チワワは仮病の名手なのさ!これで楽しみウハウハだよ

ビビ

あたいの名演技にかかれば、みんなイチコロさ。

でもさすがにリアスだけは少し手ごわいんだ。

アイツは元からあたいを疑いの偏見で眺めているからな。

意地悪だし素直に信じないんだ。

得意技は3本足歩きさ。

ちょっと足を1本上げて、痛そうにゆっくり歩けば、パパもママもビックリして直ぐ吹っ飛んでくるからな。

 

モコ

痛くもないのに、何故そんなことビビ姉はわざわざするのか僕にはさっぱり分からないよ。

歩きにくいだけじゃない。

 

ビビ

まあモコの知能じゃ、百年たっても理由は分からないさ。

あたいはちやほやされて、優しい言葉をかけてもらうのが大好きなのさ。

特にあたいらチワワは、身体が華奢で股関節が弱いからね。

ちょっと足を引きずれば、もうみんな大慌てさ。

あっという間に、心配して至れり尽くせり。

この気持ち良さが最高なのさ。

 

 

腹黒婆さんのビビが、また悪知恵を働かせて、仮病作戦を練っていますね。

チワワは確かに頭がいいから要注意。

ビビは特に悪知恵が働くからね。

構って欲しい、関心を引きたいと思ったときには、本当に見事に仮病を使うため、飼い主のみなさん要注意だよ。

しっかり見抜く目も養っておこないと、騙されてチワワに近寄り、優しい言葉をかけて、あれこれ面倒をみてしまうと、味を占めて何回でも仮病を使うからな。

過去の体験から、ちゃんと仮病を使えば、みんな心配してちやほやしてくれることを知っているからね。

 

まあ見抜くには、触っていたがるか試したり、ちょっと離れた時には、平気で普通に歩いたりするから、少し注意して観察すれば割と簡単に見抜けるけど、厄介なのはご飯を食べない時さ。

元来チワワは少食で偏食だから、少し体調が悪いなどしても、てき面に食欲が落ちてご飯を食べなくなります。

そのため心配して、好物の食べ物を与えたりする飼い主さんも多いはず。

でも本当に体調不良なら、好物やおやつだって食べませんよ。

美味しいものが欲しいとの我がままであれば、知らん顔してれば、お腹は減っているから諦めて食べだしたりもします。

チワワは体が小さく子犬と同様に、低血糖症などを心配する飼い主さんもみえそうですが、1食くらい抜いても成犬ならどうってことないですよ。

新しいフードに替えて食べない場合は問題ですが、今まで食べていたフードを食べない場合はそのまましばらく様子をみて、10分程度経っても食べる気配がなければ、さっさと片付けてしまいましょう。

最初からササミなど好物をトッピングしてあげるのは良いですが、食べないからといって、好物を加えるようなことは止めておきましょう。

モコ

なるほど仮病か。

いいこと覚えたよ。

ボクも今度やってみようかな。

 

 

 

ビビ

止めておきな。

仮病はテクニックがいるのさ。

モコなんてリアスを騙せる分けがないじゃない。

第一食いしん坊のお前が、ご飯を目の前にして食べずに我慢できるわけがないじゃない。

あたいが食べ終わるエサ皿を舐めにくる奴は誰だい。

 

 

そうですよ。

これはタヌキとキツネの化かし合いみたいなもの。

ちゃんと仮病を見抜く目を飼い主さんは養ってください。

ここで、愛犬の仮病の見極め方を伝授しておきましょう。

万一、愛犬が仮病ではなく本当に体調が悪いのに、飼い主さんが間違って仮病と判断してしまっては大変です。

だからしっかり見破り方をマスターしてください。

愛犬が体調不良の様子を示した際には、慎重にまずは体に異変がないか確認してみることが大切です。

決して最初から疑ってはダメです。

本当に体に異常があるケースで、当然ですが動物病院に連れて行ってあげる必要があります。

さて簡単にできる、愛犬の仮病のチェック方法を紹介します。

愛犬の仮病のチェック方法
・愛犬が大好きなおもちゃなどを見せて反応確認、また一緒に遊んであげる

・おやつを与えてみる

・散歩やご飯など、愛犬が喜ぶ言葉をかけて反応チェック

・離れた箇所から歩く様子を確認

今紹介したような方法で、ほとんど仮病は見破れますよ。

 

ワンちゃんたちがわざわざ仮病を使う理由が、構って欲しいから。

だから、構ってあげたり、遊んであげれば、目的達成で反応を返してしまったり、つい元気に遊び出します。

おやつやおもちゃを見せて反応をチェックするだけでも、結構分かってしまいますよ。

思わず嬉しくて、耳を動かしてしまったり、しっぽを振ってしまう単純なワンちゃんも多いものです。

あと当然ですが、本当に足を痛めていれば、常に足を引きずって歩きます。

隠れたり、離れて様子をうかがっていれば、平気で元気に歩いたりしています。

またおもちゃなどで遊んであげれば、つい元気に動いたりします。

さてあなたがこのように、愛犬の仮病を見破った際にはどうしますか?

NG行動は、懸命な飼い主さんは把握済でしょうが、愛犬を叱ること。

叱るならそれこそ自分を叱ってください。

愛犬がこのような仮病を使うのは、構って欲しいからで、つまりあなたが愛犬に寂しい思いをさせているからです。

愛犬の仮病を発見した際は、ストレスに注意して、今まで以上にしっかりコミュニケーションを図ってあげましょう。