ビタワンドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

ビタワンドッグフードの感想評価&商品解説

 

「記事の内容構想」
1.ビタワンドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にビタワンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

 

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ビタワン」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にビタワンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

 

ビタワンは、日本ペットフードという日本の会社が製造販売しているドッグフードで、1960年に日本で初めて誕生した国産のドッグフードです。

もうすでに半世紀を超えて約60年の歴史を持つフードがビタワンです。

それだけに馴染みもあり根強い人気を誇り、口コミ評判をチェックすると、かなり評判が良いフードだと感じます。

しかし、実は低コスト路線で進んできたフードであり、原材料的には良い評判の口コミとは裏腹に、残念ながら好ましくない原料がズラリと並ぶドッグフードと言えます。

少し簡単にビタワンの歴史の流れを見てみましょう。

ビタワンの誕生は、1960年(昭和35年)であり、最初は粉状のドッグフードでした。

当時の販売価格は 1kg入りで100円です。

1961年(昭和36年)と1962年(昭和37年)には、ビスケットタイプやペレットタイプが発売され、粉末状よりも使い勝手がよくなり、これがビタワンの原型となりました。

 

1990年(平成2年)に30周年を迎え、VITA-ONE 30周年記念パッケージ商品が発売されました。

1997年(平成9年)には、ビタワンの兄弟商品の「VITA-ONE Ⅱ」が発売されました。

2000年(平成12年)には、ライフステージ別である「VITA-ONE 成長期犬用」、「VITA-ONE シニア期犬用」を発売しています。

2008年(平成20年)には、「愛犬の栄養食 VITA-ONE」からパッケージ表記を「ビタワン」に変更しました。

2010年(平成22年)に50周年を迎え、ブランドシンボルを一新して、長い間、親しまれてきたビタワンのマークを、消費者と視線を合わせるように向きを変え、よりスマートで親しみのあるイメージに変更して現在に至っています。

日本のドッグフードの流れを背負ってきた、象徴的なドッグフードともいえるビタワンを詳しく見ていきましょう。

 

ビタワンの基本情報

原産国       日本

メイン食材     穀類(トウモロコシ等)

価格        624円(2kg)

          1,329円(6.5kg)

対応年齢      全年齢対応

賞味期限      未開封の場合1.5年

販売会社      日本ペットフード株式会社

住所        東京都品川区東品川2丁目2番4号 天王洲ファーストタワー5F

電話番号      03-5479-6400(代表)

 

ビタワンドッグフードの品質

「ビタワンの原材料」
穀類(トウモロコシ、脱脂米糠、コーングルテンフィード、小麦ふすま)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、おから粉末、大豆粉末)、油脂類(動物性油脂、γ-リノレン酸)、ビール酵母(β-グルカン源)、乾燥キャベツ、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、グルコン酸亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、香料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、バチルスサブチルス(活性菌)

 

「ビタワンドッグフード成分分析値」

成分             含有量

タンパク質           20.0%以上

脂質             8.0%以上

粗繊維            4.0%以下

粗灰分            9.0%以下

水分                              10.00%以下

カルシウム                       0.9%以上

リン                              0.8%以上

カロリー                         350kcal/100g

 



 

ビタワンドッグフードおすすめポイント

 

「ほぼ無添加フード」

ビタワンは、合成保存料、着色料、防腐剤といった人工添加物は使用していません。

残念ながら香料は使用しています。

また、酸化防止剤は、天然由来成分であるミックストコフェロール、ローズマリー抽出物を使っているため安心できます。

 

「万全の品質管理」

ビタワンは、ISO9001の認証も受けている静岡にある安全な工場で生産されています。

このため万全の品質管理に基づきフード作りを行っており安心できます。

 

「リーズナブルな価格」

ビタワンは、1kg312円とかなり安価なフードです。

もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。

大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。

 

ビタワンドッグフードの気になる点

 

「メインが穀物」

ビタワンは、メインで穀類が使われているなど、ワンちゃんが苦手な穀類が大量に使用されています。

高アレルゲンであるトウモロコシや大豆なども含まれています。

近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

 

「ミール類」

ビタワンは、チキンミールや牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダーなどミール類を多く含んでいます。

「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。

実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。

ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。

このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。

ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。

世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。

なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。

 

「動物性油脂」

ビタワンにはフードの表面によく吹き付ける動物性油脂が配合されています。

通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。

このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。

ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。

このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。

動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、どのような動物を使用しているかを明確に記載する必要があります。

