チワワに生肉を食べさせいけど大丈夫?メリットデメリットを徹底検証
あなたは愛犬に生肉を与えたことがありますか?
チワワは体が小さいため、一口ご飯を食べただけでも結構体に影響するので心配と思っているかも知れませんね。
安心してください。
チワワに生肉を食べさせてももちろん大丈夫ですよ。
ただし、注意点が一つあります。
それは、その辺のスーパーで買ってきた、人間用の生肉はNGということです。
チワワにあげる場合は、必ず「ペット用生肉」を与えるようにしてください。
何故人間用がダメかと言えば、人間が食べる生肉は当然、加熱して調理を行った上で食べることが大前提として販売されているから、一応検査されていても甘いケースが多いのです。
人間用の生肉を与えて怖いのが、「トキソプラズマ」というが寄生虫が付着している可能性があるからです。
チワワがトキソプラズマに感染すれば食中毒を起こして、発熱や嘔吐、下痢を起こしてしまいます。
なお、重篤化すると呼吸困難などにもなってしまうので要注意です。
ペット用生肉であれば、ワンちゃんの安心のために殺菌処理がきちんとされています。
さらに、脂肪分が少なくされているメリットもあります。
ペット用生肉がおすすめですが、万一スーパーの生肉を与えているケースでは、48時間以上マイナス20℃の冷凍庫で冷凍してください。
これで一応寄生虫は死滅します。
でも人間用は、脂肪分が多いと知っておきましょう。
それでは、生肉のメリット・デメリットを徹底検証していきましょう。
デメリット
「保存が困難」
生肉は鮮度が命。
鮮度を保つための保存がとても大変です。
もちろん常温放置はNG、当然ですがすぐに腐ってしまいます。
冷蔵保存が最低条件ですが、長期間保存するなら冷凍保存となります。
・冷蔵保存:3~4日以内に消費。
・冷凍保存:解凍後すぐ消費。賞味期限は約半年。
上記消費日数はあくまで目安です。
少しでも早く食べるに越したことはありません。
鮮度の良い生肉だと、チワワへの毛並み効果もバツグンです。
なお、冷凍保存するケースでは、大きな塊のブロック状の状態で一度冷凍してしまうと後が大変です。
使う分だけ毎回解凍するのは困難なため、必ず、小分けにされた犬用の生肉を使い、その都度適量を使えるようにするのがおすすめです。
「細菌や寄生虫の食中毒注意!」
生肉からの細菌や寄生虫の食中毒に注意しましょう。
食中毒に関してはまず保存や管理方法に十分注意を払うべきです。
うっかり夏の炎天下状態で、生肉を1~2時間放置しようものならアッという間におじゃんです。
また、知り合いの猟師さんから、鹿や猪の肉をもらったりしたケースは要注意。
このようなケースでは、畜場での検査がされていないため、生肉で食することは危険なのでやめておきましょう。
「トキソプラズマ症」
トキソプラズマという寄生虫により起こる感染症。
通常体力がある状態であれば、感染してもほぼ症状がでないとされています。
しかし、免疫力が下がっている状態だと要注意です。
この様に気づかないことが多いのですが、実は全世界の人の1/3以上が感染していると言われているのです。
主な症状は、発熱、嘔吐、下痢。
「カンピロバクター」
1982年に人の食中毒菌に指定されました。
家畜の腸や生殖器に感染する細菌で、潜伏期間が2~5日と比較的長いので注意を要します。
また、室温では長生きできませんが、低温を好むため、冷蔵庫に入れておくとかえって長生きしてしまいます。
症状は、サルモネラ症よりも軽いことが多いとされますが、胃腸炎を引き起こし、下痢、腹痛、嘔吐などが主な症状です。
「サルモネラ菌」
自然界に広く生息するよく知られる菌で、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉から感染します。
あと、卵からの感染も多いです。
少量のサルモネラ菌でも食中毒を発症するパワーがあり、乾燥に強いのが特徴。
主な症状は、腹痛、下痢、嘔吐、悪寒などです。
「コストが高い」
新鮮な生肉はやはり値段が悩みの種。
ただし、毎日与えたりするのはNGであり、生肉のみを与えずドライフードにトッピングしてあげれば、チワワのような小型犬ならば、ある程度の許容範囲の出費で収まるでしょう。
しかし、大型犬だと少し大変でしょうね。
「栄養面の問題」
生肉は、チワワたちワンちゃんにとっては理想のご飯です。
でも、生肉だけを食べていたのでは、栄養面に偏りが生じてきます。
当然ですが、総合栄養食であるドライフードに混ぜて、トッピングする形で与えるようにしてください。
理想のバランスイメージの目安は、ドッグフード:生肉=8:2。
こんな割合が、栄養の隔たりも解消できておすすめです。
「形状に注意」
生肉の脂肪分や骨は取り除きましょう。
骨はカルシウムやリンの補給に有効で、軟骨程度の大きさなら大丈夫そうですが、骨を丸のみして腸で詰まったり、かみ砕いて裂けて尖った骨が、内臓に突き刺ささり、消化器官を傷つける危険があります。
どうしても骨にこだわるならば、ペット用の生肉だと骨を砕いた商品もありますよ。
なおチワワに与えるケースでは骨はNG。
歯も小さく噛む力も弱いので、なかなかかみ砕けません。
また、ワンちゃんの特徴は丸のみなので、喉や腸に詰まれば大変です。
参考記事:「チワワがご飯と違う異物を誤飲!知っておくべき役立つ応急処置法」
