チワワに与えるドッグフードは?モグワンとピッコロの違いを徹底比較

2019年3月12日

少しでもチワワに適した良質なドッグフードを食べさせてあげたいとの趣旨のもと、今回はどちらも無添加のグレインフリーで良質な最高級のプレミアムフードである、「モグワン」「ピッコロ」を徹底比較してみました。

どちらも全犬種に対応しているドッグフードですが、ピッコロは特にシニア犬向きにラインナップを組んでいるところが大きな特徴となっています。

モグワンとピッコロの特徴をピックアップして比較しています。

また、それぞれのフードのメリットデメリットを一目で分かりやすく比較紹介。

愛犬の悩み解決に向いており、あなたのこだわりに合ったドッグフード選びの参考に役立ててください。

モグワンとピッコロの特徴比較

モグワン ピッコロ
原産国 イギリス イギリス
開発会社 式会社レティシアン シンプリー社
主原料 チキン&サーモン56%

チキン生肉21%

生サーモン12%

乾燥チキン12%

乾燥サーモン7%

チキングレイビー2%

サーモンオイル2%

チキン&サーモン70%

骨抜きチキン生肉(31%)

骨抜き生サーモン(20%)

乾燥チキン(13%)

乾燥サーモン(6%)

内容量 1.8kg 1.5kg
穀物の使用 穀物不使用のグレインフリー 穀物不使用のグレインフリー
添加物 保存料・着色料・合成酸化防止剤不使用(天然成分の酸化防止) 保存料・着色料・合成酸化防止剤不使用(天然成分の酸化防止)
ライフステージ 全犬種・全年齢対応 全犬種・全年齢対応

7歳以上のシニア犬向け

コスパ 安い 少し高い
特徴 ・食いつきにこだわり

・自由なトッピング

・野菜や果物、ハーブたっぷり

・高タンパク質、低脂肪&低カロリー

・シニア犬向け

・関節サポート成分たっぷり

原材料の違いを比較

「モグワンドッグフードの原材料」
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
「ピッコロドッグフードの原材料」
骨抜きチキン生肉(31%)、骨抜き生サーモン(20%)乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)乾燥全卵(2.5%)チキングレイビー(2%)、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン硫酸、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

 

「動物タンパク質」

モグワン、ピッコロともメイン食材は同じチキンとサーモン。

モグワン56%、ピッコロ70%とどちらも50%を超えています。

特にピッコロの動物タンパク質70%というのは驚異的ですね。

肉食のワンちゃんにとって動物タンパク質は一番大事な栄養源となり、筋肉や血、皮膚などを作るもとであり、不可欠な栄養素なため文句無しの含有量です。

「添加物比較」

モグワン、ピッコロともに、着色料や香料、保存料といった人工添加物は一切使用されておらずナチュラルな胃腸に負担をかけない安心・安全なドッグフードです。

どちらも酸化防止として、天然成分のミックストコフェロールを使用。

栄養成分比較

栄養成分  モグワン ピッコロ
粗タンパク質 28% 32%
脂質 12% 15%
粗灰分 8% 9%
粗繊維 3% 3%
水分 8% 8%
オメガ6脂肪酸 1.63% 2.50%
オメガ3脂肪酸 1.29% 0.80%
エネルギー(100g) 344kcal 355kcal
グルコサミン 非公開 1,780mg/kg
コンドロイチン 非公開 1,250mg/kg
MSM(メチルスルフォニルメタン) 非公開 不明

成分比較の2つのポイント

「ポイント1:タンパク質」

モグワン ピッコロ
タンパク質 28.00% 34.00%

一つ目の注目ポイントがタンパク質。

モグワンとピッコロのタンパク質量を比較するとかなり大きな違いがあり、これは大きな特徴の異なりとなります。

ピッコロはシニア犬向きドッグフードの位置付けにウエイトを置いているだけあり、タンパク質を多く使用することで、衰えつつある老犬の筋肉維持のサポートに力を入れているわけです。

