犬にオススメなチキン(鶏肉)ドッグフードランキング!正しい選び方
ドッグフードで一番の定番で人気があるのが、チキンをメインとした商品といえます。
ほとんどの人気ドッグフードのラインナップには、必ずチキンをメインとしたフードが含まれています。
チキン好きのワンちゃんが多く、嗜好性が高いという理由と、良質なタンパク質が含まれているのに低脂肪でヘルシーであり、チキンは牛肉や豚肉と比べると消化しやすく、栄養素を吸収しやすいメリットもあります。
また、値段が安く手に入りやすいお肉という点も利点です。
今回は、良質な鶏肉ドッグフードの選び方と、オススメな鶏肉ドッグフードランキングを紹介します。
鶏肉(チキン)の魅力
鶏肉には良質なタンパク質が多く含まれており、必須アミノ酸の一つである「メチオニン」をバランス良く含んでいます。
メチオニンには、肝臓の機能を高めたり、毒素を排出する働きがあるため、肝機能向上の期待が持てます。
さらに、血中コレステロールを抑えてくれる作用もあります。
むね肉や鶏ささみには、ビタミンA豊富であり、じつに含有量は豚肉や牛肉の10倍以上あります。
イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)や、ビタミンB群のひとつであるナイアシンなども含まれており、抗酸化作用があるため、活性酸素の働きを抑制して、疲労の回復を促してくれます。
このように魅力たっぷりの鶏肉ですが、ワンちゃんのアレルゲンにもなりやすい肉でもあるため、注意も必要です。
チキンをベースに使った正しいドッグフードの選び方
「チキンの含有量が多いこと」
単に原材料にチキンが含まれているだけでなく、第一主原料としてチキンを使用しているフードを選んでください。
出来れば明確に、含有量の割合が明確に○%と表示されているフードがおすすめです。
理想は、チキンが50%以上入っているフードといえます。
「チキンの生肉使用」
チキンミールやチキンパウダーなどと明記されるフードの場合、これは粗悪な原料の副産物であり、チキン生肉ではありません。
チキンミールとは、通常であれば食べない捨てられるような鶏の羽根やトサカなどの部位を集めて混ぜ合わせ、粉々にしたものといえます。
それこそどのような部位や肉が使われているか全く判別できません。
このためひょっとすれば、病死や腐敗した鶏の肉が使用されているかも知れません。
もしかすれば、ガン細胞に侵された肉がレンダリングされているかも知れないのです。
したがって、チキンミールなどが使用されるフードでは、少なくとも公式サイトやパッケージなどに、きちんと良質の肉を使い副産物でないことが明記されている必要があります。
このような危険を避けるためにも、チキン生肉と記載された肉を使用するドッグフードを選ぶことが一番です。
「グレインフリー」
先ほどチキン生肉をメイン食材とするフードをオススメしましたが、これは同時にかさ増し目的などで、穀物をメインにしたフードを選ばないことが当てはまります。
できれば、ワンちゃんが消化を苦手とし、さらにアレルゲンとなり易い穀物を含まないグレインフリーフードがおすすめですが、最低でも3大アレルゲンとされる、小麦・とうもろこし・大豆は含まないフードを選んでください。
「無添加フード」
ドッグフードを選ぶ際の必須条件が、無添加フードを選ぶことです。
これは鶏肉ドッグフードを選ぶのに限ったことではありませんが、愛犬の健康維持を考慮した場合必ず注意してあげたいところです。
本来着色料や香料は、ドッグフードには必要ありせん。
さらにBHA、BHTなどの発がん性の恐れがあるような成分を使用したドッグフードは、多分値段が安くて魅力を感じるかも知れませんが、その時点で却下して欲しいと思います。
これらの成分は、見てくれや嗜好性を上げるために使用されることが多く、犬の健康維持を考えた場合マイナス効果しか生じません。
人気のチキンベースのドッグフードの比較一覧
商品名 | チキンの使用量 | 他の動物性タンパク質 | 穀物 | 評価 |
アイムス小粒チキン | チキンミール・不明 | △(家禽ミール) | × | × |
アカナアダルトスモールブリード | 新鮮鶏肉12 % 鶏肉ミール12 % 新鮮鶏内臓 (レバー、ハツ、腎臓)4% | △七面鳥肉ミール12 % | × | ○ |
アディクションカントリーチキン&アプリコットディナー | 鶏肉・不明 | ○ | ○ | ○ |
イティチキン | ミート・不明(チキン、チキン肝臓) | △緑イ貝 | ○ | ○ |
オリジン | 新鮮鶏肉・不明 | △新鮮七面鳥肉 | ○ | ◎ |
カナガン | 骨抜きチキン生肉26% 乾燥チキン25% | ○ | ○ | ◎ |
ギャザー | チキン・不明 | ○ | ○ | ○ |
クプレラエクストリームチキン | 鶏肉・不明 | ○ | ○ | △ |
K9ナチュラルチキン | 鶏肉・不明 | △ホキ(白身魚) | ○ | ○ |
ナチュロル | 新鮮鶏生肉・不明 | ×新鮮牛・馬・魚生肉 | ○ | ○ |
ネイチャーズバラエティインスティンクト オリジナル チキン | チキン・不明 | △ターキーミール | ○ | ○ |
ネルソンズ | 乾燥チキン28% | ○ | ○ | ◎ |
ブッチホワイトレーベル | チキン(生)80% | ○ | × | ○ |
ブッチブルーレーベル | 鶏肉67% | △魚肉25% | × | ○ |
ブッチブラックレーベル | チキン(生)18.5% | ビーフ(生)33%
ラム(生)25% |
× | △ |
