チワワはもやしを食べて大丈夫?栄養素や注意点は?
低価格で栄養価の高いもやしは、おサイフがピンチの時に大活躍してくれる強い味方となってくれます。
だから、どの家庭でも食卓に上がることが多いありがたい野菜です。
だから今月ピンチという時には、愛犬にもあげたくなってしまいます。
もやしは大きく分けると「緑豆もやし」「ブラックマッペもやし」「大豆もやし」「アルファルファもやし」の4種類に分かれます。
スーパーでお馴染みなのが緑豆もやし。
日本で約9割がこの緑豆もやしだそうで、実際に他のもやしを食べることはほとんどないと言えるでしょう。
春雨の原料として知られている緑豆を発芽させたのが緑豆もやしです。
みずみずしくて、くせがなく食べやすいのが特徴です。
もやしは安くて重宝しますが、欠点がすぐに傷んでしまうことでしょう。
3日もすれば、汁が出て酸っぱくなってしまいます。
少しでも長持ちさせるためには、まずは店頭で新鮮なもやしを選ぶことが肝心です。
新鮮なもやしは透明感があります。
当然ですが、芽や根が茶色くなっているものはNGであり、鮮度が落ちている証拠です。
このため、3日以内に使わない予定や使いかけのもやしは、容器に移して水を入れて冷蔵庫で保存することで、8~10日間程度は持ちます。
できれば、水は2日に1回は最低取り換えてください。
ただし、水に入れて保存をするケースでは、多少の栄養素が水に流れ出てしまいます。
このため、すぐに使わない場合、冷蔵保存ではなく冷凍保存がおすすめです。
未開封のもやしであれば、買ったそのままの状態の袋入りのまま、冷凍できるのでとても便利です。
冷凍保存すれば、3週間程度は持ちます。
今回は、チワワはもやしを食べて大丈夫か、また、栄養素や注意点について紹介します。
チワワはもやしを食べて大丈夫?
結論を言えば、チワワがもやしを食べても問題ありません。
もやしは、栄養満点、低カロリー、更に低価格と嬉しい限りの野菜なので、チワワにも積極的に与えたいですね。
ただし、与え方次第では健康に害をなすケースもあります。
もやしの主な栄養素
成分(100g当たり) | 含有量 |
エネルギー | 12 |
水分 | 96g |
タンパク質 | 1.6g |
脂質 | 0.1g |
ナトリウム | 7mg |
カリウム | 43mg |
カルシウム | 14mg |
マグネシウム | 13mg |
リン | 37mg |
鉄 | 0.5mg |
亜鉛 | 0.4mg |
ビタミンB1 | 0.07mg |
ビタミンB2 | 0.09mg |
ビタミンB6 | 0.1mg |
葉酸(ビタミンB9) | 56μg |
ビタミンC | 5mg |
ビタミンK | 47mg |
β-カロテン | 56μg |
食物繊維 | 1.4g |
もやしをチワワに与えるメリット
「疲労回復に効果」
もやしにはアミノ酸が豊富に含まれています。
そのなかでも、アスパラギン酸には、エネルギーの代謝を活発にして疲労回復や老化防止の効果が大きく期待できます。
夏バテ気味のときや運動をした後などに、あっさりしたもやしを食べさせてあげると効果を発揮してくれます。
また、デトックス効果も期待できて、毒性のあるアンモニアなど体外に排出してくれます。
「ダイエット効果」
もやしは、100gあたり12 kcalです。
超低カロリーと言えますね。
結構食べ応えもある野菜なので、普段の食事のかさ増しに使えば、ダイエット効果が期待できます。
またもやしには、食物繊維やカリウムも含まれています。
このため、適量を食べることで、食物繊維の働きで便通も良くなり、カリウムが体内の余分な水分や塩分を体外に排出してくれて血流がよくなり、代謝アップが望めるため、ダイエットに持ってこいの食材です。
「免疫力アップ」
もやしは、ビタミンCやβ-カロテンを含み、活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用が働き、免疫力をアップしてくれます。
このため、老化やガンの予防効果に力を発揮します。
また、コラーゲンの生成を行い、チワワの毛並みを改善し、関節などの健康を保つ働きを担ってくれます。
チワワに与える量はどれくらい
はたしてもやしは、チワワに与える適量はどの程度なのでしょうか。
もちろん適量は、チワワの健康状態や年齢、犬種、運動量など様々な要因で異なってきます。
よく手作りご飯や、ドッグフードにトッピングしてあげるときの目安として言われるのが、野菜類は食事量の10%以下に抑えようということです。
これが一つの目安となります。
カロリーで表したケースでも言われる目安が、総カロリーの10%未満です。
ただしもやしは超低カロリー野菜のため、カロリーを目安にしてしまうと量が多すぎてしまいます。
チワワのような小型犬の場合は10g程度、本当に一口で十分でしょう。
チワワにもやしを与える際の注意点
「与え過ぎない」
もやしは100g当たり1.4gの食物繊維を含み、水分は96%も含んでいます。
ワンちゃんは、食物繊維を上手く消化できません。
そのためもやしを食べ過ぎてしまうと消化不良を起こし、嘔吐や下痢の原因となってしまいます。
また、水分の多さから下痢を引き起こす恐れもあります。
「小さくカット」
チワワたちワンちゃんは、丸飲みする習性があるため、そのまま大きい状態で与えてしまうと、喉に詰まる恐れがあります。
そのため小さくカットしてあげましょう。
また、小さくカットすることで、消化しやすくなります。
さらに消化に気を配るのであれば、軽くサッと茹でてあげるのがおすすめです。
柔らかくなり、一層消化吸収しやすくなります。
なお、茹ですぎてしまうと、栄養がゆで汁に溶け出してしまうので注意しましょう。
「味付けをしない」
もやしにはほとんど味がありません。
チワワの食いつきを良くしようと、調味料を使って味付けするのはNGです。
調味料には塩分などの、チワワの健康を害する成分が含まれています。
「大豆アレルギーに注意」
ワンちゃんは、大豆アレルギーを持っている子もいます。
初めてチワワにもやしを与える際には極少量として、よく注意して与えましょう。
もやしを与えてから数時間は、チワワから目を離さず様子を観察し、ウンチの状態はしっかり確認しましょう。
少しでも元気がなくなるなど、普段と違った症状が見られれば、それ以上与えないようにしてください。
次のような症状が確認できれば、アレルギーの可能性が高いので、直ぐに動物病院を受診しましょう。
・嘔吐と下痢
・目の充血
・皮膚が赤くなり、湿疹、じんましんが出る
・元気がなくなる
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