ZEN国産ドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

ZENドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ZENドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。 2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。 3.愛犬にZENを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ZEN」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にZENを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

ZEN(ゼン)は、主原料は必ず国産原料を使用し、他の原料についても出来る限り国産にこだわり、全原料の90%以上に厳選された国内産食材を使ったプレミアムドッグフードです。

なお、中国産原料は不使用としています。

新鮮な鹿や猪の生肉や生魚、厳選した農作物を使い、低温でじっくり調理することで、食べ物本来のおいしさを残し、栄養をできるかぎり壊さずに作ることを信念としています。

ZENというネーミングは、日本らしくてわかりやすくGOODですね!

ZENドッグフードの種類

以下の通り5つのラインナップがあります。

1.ZEN プレミアム ドッグ グレインフリー フィッシュ

主原料に新鮮な国産の白身魚(タラ)を贅沢に使用した穀物不使用の国産ドッグフードです。

60%以上の豊富な動物性タンパク質源(白身魚、クリル)を使用。

食物アレルギーに配慮した原材料を使用した総合栄養食で全年齢対応です。

白身魚は、消化性に優れた良質な動物性タンパク源で、赤ちゃんの離乳食にもよく使用されるほどです。

超小型犬でも食べやすい直径約7mm程度の小粒タイプです。

代謝エネルギーは335 kcal/100g。

2.ZEN プレミアム ドッグ グレインフリー ワイルド ボア

主原料に日本国内で捕れた新鮮な野生の猪肉を贅沢に使用した穀物不使用のドッグフードです。

60%以上の豊富な動物性タンパク質源(猪肉、クリル)を使用。

食物アレルギーに配慮した原材料を使用した総合栄養食で全年齢対応です。

猪は野生動物のため、抗生物質やホルモン剤の残留リスクがなく、体内に残留していません。

このため、アレルギーを引き起こしにくい安全性の高い食材であり、安心して愛犬に与えることができます。

さらに、ZENに使用されている猪肉は、保健所より食肉処理業の営業許可を受けた食肉工場で衛生的に処理されており、品質基準が保たれ安全です。

また、国内製造により、猪肉の安定供給が可能になりました。

小粒タイプです。

代謝エネルギーは354 kcal/100g。

3.ZEN プレミアム ドッグ グレインフリー ベニソン

主原料に日本国内で捕れた新鮮な野生の鹿肉を贅沢に使用した穀物不使用のドッグフードです。

60%以上の豊富な動物性タンパク質源(鹿肉、クリル)を使用。

食物アレルギーに配慮した原材料を使用した総合栄養食で全年齢対応です。

野生の鹿も前述した猪同様の効果がある食材であり、衛生管理も同様です。

小粒タイプです。

代謝エネルギーは341 kcal/100g.

4.ZEN プレミアム ドッグ ワイルド ボア アダルト&シニア

成犬、シニア犬対応のため、シニアになるにつれて機能が衰え始める各臓器に配慮し、ミネラル量を調整しています。

また、50%以上の動物性タンパク質源(猪肉、クリル)を使用し、グレインフリーのワイルドボアよりも低タンパク&高脂質としています。

さらに、グレインフリーワイルドボアと比較して、ナトリウム約60%オフ、カルシウム及びリン約35%オフ、カリウム30%オフとしています。

小粒タイプです。

代謝エネルギーは369 kcal/100g。

5.ZEN プレミアム ドッグ ベニソン アダルト&シニア

成犬、シニア犬対応のため、シニアになるにつれて機能が衰え始める各臓器に配慮し、ミネラル量を調整しています。

また、50%以上の動物性タンパク質源(鹿肉、クリル)を使用し、グレインフリーのベニソンよりも低タンパク&高脂質としています。

さらに、グレインフリーベニソンと比較して、ナトリウム約60%オフ、カルシウム及びリン約35%オフ、カリウム40%オフとしています。

小粒タイプです。

代謝エネルギーは377 kcal/100g。

「グレインフリー」と「アダルト&シニア」の違い

グレインフリーとアダルト&シニアの違いは、主に炭水化物の種類と動物性タンパク質の含有量といえます。

グレインフリーにはあずきと乾燥芋類が使われており、アダルト&シニアはあずきとアルファ化米粉(グルテンフリー)とが使われています。

そして動物性タンパク質の含有量においては、グレインフリーが60%以上、アダルト&シニアは50%以上との差が生じています。

今回は上記5つのラインナップの中から「グレインフリーベニソン」をメインとして紹介していきます。

ZEN(グレインフリーベニソン)の基本情報

原産国            日本
価格             2,680円(700g)税抜き
               14,540円(4kg(1kg×4))税抜き
               28,170円(8kg(1kg×8))税抜き
メイン食材          鹿生肉
グレインフリー        ○
人工着色料・人工添加物    ○(クエン酸、ローズマリー抽出物)
ヒューマングレード      ○
販売会社           有限会社UGペット
住所             神奈川県川崎市多摩区登戸1092
電話番号           044-931-4646