プレイアーデンロイヤルバランス | チキン生肉20% | △魚介類 | × | △ |
プラチナムナチュラル | フレッシュチキンミート70% | ○ | × | ○ |
プレイアーデン | チキン・不明 | △魚介類 | × | △ |
モグワン | チキン生肉20% 乾燥チキン11% | △生サーモン11%
乾燥サーモン7% |
○ | ◎ |
ロータスアダルトチキンレシピ | チキン・不明 | △白身魚 | × | ○ |
※他の動物性タンパク質が無い場合○、少量△、メイン使用×
おすすめチキンドッグフードランキング
1位:カナガンドッグフード
オールステージ対応のヒューマングレードドッグフードのため、途中で切り替える必要がなく子犬から老犬まで安心して与えてあげられます。
お肉たっぷりの高タンパク無添加ドッグフードであり、活発な成長期の子犬にも安心です。
メイン食材は平飼いチキンであり、成長ホルモン剤など気になる飼料は使用しておらず安心です。
チキンのみの動物タンパク質を50%以上しっかり使用しています。
欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした工場で作られており、人工保存料・香料・着色料などは一切使用されていません。
ウェットフードも人気があり、柔らく食べやすいため子犬にはこちらもおすすめです。
世界中の愛犬家から支持される、イギリス産ドッグフード『カナガン』
2位:ブッチホワイトレーベル
水分70%というほぼ生肉並みのウェットフードのため、食べやすくお腹にも優しいため、胃腸が弱ったワンちゃんにはおすすめです。
ホワイト・レーベル、ブラック・レーベル、ブルー・レーベルと3種類あります。
チキンベースとして一番のオススメが、総量の80%が鶏肉であるホワイト・レーベルで、赤身肉が苦手なワンちゃん向きです。
なお、ブッチの粗タンパク質10.5%以上の数値を見て、タンパク質が少ないと早合点しないように注意しましょう。
水分量が70%も含まれている半生フードのため、通常のドライタイプとはパーセンテージを求める計算方法が異なり、換算すれば35%以上と文句なしの数値となります。
ちなみに参考として計算式を紹介しておきましょう。
粗タンパク質の値 ÷(100-水分量)=10.5÷(100-70)=0.35%
3位:モグワンドッグフード
モグワンは当サイトのナンバーワン評価のドッグフードであり、我が家でも愛犬に与えています。
メインにチキン&サーモンの動物性タンパク質を使用し、野菜や果物などもバランス良く配合したグレインフリー&ヒューマングレードフードです。
チキン生肉20%、乾燥チキン11%としっかりチキンを使用しています。
全ライフステージ対応のドッグフードであり、全てのワンちゃんが安心して食べられます。
原材料は手作りレシピを再現しており、いろんな食材のトッピングにも適しています。
グレインフリー・生肉使用!
プレミアムドッグフード『モグワン』
4位:プラチナムナチュラルドッグフード
プラチナムナチュラルは、フレッシュチキンミートの使用が70%を誇るチキンベースのフードです。
プラチナムナチュラルは、「無水調理」という製造方法を取り入れて、素材の旨みや栄養を凝縮したドイツ産のドッグフードです。
原材料もヒューマングレードのものを使用してこだわりを持っています。
したがって食いつきの良さは折り紙付きで、ドイツで100万人以上が集まるとされる人気サイトの「gutefrage.net」において、一番おいしいドッグフードに選ばれているそうで、ドイツの愛犬家の間でおいしさNo.1との評判にあがっているほど、食いつきがよいフードなのです。
5位:オリジンドッグフード
オリジンは、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。
新鮮鶏肉をしっかり、第一主原料として使っています。
できるだけ自然に近い食事を再現しており、そのため添加物は亜鉛と銅の合成サプリメントのみです。
オリジンは「肉類80%:フルーツと野菜20%:穀物0%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。
さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。
6位:アカナアダルトスモールブリードドッグフード
アカナアダルトスモールブリードは、新鮮鶏肉12 %、鶏肉ミール12 %、新鮮鶏臓器(レバー、ハツ、腎臓)4 %としっかり、チキンをメイン使用しています。
アカナは自社工場で低温調理し、食材もしっかり顔が分かる信頼感で結ばれた生産者から購入しており安心できます。
このため添加物は、最低限に抑えた合成サプリメントの使用のみといえます。
アカナは、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれ、さらに愛犬の目的や悩みに合わせているため、あなたの愛犬に合ったフードを選んであげやすいです。
動物性タンパク質が豊富なのがウリで、最高だと75%もあります。
3~5種類もの新鮮な肉や魚を使用していますが、万一アレルギーが心配な犬の場合は、単一の鮮肉を70%使用するシングルを選べば安心です。
原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しており安心です。
穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。
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