タンパク質は、筋肉を作るためには欠かすことができない最も重要な栄養素です。

加齢により高齢犬になりだすと、だんだん散歩にも生きたがらなくなりだし、間違いない運動量は元気な成犬よりも減少します。

そのため、どうしても筋肉は徐々に落ちてしまいます。

そこでピッコロは、タンパク質を増加させて少しでもシニア犬の筋肉が衰えるのを防ごうとの工夫がされているのです。

「ポイント2:炭水化物」

モグワン ピッコロ
炭水化物 41.00% 31.00%

一つ目の注目ポイントが炭水化物。

炭水化物の含有量もかなり差が生じています。

ピッコロのほうが、炭水化物の量がかなり少なくなっています。

これもまたシニア犬への配慮です。

オオカミを祖先に持つワンちゃんは本来肉食であり、炭水化物や穀物の消化が苦手なのです。

だからピッコロは、炭水化物の量を少なく抑えることで、内臓が衰えてくるシニア犬の消化器官に負担をかけないように配慮しています。

すべてがシニア犬のことを考えた配合となっているのです。

「オメガ6&オメガ3」

モグワン

オメガ6脂肪酸    1.63%
オメガ3脂肪酸    1.29%

ピッコロ

オメガ6脂肪酸    2.50%
オメガ3脂肪酸    0.80%

モグワンとピッコロのオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の数値を比較すると、非常にバランスがいいのがモグワン。

オメガ3脂肪酸にはEPAとDHA。

オメガ6脂肪酸にはガンマ‐リノレン酸とアラキドン酸。

このように有効成分が含まれますが、実は2つのバランスが良くなければ効果が上がりにくいのです。

通常摂取しやすいオメガ6が過剰で、オメガ3が不足するパターンで含まれことが多いのです。

その意味からいえば、モグワンの方が望ましい形で含まれています。

「関節ケア成分」

モグワン、ピッコロともに、関節ケア成分であるグルコサミン・コンドロイチン・MSM(メチルスルフォニルメタン)が含まれています。

モグワンは数値非公開ともになっています。

問い合わせてみたところ、数値は公開できないが、カナガンより多く含んでいるとの返事でした。

そしてシニア犬向けのピッコロにはそれ以上の量が含まれているそうです

どちらも十分たっぷりな量が配合されているといえます。

>>モグワンの成分を詳しく見てみる
>>ピッコロの成分を詳しく見てみる

価格とコスパを徹底比較!

モグワン ピッコロ
通常価格 3,960円(1.8kg) 3,960円(1.5kg)
1kgあたりの価格 2,200円 2,640円
最安値 3,168円(1.8kg) 3,168円(1.5kg)

モグワンとピッコロは、どちらも通常価格は3960円。

しかし容量が、モグワンの方が300g多い分、コスパはモグワンの方が良くなります。

なお定期購入で、6袋以上のまとめ買いをすれば、通常価格の20OFFで最安値の3,168円となります。

モグワンを一番安く買える公式サイトはこちら
ピッコロを一番安く買える公式サイトはこちら

モグワンドックフードをおすすめしたい人

・グレインフリー&ヒューマングレードを望む。
・ドッグフードの食いつきを改善したい。
・アレルギーが気になる。
・手作り食に近い安心で安全なドックフード。
・愛犬がシニア犬。
・室内犬で運動量が少ない。
・避妊、去勢手術後の肥満が心配。
・肥満気味でダイエットしたい。
・涙やけが気になる。
・関節炎対策でMSM配合を望む。
・抗酸化作用で健康維持を図りたい。

さらにモグワンの魅力を知りたい、また、実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。

モグワンとピッコロどっちがすすめ

どちらも全年齢対応となっていますが、ピッコロがシニア犬向けドッグフードであることは間違いありません。

若いうちはモグワンを食べさせ、7歳以上のシニア期に入ってきたならば、ピッコロに切り変えてあげるのが一番自然だといえそうです。

ピッコロドックフードをおすすめしたい人

・シニア犬向きのドッグフードを探している。
・高タンパク質で、低脂肪&低カロリーを望む。
・関節ケア成分を大量に含んでいる。
・とにかく高い動物タンパク質を望む。
・ダイエット食として与えたい。
・老犬の食いつきをよくしたい。

さらにピッコロの魅力を詳しく知りたい飼い主のみなさんは、「ピッコロ感想&解説」からチェックしてみましょう。