いぬのしあわせドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
いぬのしあわせドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にいぬのしあわせを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「いぬのしあわせ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にいぬのしあわせを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
いぬのしあわせは、パッケージに描かれた可愛らしいワンちゃんの写真から、本当にしあわせそうに感じることで店頭でも目を引き、思わず選んでしまいたくなるドッグフードです。
いぬのしあわせは、食品大手日清のグループ企業が販売しているドッグフードであり、値段が安価で人気もありますが、実は粗悪な原材料が多く含まれています。
しかしこれは、いぬのしあわせが品質よりも、リーズナブルな値段をウリにしている以上仕方がないことであり、メイン食材の小麦粉をはじめとして犬に適していない原材料や、健康維持に影響しそうなよくない原材料が多く使用されています。
いぬのしあわせは、2018年9月に小粒・中粒などの一部のドライフードがリニューアルされました。
品質改善が少しでもなされたかと期待しましたが、正直あまりこれといって大きな変化が感じられない、今まで通りの変化を感じられない「いぬのしあわせ」でした。
目立ったのは唯一の点は、香料の使用がなくなった程度と言えます。
このため残念ながら、相変わらず消化の悪い穀物主体であり、4Dミートや好ましくない油などの使用が目立ち、ワンちゃんにとってはやさしくないフードといえます。
今回は、一応リニューアルされた「小粒 1歳から」にスポットを当てメインとして紹介していきます。
いぬのしあわせ小粒 1歳からの基本情報
原産国 日本
メイン食材 穀類
価格 1.3kg :468円
2.6kg :926円
対応年齢 全年齢対
賞味期限 開封前:製造から18ヶ月 開封後:1ヶ月
販売会社 日清ペットフード株式会社
住所 東京都千代田区神田錦町一丁目25番地
電話番号 03-5282-6470
いぬのしあわせドッグフードの品質
「いぬのしあわせ小粒 1歳から成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 22.0%以上
粗脂肪 9.0%以上
粗繊維 5.0%以下
粗灰分 8.0%以上
水分 10.0%以上
カロリー 340kcal/100g
いぬのしあわせドッグフードおすすめポイント
「無添加フード」
いぬのしあわせは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物を一切使用していません。
香料はリニューアルされてなくなりなした。
いぬのしあわせは、鮮やかな色をしていますが、これはパブリカやアルファルファなどの原料による自然な色合いです。
このため安心して愛犬に食べさせてあげられるフードです。
「小分け分包」
いぬのしあわせは小分け包装されており、酸化を防止でき美味しさ・風味が保たれており、いつでも新鮮な状態で食べられます。
また旅行などにも携帯しやすく便利です。
具体的には、1.3kg、1.5kgのパッケージにおいては4袋、2.6kgのパッケージは6袋に小分けされています。
「粒の大きさを選べる」
いぬのしあわせは、ワンちゃんの好みや、歯や身体の大きさに合わせて、小粒と中粒の2つの大きさを揃えています。
このため粒のサイズで食べにくいことがありません。
なお、X型・H型の粒は、小粒と中粒で同サイズとなっています。
「味に一工夫」
いぬのしあわせの美味しさの秘密は、上記図の通り3種のうまみパウダーにあります。
パピー期にはチキンパウダーをまぶし、ミルクパウダーとチーズパウダーを練り込みます。
成犬用はまぶしたチキンパウダー味とし、シニア犬用にはミルクパウダーと小魚パウダーを練りこんでいます。
このように3種のうまみパウダーを混ぜ合わせて配合する工夫で、ワンちゃんの食いつき度を向上させていたのです。
「リーズナブルで入手しやすい」
いぬのしあわせの一番の魅力はリーズナブルな価格でしょう。
ある程度フードは安価でなけれは継続できません。
また、いぬのしあわせはドラッグストアなどでもよく見かけるフードであり、簡単に入手できるのは大きな魅力と言えます。
いぬのしあわせドッグフードの気になる点
「メインが穀物」
いぬのしあわせは、メインが穀物であり、小麦やとうもろこしなどアレルゲンが高い穀物が多く含まれており気になります。
またさらに、とうもろこしからデンプンを取り除き、安価なドッグフードによく用いられており、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあるコーングルテンも含まれており、スいぬのしあわせに含まれるとうもろこしの量はかなり多いのではないかと懸念します。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「ミール類」
いぬのしあわせは、ミートミール類を多く含んでいます。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
チキンミールであれば、羽やトサカ、くちばし、爪などが使われている可能性があります。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。
ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。
世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。
なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。
「動物性油脂」
いぬのしあわせにはフードの表面によく吹き付ける動物性油脂が配合されています。
通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。
このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。
動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、どのような動物を使用しているかを明確に記載する必要があります。
「フィッシュミール」
いぬのしあわせにはフィッシュミールが含まれていますが、まったくどのような種類の魚が使用されているのか分かりません。
犬は特定の魚にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
特に青魚(サバ、アジ、イワシなど)をアレルゲンとするワンちゃんは多いです。
このため、きちんとどの種類の魚を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、魚にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
「ビートパルプ」
いぬのしあわせには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
ビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いて抽出されるため、その薬品が残留し、ワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。
安価なペットフードの多くは薬品を使用していますが、良質なフードの場合は薬品を使用しません。
圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用するのが優秀なフードです。
ビートパルプそのものは、食物繊維を豊富に含み、決して有害ではないので、きちんとした調理法を行えば安心できます。
このため世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。
なお、ダイエット用のドッグフードに多めに使用される傾向があり、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね
「野菜パウダー」
いぬのしあわせには、野菜が配合されていてもほとんどがパウダーであり、これは純粋な野菜ではなく、野菜本来の栄養素を摂取できるかどうか不安です。
またパウダー化の工程も不明であり、心配が生じます。
今回メインで取り上げた「小粒 1歳から」であれば、パプリカ、キャベツ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃが配合されています。
これらの野菜がワンちゃんに適した野菜であるかどうか確認したい場合は、次の記事をそれぞれ参照してみましょう。
関連記事
・チワワにピーマンやパプリカを与えて大丈夫!注意点やメリットは
「タンパク質が低め」
いぬのしあわせのタンパク質は22.0%%以上であり、少し低めです。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「いぬのしあわせの悪い口コミ」
残念ながらうちの子は、いぬのしあわせの味は合わないのかなかなか食べてくれません。
このためササミなどを混ぜてやっと食べてもらっています。
穀物メインで心配だったのですが、下痢はするは吐くは最低。
速攻で与えるのを中止しました。
可愛そうなことをしました。
やはり安さにつられてはダメですね。
軟便が続き、アレルギーもでて痒がっています。
やはり原料が悪いみたいですね。
「いぬのしあわせの良い口コミ」
美味しそうにガツガツたべています。
穀物メインで不安があったのですが、一切問題なく元気一杯です。
最近は小型犬主体でフードの粒が小さくて、大型犬には食べにくいフードが多いのですが、いぬのしあわせは粒のサイズが選べるので有難いですね。
食いつきもよく、値段も安いので重宝しています。
下手に高級な値段の高いフードより、食いつきがいいですよ。
最初少し軟便気味になりましたが、すぐ回復してそれからはウンチも快調です。
「口コミ感想まとめ」
穀物がメインで原料が心配なフードだけに、アレルギーが改善されたなどの評価の声は聞はこえてきません。
良い口コミは、食いつきが良い、値段が安い、元気にしているという内容となっています。
一方悪い声は、具体に下痢や軟便になった、吐いた、アレルギーで体が痒くなった、毛並みが悪くなったという具合に、いろいろな症状が見られます。
値段は安いものの、原料は気になるものが多く含まれ、ワンちゃんに適したフードとは言いにくいですね。
常食とはせずに、他のもっと栄養価の高いフードとローテするなどの工夫が必要でしょう。
いぬのしあわせドッグフードの種類
「小粒 1歳から」
タンパク質22%以上、脂質11%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準):345kcal/100g
「小粒 1歳から 脂肪控えめタイプ」
タンパク質22%以上、脂質11%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準):345kcal/100g
「小粒 7歳から」
タンパク質20%以上、脂質9%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準)335kcal/100g
「小粒 11歳から」
タンパク質22%以上、脂質11%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準):345kcal/100g
「中粒 1歳から」
タンパク質20%以上、脂質10%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー(標準)340kcal/100g
「中粒 7歳から」
タンパク質18%以上、脂質8%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準)335kcal/100g
「中粒 11歳から」
タンパク質20%以上、脂質10%以上、粗繊維5%以下、灰分8%以下、水分10%以下、エネルギー (標準)340kcal/100g
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