ウェルケアドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

ウェルケアドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ウェルケアドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にウェルケアを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

 

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ウェルケア」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にウェルケアを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

 

ウェルケアは、国産の無添加ドッグフードで、イースター株式会社が販売する「犬種別シリーズ」と「食物アレルギー対応シリーズ」の2つのラインナップに分かれています。

犬種別のラインナップは全16種類もあり、ロイヤルカナン22種類、プロマネージ8種類などと肩を並べ、その豊富さではトップクラスといえます。

ただし成分チェックをしてみると、多少の違いはあるものの、犬種ごとにさほど大きな違いがあるわけではなく、その犬種にとって画期的な効果があるというほどではありません。

工夫点といえば、犬種サイズによる粒の大きさの違いなどの食べやすさの方が目立ちます。

また、食物アレルギー対応シリーズの方に目を向けると、単一タンパク源に絞って食物アレルギー対策に対応している点は評価できます。

しかし、肝心の原料自体に好ましくない食材が目立ち、ワンちゃんが消化を苦手とする炭水化物が満載で、小麦やコーングルテンミールなどの犬に適していない穀物も多く使用されています。

また、油には一番危険とされる動物性油脂が使われており、この内容で食物アレルギー対策フードと銘打っているのは、正直少しおこがましいと感じてしまいますね。

ただし、人工添加物は使われていません。

価格は安価なフードとなっていますが、その分粗悪な原材料も多く含まれているという類のドッグフードといえます。

今回はアレルゲンコントロールオールステージ「フィッシュ&ポテト」をメインとして紹介していきます。

 

 

ウェルケアドッグフードアレルゲンコントロールオールステージ「フィッシュ&ポテト」の基本情報

原産国     日本

メイン食材   フィッシュミール

価格      1.5kg :1,497円

        3kg :2,302円

対応年齢    全年齢対応

賞味期限    開封前:製造から18ヶ月 開封後:1ヶ月半

販売会社    イースター株式会社

住所      兵庫県たつの市誉田町福田726

電話番号    0791-63-2323

 

ウェルケアドッグフードの品質

「ウェルケアドッグフードアレルゲンコントロールオールステージ「フィッシュ&ポテト」の原材料」
フィッシュミール、米糠、米粉、ポテトプロテイン、ポテトパルプ、タピオカ澱粉、動物性油脂、ビール酵母、ビートパルプ、緑茶粉末、ブドウ糖、植物性油脂、精製魚油(DHA・EPA源)、酵母エキス、植物抽出発酵エキス、オリゴ糖、酵母抽出物(ヌクレオチド源)、酵母細胞壁(β-グルカン源)、月見草オイル(リノール酸、γ-リノレン酸源)、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類(食塩、塩化カリウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、香料(ローストガーリックオイル)、ビタミン類(コリン、E、C、A、パントテン酸、B2、B12、ビオチン、D3)

 

「ウェルケアドッグフードアレルゲンコントロールオールステージ「フィッシュ&ポテト」成分分析値」

成分             含有量

タンパク質           27.0%以上

脂質             11.0%以上

粗繊維            5.0%以下

灰分              8.5%以下

水分                              10.00%以下

カロリー                         360kcal/100g

 



 

ウェルケアドッグフードおすすめポイント

 

「豊富なラインナップ」

ウェルケアドッグフードは、「犬種別シリーズ」と「食物アレルギー対応シリーズ」の2つのラインナップに分かれています。

特に犬種別シリーズは、16種類もの犬種別のフードがあり圧巻です。

 

特に人気の小型犬のフードが勢ぞろいしており、あなたの愛犬の犬種も見つけることができそうですね。

食物アレルギー対応シリーズには、オールステージとシニアステージがあります。

 

「小袋分けされている」

ウェルケアは、500gの小袋の小分け仕様となっており、使い勝手が便利です。

ウェルケアは、人工的な防腐剤が使用されていないため、開封後の賞味期限は1ヶ月半とされ、開封と同時に酸化が始まっていきます。

500gの小袋仕様となっているため、安心して食べ切ることが可能となっています。

持ち運びにも便利で重宝です。

ただし、ジッパーなどが付いているわけではないため、開封した後はしっかりと密閉して保管する必要があります。

 

「リーズナブルな価格」

ウェルケアは、1kgで1.000円程度とリーズナブルな価格となっています。

その分、原材料の品質にしわ寄せがきていますが、価格を落とせばある程度原料に問題が生じるのは当然な理屈です。

要は両者のバランス具合となるわけです。

ウェルケアには、気になる原料も多く含まれていますが、とくに危険な化学合成物質は使われておらず、最後の一線はキープしたフードといえます。

 

ウェルケアドッグフードの気になる点

 

「フィッシュミール」

ウェルケアドッグフードオールステージの「フィッシュ&ポテト」の第一主原料はフィッシュミールです。

フィッシュミールと記載されているだけなので、まったくどのような種類の魚が使われているのか分からず、粗悪な副産物使用が否定できません。

もともと「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。

実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。

ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。

このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。

ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。

世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。

なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。

ちなみに、ウェルケアでは、品質に対して一切言及されておらず、ミール類も副産物となる粗悪な原料が使用されている危険性は高いといえます。

 

「動物性油脂」

ウェルケアにはフードの表面に吹き付けることが多い、動物性油脂が配合されています。

通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。

このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。

ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。

このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。

動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、どのような動物を使用しているかを明確に記載する必要がありますが、ウェルケアには一切の説明がありません。

 

「ビートパルプ」

ウェルケアには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。

ビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いて抽出されるため、その薬品が残留し、ワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。

安価なペットフードの多くは薬品を使用していますが、良質なフードの場合は薬品を使用しません。

圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用するのが優秀なフードです。

ビートパルプそのものは、食物繊維を豊富に含み、決して有害ではないので、きちんとした調理法を行えば安心できます。

このため世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。

ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。

このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。

また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。

このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。

ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。

このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。

なお、ダイエット用のドッグフードに多めに使用される傾向があり、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね。

 

「香料」

ウェルケアには、香料がわざわざ使われています。

本来ドッグフードに香料は必要ありません。

使用目的は、ワンちゃんの嗜好性のアップを目指すためであり、考えようによれば、香料を加えないと嗜好性が今一物足りないフードだとも言えます。

このため、味を誤魔化しているともいえ、当然余分な添加物は加えない方が良いといえます。

 

「塩」

ウェルケアドッグフードは、塩を使用しています。

正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。

犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。

塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

ウェルケアに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。

ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。

当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。

フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。

塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。

この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。

そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。

犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。

そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。

この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。

 

「穀物が多い」

ウェルケアは、アレルゲンが高い穀物である小麦やとうもろこしが多く含まれており気になります。

またさらに、とうもろこしからデンプンを取り除き、安価なドッグフードによく用いられており、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあるコーングルテンも含まれており、ウェルケアに含まれるとうもろこしの量はかなり多いのではないかと懸念します。

この他にも多くの穀物が含まれ、穀物の割合が高すぎるフードだと感じられます。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしウェルケアは、注意すべき穀物である小麦やとうもろこしを大量に含んでおり、なお他の穀物も多く含み心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。



口コミ情報によるメリット・デメリット

 

ウェルケアの口コミは数が少なく、まとめるほどでないので簡単に紹介しておきます。

・食いつきバツグンで美味しそうに食べてくれます。

・リーズナブルでありがたい

・お腹の調子がよくなった

 

「口コミ感想まとめ」

 

口コミ情報がほとんど見つからないので、私の感想を述べておきます。

ウェルケアの特徴の一つが、16種類にも及ぶ犬種別のフードである点です。

確かに自分の愛犬の専用のフードがあれば選びやすく、魅力ではあると思います。

しかし少し前述したように、犬種別のフードの原料を比較して見れば明白ですが、さほど大きな目玉となるような成分の違いは見られません。

違いは犬種のサイズ別の食べやすいさにこだわった、粒の大きさへの違いが目立つ程度です。

このため、犬種別に惹かれて買ってしまわずに、しっかり内容を見極めて欲しいと思います。

ウェルケアは、値段と原料の良さを天秤にかけて判断する種類のフードだと思います。

ワンちゃんの健康維持に問題となる危険な添加物までは含まれていないのでこの点は評価できます。

気になる原料でワンちゃんに下痢やアレルギーなどの症状が出てしまわないかが判断基準となりそうです。

しかし、ワンちゃんの健康維持の一番の分岐点が毎日のご飯となるわけなので、個人的には気になる原料がてんこ盛り過ぎて、オススメはできにくいですね。

 

ボッシュドッグフードの種類

 

「犬種別シリーズ」

・レトリバー専用(オールステージ/シニアステージ)

・柴専用(オールステージ/シニアステージ)

・ミニチュア・シュナウザー専用(オールステージ/シニアステージ)

・フレンチ・ブルドッグ専用(オールステージ/シニアステージ)

・ビーグル専用(オールステージ/シニアステージ)

・パグ専用(オールステージ/シニアステージ)

・ジャック・ラッセル・テリア専用(オールステージ/シニアステージ)

・キャバリア専用(オールステージ/シニアステージ)

・トイ・プードル専用(オールステージ)

・チワワ専用(オールステージ)

・ミニチュア・ダックスフンド専用(オールステージ)

・ヨークシャー・テリア専用(オールステージ)

・シー・ズー専用(オールステージ)

・パピヨン専用(オールステージ)

・ポメラニアン専用(オールステージ)

・マルチーズ専用(オールステージ)

 

「食物アレルギー対応シリーズ」

オールステージ

・ポーク&ポテト アレルゲンコントロール

・フィッシュ&ポテト アレルゲンコントロール

・ビーフ&ポテト アレルゲンコントロール

 

シニアステージ

・ポーク&ポテト アレルゲンコントロール

・フィッシュ&ポテト アレルゲンコントロール

・ビーフ&ポテト アレルゲンコントロール