また、チワワに生肉を与える場合、必ず塊のまま与えずに細かく刻んであげましょう。
「与えすぎに注意!」
生肉で注意すべき点が、脂肪とカロリーです。
生肉を与えすぎてしまうと、あっという間におデブになって肥満犬になります。
それだけに留まらず、膵炎になってしまう危険もあるので要注意です。
さらに生肉の味に慣れてしまうと、メインのドッグフードを食べてくれなくなる可能性もあります。
「ペットホテルで不対応」
生肉中心の食生活にしてしまうと、飼い主さんが長期間不在になるケースで、ペットホテルに預けたり、人に預けるケースで対応面で困ってしまう場合があります。
愛犬のご飯に対して、通常ペットホテルなどでは、手作り食となるような生肉などを使った手間のかかる対応はしてくれません。
メリット
「生肉が含む栄養素」
総合的な栄養は、バランスよく計算されて作られているドッグフード一番です。
しかしドッグフードは加熱処理を行うため、食物酵素が含まれないのが弱点です。
それを補ってくれるのが、生肉に含まれる食物酵素や乳酸菌であり、最大メリットの一つでしょう。
また、タンパク質が豊富で、様々な組織作りに役立ち、ビタミンやミネラルが豊富なのも特徴です。
生肉をチワワに食べさせると、よく毛並みや肌質がよくなったといわれます。
「歯が綺麗になる」
チワワに生肉を食べさせると、歯が綺麗になるというおまけが付いてきます。
なかなか愛犬の歯磨きって難しいものです。
ドッグフードをチワワが食べていると、どうしても歯垢が付きやすくなります。
その結果、歯石となり歯周病へと進化してしまいます。
ところが生肉を噛むことで、歯垢が付きにくくなり、歯が綺麗になりやすいのです。
また、口臭も減ってくれますよ。
さらに、生肉の酵素が口腔内の環境を整えてくれるため、一層虫歯や歯周病予防につながります。
「アレルギー改善効果」
チワワに一定のドッグフードのみ食べさせていると、そのメイン食材に対して、アレルギーになる可能性が高まってきます。
これを改善する方法が、他の色々な種類の食べたことのないタンパク源を取ることであり、それを新奇タンパクと呼びます。
このため、馬、鹿、羊、豚、鴨なんて具合にいろんな生肉を、フードと一緒に食べれば、食物アレルギーを起こしにくくできるのです。
「生肉の食物酵素の効果」
生肉に含まれる食物酵素は次の通りいろいろな効果を発揮してくれます。
・チワワの免疫力が上がる。
・新陳代謝が良くなる。
・骨や筋肉が丈夫になる。
・体臭や口臭が臭わなくなる。
・皮膚や被毛のツヤや質が良くなる。
生肉の食物酵素の効果はいろいろあって嬉しい限りです。
ドッグフードに含まれない、食物酵素の効果だけに生肉の最高の魅力といえそうです。
骨折とかすぐしがちなチワワだと、筋肉の付きがよくなるのも嬉しいですね。
関節炎も軽減できますよ。
「ウンチの量が減り質が変わる」
チワワに生肉を与えることで、その分カロリーを考えフードの量を減らします。
もしも今までのドッグフードが、穀物がメインのようなかさ増し目的の繊維質が多いものだと、目立ってウンチの量が減りだします。
それは今まで穀物が、消化吸収されずにそのまま多くがウンチとして排出されていたのが、消化の良い生肉となったことと、フードの量も減ったため、てき面にウンチの量が減少するのです。
そしてまた、フードのみ食べていた時よりも、便臭も臭くなくなるといいます。
「ダイエット効果がある」
人間には、食物酵素のチカラで痩せる、ローフードダイエット法というのがあり、結構話題になっています。
これは、生の野菜や果物を食べる。
また、食物酵素のメリットを活かしてダイエットするために、48℃以下で調理するというダイエット方法です。
チワワが生肉を食べることが、まさしくこれと同様の食物酵素を摂ることとなり、ダイエット効果も生じるのです。
チワワにおすすめのペット用生肉
チワワをはじめとする愛犬たちにとって、生肉がとても有効なことが分かりました。
このように、抜群の効果があるために生肉は人気であり、現在通販でいくらでも出回っていますが、その中でも人気の一押し商品が「馬肉パラパラミンチ」です。
馬肉パラパラミンチは、熊本県の馬刺し専門店が製造して販売しており、累計販売数が100万食を突破している大人気商品です。
馬肉に特化した人気のプレミアムフードの「【馬肉自然づくり】」と、同じ販売会社であるから安心で品質は保証済です。
生肉の馬肉ならではの次の効果があります。
・牛や豚の2倍以上の高タンパク。
・低脂肪&低カロリー。
牛の約1/5の脂肪分。牛や豚の1/2のカロリー。ダイエット効果バツグン!
・高カルシウム&高ビタミン。
牛や豚の3~4倍。
・鉄分。
これまた牛や豚の3~4倍。
・グルコーゲンは他の食肉の2倍以上。
・健康維持に欠かせない「必須脂肪酸」を豊富に含みます。
是非あなたのチワワにも一度、犬用生肉を食べさせてあげましょう。
あなたは馬刺し食べたことがありますか?
はっきり言って「うまい!」です。
生肉の魅力は病みつきになりますよ。
ユッケって活力でますよね?
あなたも生肉食べれば実感するでしょうが、やっぱ肉を焼いてフレークしたのと生肉ではもらえる活力が違います。
ポパイにほうれん草ってところでしょうか?
今の時代なら、ドラゴンボールの「センズ」でしょうかね。
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