬種対応成犬用成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質                          20.0%以上
粗脂肪                                 8.0%以上
粗繊維                                 4.5%以下
灰分                                    10.0%以下
水分                                    10%以下
カルシウム                            1.0%以上
リン                                     0.8%以上
ナトリウム                            0.3%以上
リノール酸           1.0%以上
ビタミンA            5500lU/kg以上
ビタミンD            550lU/kg以上
ビタミンE            55lU/kg以上
ビタミンB1           1.1mg/kg以上
ビタミンB2            2.3mg/kg以上
ビタミンB6           1.5mg/kg以上
ビタミンB12           0.03mg/kg以上
カロリー             330Kcal/100g


Apro(エイプロ)ドッグフードおすすめポイント

「安価な価格」

Apro(エイプロ)ドッグフードの価格は、1kgで200円程度という驚異の安すさを誇ります。

この価格は、多頭飼いや大型犬を飼っている家庭にとっては特に大きな魅力といえます。

もちろんこれだけリーズナブルな価格であると、品質面など問題もありますが、割り切って値段重視で購入する方も多くいるようです。

「酸化防止剤は天然由来成分」

Apro(エイプロ)で使用される酸化防止剤は、天然由来成分であるミックストコフェロールやローズマリー抽出物が使われており安全です。

このようなこだわりが示すようにApro(エイプロ)には、低価格フードではおきまりといえる着色料や人工保存料は使用されていません。

Apro(エイプロ)ドッグフードの気になる点

「第一主原料が穀物」

Apro(エイプロ)の第一主原料は穀物のとうもろこしです。

二番目も高アレルゲンである大豆ミールとなっています。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしApro(エイプロ)は、注意すべき穀物であるとうもろこしを大量に含んでおり心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です

「チキンミール」

Apro(エイプロ)は、チキンミールを含んでいます。

「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。

実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。

ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。

このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。

ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。

世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。

なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。

残念ながらApro(エイプロ)にはミールについての記載がありません。

当然ながらあの価格を考慮すれば、一般的な肉が使われているとは期待できません。

「塩化ナトリウム」

Apro(エイプロ)ドッグフードは、塩化ナトリウム(塩)使用しています。

正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。

犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。

塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

Apro(エイプロ)に含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。

ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。

当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。

フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。

塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。

この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。

そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。

犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。

そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。

この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。

「タンパク質が低い」

Apro(エイプロ)のタンパク質は20.0%%以上であり少し低めです。

タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。

ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。

このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには物足りないといえます。


口コミ情報によるメリット・デメリット

Apro(エイプロ)の口コミ情報はほとんど見つかりません。

そのため今回は簡単に箇条書きで示しておきます。

「Apro(エイプロ)の悪い口コミ」

・食いつきが悪い。
・あまりにも安すぎて不安。
・原料が心配。

「Apro(エイプロ)の良い口コミ」

・値段が安い。
・食いつきが良い。
・大容量があり助かる。

「口コミ感想まとめ」

みなさんの情報がまとめるほどないため、今回は私の感想を記載しておきます。

Apro(エイプロ)の魅力は安価な価格につきます。

大容量サイズもあり、特に多頭飼いや大型犬を飼っている家庭には有難いフードといえます。

当然、価格を見えれば分かるように原料や品質に期待を持つことは困難です。

ただし、健康を害するような危険な添加物は含まれていません。

第一主原料が穀物であり、肉類もチキンミールなどの副産物のため、胃腸が弱くアレルギー体質のワンちゃんで、アレルギー反応が生じたり、下痢や嘔吐を起こした場合は、Apro(エイプロ)の使用は止めておきましょう。

大丈夫な場合で、あくまで価格重視とこだわるならば、栄養面が低く、副産物も含まれるフードのため、常食として継続するには無理があるフードです。

したがって、ローテの一つとする、また他のフードにトッピングしてかさ増しして家計を助けるなどの工夫をして利用しましょう。

なお、ローテでApro(エイプロ)を使用する時には、肉や魚などを加えてあげましょう。


Apro(エイプロ)ドッグフードの種類

「チキン」

・オールステージ成犬用
・7歳以上の高齢犬用

「ラム」

・成犬用

「ビーフ味&ポテト入り」

・全犬種オールステージ用

「ビーフ&チキン味」

・シニア7歳以上の高齢犬用