ZENドッグフードの品質

「ZEN グレインフリーベニソンの原材料」
日本鹿生肉、あずき、乾燥さつまいも、乾燥じゃがいも、クリル、アルファ化でん粉、えごま粉、りんご、ココナッツオイル、魚油、乾燥酵母、黒ごま粉、オリゴ糖、ブルーベリー、えのき、カシス、難消化性デキストリン、サイリウム、リモナイト、亜麻仁油、オリーブオイル、乾燥ごぼう、純りんご酢、柑橘果皮粉末、乳酸菌生成抽出物、海藻粉末、ガーリック粉、パセリ、タイム粉、ターメリック粉、緑茶カテキン抽出物、ビタミンP(ヘスペリジン)、グレープシード抽出物、フェルラ酸、ミルクペプチド、ショウガ抽出物、カンゾウ抽出物、エンジュ抽出物(ルチン)、マリーゴールド抽出物(ルテイン含有)、有胞子性乳酸菌/アミノ酸類(タウリン)、ミネラル類(焼成カルシウム、亜鉛酵母、塩、銅酵母、マンガン酵母)、ビタミン類(C、E、B3、B5、B1、B6、B2、A、B9、D、B12)、酸化防止剤(クエン酸、ローズマリー抽出物)

「ZEN グレインフリーベニソン成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質         27.5 %以上
粗脂肪            7.5 %以上
粗繊維            5.0 %以下
水分             12.0 %以下
ナトリウム          0.3 %
カルシウム          0.9 %
リン             0.8 %
カリウム           0.9 %
オメガ3脂肪酸         1.5 %

ZENドッグフードおすすめポイント

「機能性原料を配合」

ZENプレミアムは、各臓器の健康維持に配慮した機能性原料を配合しています。

これはワンちゃんの「健康寿命を支える」という明白なこだわりを目指すものであり、単純に添加物の栄養として加えるのではなく、あくまで自然食材から摂取することをコンセプトとしてこ

だわり、それらの成分を豊富に含む食材を加えています。

・免疫力の維持
免疫維持に配慮して、乾燥酵母、えのき、ニンニク、カンゾウ抽出物、エンジュ抽出物(ルチン)を配合。

・胃腸を整える
胃腸内の健康に配慮し、オリゴ糖や乳酸菌生成エキス、有胞子性乳酸菌を配合して、腸内フローラのバランスを整えます。

・皮膚の健康に配慮
皮膚の健康に配慮して、DHAやEPAを含むクリルや魚油、α-リノレン酸を含むえごま、ラウリン酸を含むココナッツオイルを配合。

・関節に配慮
関節の健康に配慮して、プロアントシアニジン(ポリフェノールの一種)を含むグレープシードエキスを配合。

・便臭に配慮
消化過程で発生する硫化水素とアンモニアを吸着し、便臭を抑制するために、便臭抑制効果があるリモナイトを配合。

・脳に配慮
脳機能の健康に配慮して、天然のポリフェノールの一種であるフェルラ酸を配合。

・腎臓に配慮
腎臓の健康に配慮して、消化性に優れた動物性たん白質やサポニンを含むあずきを使用し、EPAを含む魚油を配合。

「日本産鹿生肉」

北海道のエゾシカをはじめとして、国内の野生の鹿肉を使用しています。
鹿肉は高タンパク質・低アレルギーで栄養価も牛肉や豚肉よりも高く、低アレルゲン食材のため、食物アレルギー対策にも向いています。

「クリル」

クルルは高タンパク食材であり、DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸と、ワンちゃんの体内では作り出すことはできない、血液をサラサラにしてキレイにしてくれて、健康維持にとっては必要不可欠なアスタキサンチンを豊富に含んでいます。

ZENドッグフードの気になる点

「脂質が低い」

グレインフリーベニソンの成分値をチェックしてみると、粗脂肪は7.5%以上となっています。

これは、AAFCO(米国飼料検査官協会)栄養基準に基づく成分値をみれば、脂肪の幼犬の最低基準は8.5以上であり、残念ながら満たしていません。

理想的とされるドッグフードに含まれる脂質は、12~17%とされています。

低脂肪フードが望まれがちですが、脂肪は体を動かすために必要であり、低すぎるとエネルギー源の不足を招いてしまい、体の動きが鈍くなり体力不足となってしまいます。

また、毛艶が悪くなり、皮膚病の恐れが生じます。

もう少し脂質が必要と言えます。

「水分量に注意」

グレインフリーベニソンの水分量は12.0%以下であり、水分量が多いのが特徴と言えます。

一般的な多くのフードでは、10%以下が標準となっています。

これは水分が多いとカビなどが生えやすく、非常に痛みやすくなるためです。

したがって、グレインフリーベニソンは、保管に注意を払う必要があります。

特に夏場などは要注意となります。

「塩」

ZENには塩が含まれています。

塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

ZENに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。

ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。

フードは毎日摂取するご飯のため、長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。

塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。

そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。

犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。

そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。

この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。

「ガーリック粉」

にんにくは玉ねぎと同じ「ユリ科ネギ属」であり、「アリルプロピルジスルフィド」という成分を含み、赤血球を溶かし貧血を招くリスクがあります。

ただし、ガーリック(にんにく)は、スコルジニンを始めとした有効成分を多く含み、愛犬が元気がない時に与える飼い主さんも見えるほどで、にんにくのサプリも販売されています。

