ベストバランスドッグフードを徹底評価！口コミ評判と原材料＆安全性
ベストバランスドッグフードの感想評価＆商品解説
２．飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
３．愛犬にベストバランスを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ベストバランス」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にベストバランスを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ベストバランスの一番の特徴は、犬種別ドッグフードであるところで、ユニチャーム株式会社が販売する国産フードです。
1kg当たり1,000円を切る安い価格がウリのフードです。
このため、原材料に期待はできません。
メインはとうもろこしや小麦とするワンちゃん苦手の高アレルゲンの穀類です。
肉類も粗悪なミール類が使用され、魚介類もフィッシュミールであり、どのような種類の魚が使われているかは不明です。
また油は危険な動物性油脂がされています。
合成着色料、保存料には発ガン性物質を発生させる恐れのあるソルビン酸K、酸化防止剤にはエリソルビン酸Naという具合に、ワンちゃんの健康を害する恐れのある人工添加物がてんこ盛りで使われています。
今回は、人気ナンバーワン犬種の「トイプードル用 成犬用」をメインとして紹介していきます。
ベストバランストイプードル用 成犬用の基本情報
原産国 日本
メイン食材 穀物
価格 1.8kg：1,052円
賞味期限 未開封の場合18ヶ月、開封後は1ヶ月
販売会社 ユニ・チャーム株式会社
住所 東京都港区三田3-5-27住友不動産三田ツインビル西館
電話番号 0120-810-539
ベストバランスドッグフードの品質
「ベストバランストイプードル用 成犬用成分分析値」
成分 含有量
タンパク質 21.0%以上
脂質 11.0%以上
粗繊維 4.5%以下
粗灰分 8.5%以下
水分 12.0%以下
代謝エネルギー 約360kcal/100g
ベストバランスドッグフードおすすめポイント
「リーズナブルな価格」
ベストバランスは、1kg584円とかなり安価なフードです。
もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。
大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。
「ラインナップが豊富」
ベストバランスは、日本で人気の小型犬の犬種別に分かれ、さらに年齢別に細かく分かれており、豊富なラインナップを誇ります。
また、シニア犬向きに柔らかいソフトも用意されています。
人気の小型犬種を飼っていれば、きっとあなたのワンちゃん専用フードが見つかるはずですよ。
「購入しやすい」
ベストバランスは、普通によくスーパーやホームセンターでも見かけるフードです。
またAmazonや楽天市場などのネット通販でも販売されています。
このため、手軽に手に入れやすい利便性に優れたフードといえます。
ベストバランスドッグフードの気になる点
「穀物」
ベストバランスは、ワンちゃんが苦手な穀類がメインで使われおり、高アレルゲンの小麦、とうもろこし、大豆がそろい踏みです。
近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
しかしベストバランスは、とうもろこしや小麦などの注意すべき穀物を大量に含んでおり心配です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「ミール類」
ベストバランスは、ミール類を多く含んでいます。
「ミール＝副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類（副産物）を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。
ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。
世間では、ミール＝副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。
なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。
「ビートパルプ」
ベストバランスには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
ビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いて抽出されるため、その薬品が残留し、ワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。
安価なペットフードの多くは薬品を使用していますが、良質なフードの場合は薬品を使用しません。
圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用するのが優秀なフードです。
ビートパルプそのものは、食物繊維を豊富に含み、決して有害ではないので、きちんとした調理法を行えば安心できます。
このため世間で言うようにビートパルプ＝危険ということではありません。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。
なお、ダイエット用のドッグフードに多めに使用される傾向があり、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね
「魚介類」
原料に魚介類としか明記されていないため、まったくどのような種類の魚が使用されているのか分かりません。
犬は特定の魚にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
特に青魚（サバ、アジ、イワシなど）をアレルゲンとするワンちゃんは多いです。
このため、きちんとどの種類の魚を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、魚にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
「動物性油脂」
ベストバランスにはフードの表面に吹き付ける動物性油脂が配合されています。
通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。
このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。
「ソルビン酸K」
ソルビン酸Kは、発ガン性物質を発生させる恐れのある成分とされ危険視されています。
とくにハムやソーセージなどの、亜硫酸塩を含む食べ物と一緒に摂取すると危険であり、化学反応を起こして強力な発ガン性物質をつくり出すと指摘されています。
「着色料」
ベストバランスには、着色料として、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号などが使われています。
黄色4号の特徴は、熱・光・塩基などに強いことです。
日本ではゼリーやシロップなどに利用されていますが、アレルギー症状が出やすく、ノルウェーやスウェーデンなどの海外では食用に使用することが禁止されています。
青色1号は、発がん性は認められておらず、お菓子やジュースなどに利用されています。
そのため、着色料の中では安全なほうだとされており、日本やEU、アメリカなどでは食用に使用することができますが、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアなどでは食用に使用することが禁止されています。
本来ドッグフードに着色料は必要ありません。
それは犬が色を識別できないからです。
このためわざわざフードに色を付けて見栄えが良くしている理由は、購入者である飼い主さんにアピールしているためであり、ワンちゃんには何のメリットもありません。
「タンパク質が低い」
モアソフトのタンパク質は21.0%以上であり低めです。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO（米国飼料検査官協会）によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、特に成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「ベストバランスの悪い口コミ」
ベストバランスは、値段が安価な分、気になる原料がたくさん入っており気になっていましたが、心配が当たりアレルギーが出て体を掻きまくっています。
食いつきが悪く半分以上残します。
便も軟便気味になりました。
値段にひかれて買いましたが、ウンチの臭いが強くなり、涙やけが悪化しました。
「ベストバランスの良い口コミ」
犬種別の専用フードがあるのは安心できます。
値段も安いし、食いつきもいいですよ。
食いつきがよいのが有難いですね。
値段が安いのが大きな魅力です。
ただし安い分、成分が心配になりますが、特に問題もなく元気一杯です。
「口コミ感想まとめ」
手軽に購入しやすいのと値段にひかれてみなさん購入していますね。
悪い口コミで、下痢や嘔吐、アレルゲンの声があがっているように、原材料はかなり危険です。
仮に元気に食べてくれているケースでも、常食にはしないで、ローテの一つにするなどの注意が必要です。
1kg当たり1,000円を切るようなフードは、どうしてもワンちゃんの健康上に問題が生じる可能性が高いフードだと認識しておきましょう。
ベストバランスドッグフードの種類
ベストバランスのラインナップは豊富です。
「ドライタイプ（カリカリ仕立て）」
・ミニチュアダックスフンド用（コーギーにもOK）
成犬用・7歳以上用・10歳以上用・13歳以上用
・チワワ用（パピヨン、ポメラニアンにもOk）
成犬用・7歳以上用・10歳以上用
・トイプードル用（マルチーズにもOk）
成犬用・7歳以上用・10歳以上用
・シーズー用（キャバリア、パグ、フレンチブルドッグ、狆にもOK）
成犬用・10歳以上用
・ヨークシャーテリア用
成犬用
・柴犬用
成犬用・7歳以上用
「ソフトタイプ（ふっくら仕立て）」
・ミニチュアダックスフンド用
7歳が近づく頃から始める低脂肪・10歳以上用・13歳以上用
・トイプードル用
7歳が近づく頃から始める低脂肪・10歳以上用
・チワワ用
7歳が近づく頃から始める低脂肪・10歳以上用
・柴犬用
7歳が近づく頃から始める低脂