プレミアムドッグフードの基本基準と正しい選び方オススメ比較一覧

最近よく耳にするのが、「プレミアムドッグフード」と称される高品質ドッグフードです。

このフードには、正確な成分基準値などはありませんが、おおよその目安から暗黙の基準が定義付けられています。

今回は、プレミアムドッグフードと認めるこの定義の目安と、正しい選び方について紹介し、同時に人気のプレミアムドッグフードの比較一覧を紹介します。

プレミアムドッグフードと認める5つの定義の目安と正しい選び方

1.無添加ドッグフード

プレミアムドッグフードの絶対原則が、添加物を含まない無添加ドッグフードであることです。

ワンちゃんの健康を害する最大要因が添加物です。

・合成保存料、香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤(天然由来成分以外)当たりは絶対に入っていてはダメです。

・塩や砂糖などの調味料や、ビートパルとなどもNGといえます。

2.ヒューマングレード

人間が食べられる基準の原材料とされるヒューマングレードであれば文句ありません。

4Dミートなどの副産物や、動物性油脂が使用されていないことも条件となります。

生肉がメイン使用されていることが望ましく、チキンまたは鶏肉、ラム肉、鹿肉、馬肉などと、正確に肉の種類が明記されていることが要求されます。

肉類、ミール、パウダー、エキス等の曖昧表記は望ましくありません。

3.グレインフリー

穀物を一切使用しないグレインフリーも条件となります。

穀物は、ワンちゃんが消化を苦手とし、消化不良を招く原因となります。

また、アレルゲンとなりやすく、アレルギー反応を起こす原因となります。

また穀物は安価なため、値段を下げる目的からかさ増しのために使用されることが多く、穀物が使用されないフードは、自然と代わりに良い動物性のタンパク質食材が増え、栄養価も高いフードになります。

4.高い動物性タンパク質

タンパク質は体を作る基本であり、プレミアムドッグフードであれば、良質の動物性タンパク質を使用し、高い割合が望まれます。

AAFCO(米国飼料検査官協会栄養基準)に基づくタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となっています。

このためプレミアムドッグフードの場合、これらの基準を大きく上回り、理想とすれば30%以上、最低でも25%以上は欲しいといえます。

もちろんプレミアムフードも、それぞれのプランに基づき、栄養素成分を多少高めや低めに設定しています。

しかしプレミアムフードは、総合栄養食であることが絶対の基準のため、AAFCOの最低基準を満たしていなければ話になりません。

タンパク質を例にとれば、20%を切るようであれば、もはやプレミアムフードとは呼べません。

5.最低基準の価格

高いフードが必ずしも優秀とは言えませんが、利益を得なければいけない以上、安いフードに良い原材料を使用することは不可能となります。

これは絶対の法則となり得ます。

したがってプレミアムフードは、どうしても市販の安価なフードと比較して、ある程度の高い値段のフードとなってしまいます。

つまり安すぎるフードの場合、当然その価格が原材料に反映され、プレミアムフードにはなれないわけです。

ここで一応の最低ラインの価格の目安を紹介すると、1kg1,000円以上がプレミアムフードの条件となります。

人気のプレミアムフード一覧比較

商品名 タンパク質 無添加 グレインフリー 当サイト評価
アカナ 31% Sランク
アディクション 24% Aランク
アートゥー 32% Aランク
イティ 30~35% Aランク
エッセンシャル 30% Aランク
オリジン 38% Sランク
カナガン 33% Sランク
キアオラ 30% Aランク
ギャザー 30% Aランク
Go! 24% Aランク
サクラペット 28% Aランク
ジウィピーク 45% Aランク
TASHIKA 38% Bランク
ナウフレッシュ 26% Aランク
ナチュロル 27~31% Sランク
ネイチャーズバラエティ 38% Aランク
ネルソンズ 30% Sランク
ピナクル 26% Aランク
ファインペッツ極 36% Aランク
フィッシュ4スーペリア 26% Aランク
POCHI 30% Aランク
モグキューブ 32% Aランク
モグワン 28% Sランク
レガリエ 28% Aランク
ロータス 24% Aランク

riasu