このため、適量であれば問題がないともいわれています。

しかし、犬に対して有害となる成分を含んでいることは事実であり、ワンちゃんの体質や体重などの個体差によっても許容量は異なります。

仮に有益な働きが見込める食材であっても、同時に少しでも有毒な成分を含むケースでは、与えるべきではないと考えられます。

「ミネラルの数値」

ZENにミネラルの数値の記載がないのも気になるところです。

最も、ミネラルの数値は公表する義務はない項目です。

それでも多くのドッグフードで数値の記載が行われているのは、その値を気にする飼い主が多いためです。

特にマグネシウムやカルシウムなどの数値は、絶対記載してもらいたいと言えます。

ワンちゃんがよくなる尿路結石にも直結する項目です。

チワワのように、骨の弱い犬種には特に気になります。

「値段」

ZENは決して安いフードではありません。

700gで2,680円なので、1kgでは、3,828円となります。

国産フードの中でも高額といえます。

確かに鹿肉は高級素材なわけです。

常食として継続するには、少し悩んでしまう価格といえるでしょう。

このため、他のフードとミックスしたり、ローテーションの一つとしたり、おやつとして与えるなど工夫がいりそうですね。

ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると思えます。

つまり、安くても高くても困ってしまうのです。

安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いです。

添加物が大量に含まれ、粗悪な原材料を疑ってしまいます。

良質な原材料を使用すれば、価格が上がりますが、あまりにも高いケースでは、適正価格かどうか疑念が湧いてしまいます。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「ZENの悪い口コミ」

シーズー

(メス)

いいフードだとは思っていますが、うちの子はお腹を壊してしまいました。
そのくせガツガツ食べてます。
食べっぷりがいいので、何回か与えそのたび下痢気味になってたので、完全に相性が悪いみたいです。

秋田犬

(メス)

大食いなので、値段が気になってしまいます。
与え方は工夫していますが、常食にはできません。

トイプードル

(メス)

合わなくて目やにがひどくなってしまいました。
元のフードに戻したら治りました。

ボストンテリア

(オス)

非常に細かいことを言いますが、フードを与えていき、最後になると袋の底にかなり粉状の崩れたフードが残ります。
ちょっと柔らかいのでしょうかね?

「ZENの良い口コミ」

パピヨン

(オス)

便の形が良くなりました。
食いつきも良く満足。
袋を開けると飛んできます。

ミニチュアダックスフンド

(オス)

シニア犬になり食欲も落ちてきたと感じていたのですが、ZENに変えてまた食欲が復活してきました。
高品質の生肉はやはり違いますね。
値段が厳しいけど続けてみます。

チワワ

(メス)

肝機能の再検査でかなり数値が良くなりました。
老犬なのであきらめモードだったのですが、ベニソンアダルト&シニアのおかげです。
ZENに変えて、食いつきはよくなったと感じてはいたのですが、ビックリです。

トイプードル

(メス)

お腹の弱い子でよく下痢をします。
最近血便が出てビックリ、病院に連れて行きましたが病気とかではないとの診断でした。
その後フードをZENに変えたところ、あれほどよくしていた下痢が収まりました。
確かに前のフードは少し安めで品質が気になっていたのですが、やはりそれよりZENが凄いのでしょうね。
血便が出たおかげで、思い切ってZENに変えられました。

 

「口コミ感想まとめ」

目やにがひどくなったという声が、ちらほら見られ気になりました。

個体差が生じるのは当然ですが、合わないケースでは、続けるのは止めてください。

どんな優れた原料を使ったフードとでも相性があります。

他に良いフードも一杯あります。

あと悪い口コミの大半が価格が高いことです。

特にベニソンは、高級食材で値がはります。

これは他のベニソンを使ったフードも同様です。

どうしても原料にこだわったプレミアムフードは価格が高くなります。

でも、家族の一員といえる愛犬の健康を買っていると思えば、ある程度は納得できますよ。

安い問題のフードを与え、病気になられた方が高くついたりもします。

良い口コミは、食いつきが良いことをみなさんあげています。

さすが原料にこだわるだけのことがあるわけです。

その他、便が良くなった、毛並みが改善された、アレルギーが出なくなった、肝機能の数値が改善されたなど、嬉しい声がたくさんあります。

これらの嬉しい声は、副産物や余計な添加物が一切入っておらず、特に国産にこだわった産地をしっかり公開する厳選食材を使った優秀なドッグフードである証拠といえますね。

こんな人たちにZENはオススメ!

・国産素材にこだわる。
・食いつきがいいフードを求めている。
・ヒューマングレードを望む。
・お腹が弱くすぐ下痢をしてしまう
・毛並みが悪く、涙やけに悩んでいる
・アレルギーで困っている