アズミラドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
アズミラドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にアズミラを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「アズミラ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にアズミラを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
アズミラは、ホリスティック栄養学博士でありナチュラルペットケアの先駆者として有名なリサ・ニューマン博士が中心になって作られたナチュラルドッグフード先駆けの米国産の商品であり、遺伝子組み換えではない穀物を使用し、品質や安全面において優良なフードです。
製造販売をしているのは、1982年に設立された歴史と実績を兼ねそろえたアメリカのペットフード業者「Azmira Holistic Animal Care社」であり、アズミラは、アメリカの権威ある犬の専門誌「WDJ(ホールドッグジャーナル)」で2015年の優良と認められたドッグフードです。
なお、日本での販売は、2000年に設立されたアズミラジャパンが代理店として契約しています。
アズミラの保証成分値を調べると、AAFCO(米国飼料検査官協会)栄養基準ギリギリの数字であり、全体的に栄養価が低いため、成長期の子犬や運動量が多い活動犬の総合栄養食としては少し物足りません。
また、動物性タンパク質(肉類)の配合比率が不明な点と、穀物が多く含まれている点、さらにサプリメントの使用が推奨されていますが、栄養不足をそれで補っているのかどうかがが気がかりなフードといえますが、小麦(グルテン)の除去はできています。
アズミラドッグフードのドライのラインナップには、ラム肉をメインにした「ライフスタイルドッグフォーミュラ」とターキー肉をメインにした「ラスティックフィースト ドッグフォーミュラ」の2つがあります。
アズミラ(ライフスタイルドッグフォーミュラ)の基本情報
原産国 アメリカ
メイン食材 ラムミール
価格 1,210円(0.5kg)
2,300円(1kg)
4,500円(2.26kg)
7,160円(4kg)
11,540円(6.79kg)
対応年齢 全年齢対応
発売元 株式会社アズミラジャパン
住所 大阪府堺市堺区三国ヶ丘町4-1-1-101
公式サイト https://azmira-japan.co.jp/
イティドッグフードの品質
「アズミラライフスタイルドッグフォーミュラの原材料」
「アズミラライフスタイルドッグフォーミュラ成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 22%以上
粗脂肪 8%以上
粗繊維 5%以下
水 分 10%以下
粗灰分 9%以下
マグネシウム 0.04%以下
カルシウム 1.5%以上
リン 1.0%以上
ナトリウム 0.3%以上
リノール酸(オメガ6) 1.0%以上
リノレン酸(オメガ3) 0.3%以上
代謝カロリー 315kcal/100g
「アズミララスティックフィーストドッグフォーミュラの原材料」
「アズミララスティックフィーストドッグフォーミュラ成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 22%以上
粗脂肪 8%以上
粗繊維 5%以下
水 分 10%以下
粗灰分 7%以下
マグネシウム 0.04%以下
カルシウム 1.0%以上
リン 0.8%以上
ナトリウム 0.3%以上
リノール酸(オメガ6) 1.0%以上
リノレン酸(オメガ3) 0.4%以上
代謝カロリー 325kcal/100g
アズミラドッグフードおすすめポイント
「USDA(アメリカ連邦農務省)認定のグレードAの肉類」
アズミラは、ラム肉をメインの「ライフスタイルドッグフォーミュラ」とターキー肉をメインの「ラスティックフィースト ドッグフォーミュラ」の2つのシリーズに分かれ、これらの肉類はUSDA認定のグレードAの評価となっています。
USDA認定の肉は9段階のグレードに分類され、グレードAは、人間が安全に食べられるヒューマングレードの品質とされています。
またさらに、アズミラで使用される玄米などの穀物は、USDA認定一級の穀物であり、アメリカ農務省基準で無農薬と認定されており、フードの品質が信頼できます。
「豊富なパッケージサイズ」
アズミラのパッケージサイズは、0.5kg、1kg、2.26kg、4kg、6.79kgと5種類に豊富に分かれ、少量から大容量までのパッケージが揃っており、利便性にすぐれます。
このため、少食の小型犬から大食いの大型犬、また多頭飼いにまで自由に食事量に基づき商品を選ぶことが可能です。
最小量は500gからあるため、最初にお試しとして愛犬の食付きを試すために購入するにもうってつけの容量といえます。
「WDJで高評価」
アズミラは、企業から広告費を受け取らないため、公平な立場でドッグフードを評価するとされるアメリカの権威ある犬の専門誌「WDJ(ホールドッグジャーナル)」で、2015年の優良ドッグフードに認定されて最高品質の評価を受けて推薦されているドッグフードのため信頼がおけます。