 

「香料」

ビタワンには香料が含まれています。

香料は通常のケースではドッグフードに香りをつけ、ワンちゃんの食いつきをよくするのを目的として使用されます。

ただし、香料との表記だけでは曖昧であり、何が含まれているのかわかりません。

そのため、粗悪な原材料が使用されている可能性だってありえます。

どのような動物種や植物種などを使っているか判断できないと、食物アレルギーの問題もあり注意が必要となり気になります。

このため、使用した原材料を明記して欲しいところです。

なお、香料を加えないと嗜好性が今一物足りないフードである可能性が高まります。

そのように考えた場合、香料が含まれていないフードの方が良いと判断できます。

 



 

口コミ情報によるメリット・デメリット

「ビタワンの悪い口コミ」

ゴールデン・レトリバー

(オス)

ビタワンにしてから、うんちとオシッコの臭いが強くなって気になります。

穀物が多いフードのためでしょうかね。

 

柴犬

(オス)

嘔吐とした上に下痢になるWパンチです。

有名なフードだと思ったのですが、あらためて原料を見直すと、やはり値段の通り粗悪な感じです。

 

トイプードル

(メス)

食間に何度か黄色い嘔吐物を吐きました。

食いつきもあまりよくなく、いつも完食せずに残しています。

 

「ビタワンの良い口コミ」

パグ

(メス)

値段も安いし美味しそうに食べてくれます。

穀物が多いフードですが、特にお腹の調子が悪くこともありませんね。

 

ミニチュアダックスフンド

(メス)

昔からある有名なビタワンは、ペットショップで見ていても、値段が格安で魅力いっぱいです。

うちの子は、食いつきもよく、満足しています。

 

ヨークシャテリア

(オス)

国産だし、昔からよく名前を聞く有名なフードで安心できます。

美味しそうにバクバク食べてくれていますよ。

 

「口コミ感想まとめ」

ビタワンは、さすがに国産第一号のフードだけあって、その知名度は相当高いといえますね。

口コミ感想をまとめていても、「よく名前を聞くフード」、「昔ながらのビタワン」などと言う調子で根強い人気を誇り、その知名度を信頼している方が多い印象を受けます。

ただし、リーズナブルな価格を保ってきたフードのため、残念ながら原材料はワンちゃんに優しくはなく、かなり気になる粗悪な原料がてんこ盛りです。

口コミ情報でも、下痢になった、吐いたという声がたくさん聞こえてきます。

 

ビタワンドッグフードの種類

 

ドライフード

「ビタワン」

・ビタワン2kg、ビタワン6.5kg、ビタワン7歳以上6kg

 

「ビタワン 5つの健康バランス」

・ビタワン 5つの健康バランス ビーフ味・野菜入り小粒1.2kg

・ビタワン 5つの健康バランス低脂肪 チキン味・野菜・小魚入り小粒1.2kg

・ビタワン 5つの健康バランスビーフ味・野菜入6.5kg

・ビタワン 5つの健康バランス低脂肪 チキン味・野菜・小魚入り6.5kg

・ビタワンミックスビーフ味・野菜入(CVS用)750g

 

ソフトドライフード

「ビタワンふっくらーな」

・ビタワンふっくらーな成犬用2.3kg

・ビタワンふっくらーな低脂肪2.3kg

・ビタワンふっくらーな7歳以上2.3kg

・ビタワンふっくらーな10歳以上2.3kg

・ビタワンふっくらーな13歳以上2.3kg

 

セミモイストフード

「ビタワンもっちりふっくら」

・ビタワンもっちりふっくらチキンビーフ味・野菜入り960g

・ビタワンもっちりふっくらビーフ・小魚・緑黄色野菜入り960g

・ビタワンもっちりふっくら低脂肪ささみ・小魚・緑黄色野菜入り960g

・ビタワンもっちりふっくら8歳以上チキン・野菜入り960g

・ビタワンもっちりふっくら11以上チキン・野菜入り960g

 

「ビタワン君のWソフト」

・ビタワン君のWソフト成犬用ビーフ味・やわらかささみ添え200g

・ビタワン君のWソフト11歳以上ビーフ味・やわらかささみ添え200g

・ビタワン君のWソフトビーフ&チーズ入り330g

・ビタワン君のWソフト低脂肪ささみ&野菜入り330g

 

ウエットフード

「ビタワングー」