アズミラドッグフードの気になる点
「ミール類を含む」
アズミラには、「ラムミール」「ターキーミール」「ニシンミール」「メンハーデンフィッシュミール」などという具合に多くのミール類が含まれている点が気になります。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ただし、アズミラの肉や穀物は、USDA認定を受けており、副産物ではありません。
しかしながら、ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
また、メンハーデンフィッシュミールが含まれていますが、メンハーデンは、魚油や肥料・魚粉の原料としてよく使われるニシン科の魚です。
酸化しやすい不飽和脂肪酸が多く含まれるため、動物飼料魚粉として使われるケースでは、酸化防止の意味合いでよくエトキシンが添加されていることがあるので注意が必要です。
「グレインフリーではない」
アズミラには、全粒ひきわり玄米、全粒ひきわりソーガム(モロコシ)、パールバーリー(丸麦)などの穀物が含まれており、グレインフリーではありません。
小麦や大豆などのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなり、胃腸の弱い子などは下痢や軟便になってしまう可能性が高まります。
また、穀物にアレルギーを引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「タンパク質や脂肪分が低め」
アズミラは、粗タンパク質が22%以上、粗脂肪が8%以上です。
AAFCO(米国飼料検査官協会)のタンパクと脂肪の最低基準は、幼犬用基準 22.5以上、 成犬用基準18.0以上と、幼犬用基準8.5以上、成犬用基準5.5以上となります。
このように基準値ギリギリであり、特にアズミラは全年齢対応フードと位置付けていますが、子犬には物足りないと言えます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「アズミラドッグフードの悪い口コミ」
アズミラは、タンパク質やカロリーもそれほど高くないのに、給与量が少ないので不安に感じていたのですが、本当にうちの子の体重が減りました。
ダイエットを目指すワンちゃんには向いているかも知れませんね。
大食いのうちの子は、毎回物足りなさそうに、食べ終わってからも空の器を盛んに舐めており、可哀そうに感じていたので、体重が減ったのを潮時に他のフードに変えようと思います。
便が緩くなり、おまけに便の量も増えた感じです。
食いつきはまあまあですが、お腹の調子が戻りません。
涙やけを期待していたのですが、かえってひどくなりました。
やはり穀物が結構含まれているためでしょうか。
残念ながら打ち切り、リピはなしです。
「アズミラドッグフードの良い口コミ」
アズミラにしてから、排泄物のニオイがあまり気にならなくなりました。
これはいい原料を使っている証拠なのではないでしょうかね。
うんちが良くなり、お腹を壊すことがなくなりました。
毛艶も良くなり、うちの子とは相性が良いフードみたいです。
しばらく続けてみます。
皮膚のトラブルが改善してきました。
明らかに今までより体をかく回数が減ってきました。
食いつきもよく、このまま期待して継続してみます。
「口コミ感想まとめ」
穀物使用が気になりますが、無添加で原料も良質なためか、涙やけやアレルギー対策として活用して効果を感じている方が多いようです。
全体的にはかなり評判がよいフードといえます。
個人的には、全体的に栄養価が低いところが気になっていますが、「痩せてしまった」という口コミがあるのが目を引きました。
成長期の子犬には避けた方が良いと思いますが、肥満対策にも効果があるかも知れませんね。
・豊富なパッケージサイズから自由に選びたい。
・グレインフリーにこだわらない。
・少食なので、給与量が少ないフードを探している。
アズミラドッグフードの種類
ドライフード
「ライフスタイルドッグフォーミュラ」
全ライフステージ対応で、ニュージーランド産のラム肉が主原料。
粗タンパク質 22%以上、粗脂肪8%以上、代謝カロリー315kcal/100g
「ラスティックフィーストドッグフォーミュラ」
全ライフステージ対応で、アメリカ産のターキー肉が主原料。
粗タンパク質 22%以上、粗脂肪8%以上、代謝カロリー325kcal/100g。
犬用缶詰
「ビーフ&チキン」
全ライフステージ対応で、牛肉が主原料。
粗タンパク質 10%以上、粗脂肪5%以上、代謝カロリー121.7kcal/100g。
「オーシャンフィッシュ」
全ライフステージ対応で、オーシャンフィッシュが主原料。
粗タンパク質 10%以上、粗脂肪5%以上、代謝カロリー108.2kcal/100g。
「ラム&バーレイ」
全ライフステージ対応で、ラム肉が主原料。
粗タンパク質 10%以上、粗脂肪5%以上、代謝カロリー132.4kcal/100g。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません