チワワはパンを食べて大丈夫?注意点と問題は塩分小麦粉はどうなの
ウチのチワワのビビは、チワワは特有のマイペースな性格で、まったく自分本位。
興味のない事には見向きもしません。
それはご飯への反応も見事に謙虚に現れます。
臭覚が優れているからなのか、気に要らないご飯だと平気でそっぽを向いたままなのが、好きなおやつなどのケースではすっと素早く近寄って来ておねだりします。
私がパンを食べたときにもすっと近寄ってきます。
しかし、パンは塩分が多いし、原料がチワワが苦手な小麦粉。
気になるから与えていないのですが、毎回健気にパン頂戴とすり寄ってくる愛犬を見ていると、思わずパンあげたいという誘惑にかられてしまいます。
躾の問題もあるから、チワワが頂戴と言ってきてもあげませんが、これだけビンビンに頂戴コールを発してくると、きちんとおやつの形で上げたい気持ちになってきます。
同様に、パンを愛犬にあげても良いか悩んでいる飼い主さんも多そうですね。
ということで今回は、ワンちゃんにはたしてパンを与えて大丈夫なのか紹介しましょう。
チワワはパンを食べても大丈夫?
結論から紹介していきましょう。
まず、チワワはパンを食べても大丈夫かと問われたケースでは、答えは大丈夫です。
しかし、パンと言ってもたくさんの種類があります。
しっかり種類を判別する必要があります。
つまりチワワに与えてはダメな種類のパンもあるというわけです。
さらに問いかけを、チワワにパンを与えた方良いかとの形にすれば、返事は与えない方が良いとなります。
つまりパンは、チワワが食べても大丈夫ですが、出来れば与えない方が好ましいご飯だということです。
それではその理由を紹介していきましょう。
チワワにパンを与えないほうがよい
人間の場合、朝食は必ずトーストなんて人も多そうです。
また、女性だとお昼をサンドイッチで軽めにとるなんてケースもありそうです。
このように人間は結構パンを、1日の3度のご飯のうちの1回としたりしています。
しかしワンちゃんの場合は、ドッグフードを主食としており、仮に手作りフードを与えている飼い主さんでも、ご飯の代わりにパンを与えているケースはまずないでしょう。
このように、たまにおやつ程度で愛犬にパンを与える程度であれば、さほど神経質になる必要はありません。
特に体重が10kgを超えるような、大型犬におやつとして少量与える程度なら、まず与えるパンの種類だけしっかり注意してもらえば大丈夫です。
しかしチワワのような超小型犬の場合、しっかり与えるパンの量を調整してください。
ほんの一口に感じる量がチワワたち小型犬には影響が大きいのです。
パンは本来塩分が多く、主原料もチワワが苦手な消化の悪い小麦粉だと認識しておいてください。
例えば人間が食パンを食べた場合、ほとんど味も感じられず、塩分が多く含まれているなどの実感はまったくないでしょう。
ところが食パンには、ワンちゃんの体にとっては多すぎる塩分が含まれているということを知っておきましょう。
したがって、チワワにパンを与えた時には、下痢や軟便になっていないか、涙やけが悪化していないかなど必ずチェックしておくことが大切です。
そのような気になる症状が見受けられる場合、チワワにパンを与えることはやめておきましょう。
なお、何の症状が見られないとしても安心してはダメです。
多量の塩分は、確実に肝臓、腎臓などの臓器には悪影響を与えているのです。
パンの種類を選ぶ
チワワにパンを与える場合、必ず守るべき注意点があります。
それが与えるパンの種類に注意することです。
つまり与えてはダメな種類のパンがあるのです。
「与えるのがNGな避けるべきパン」
・菓子パン
・惣菜パン・調理パン
・蒸しパン
・クロワッサン・デニッシュ・ロールパン・フランスパン
「菓子パン」
・チョコパン
・クリームパン
・メロンパン
・アップルパイ
こんな感じの菓子パンはすべて要注意です。
菓子パンには、チョコレートにクリームやジャム、あんこなんていう具合に糖分やバターがたっぷり入っているので、カロリー過多であっという間にチワワの肥満や糖尿病の原因になります。
なお、絶対のNG食材がチョコレート。
ワンちゃんがチョコレートを食べてしまうと、中毒症状を起こしてしまいます。
チョコレートのカカオに含まれる「テオブロミン」という成分に毒性があります。
その成分が中枢神経を刺激し、愛犬に中毒症状を起こし、下痢や嘔吐、そして症状が進行すると痙攣・呼吸停止・心不全をまねき最悪死に至ることもあります。
だから絶対チョコレートは愛犬に与えてはダメと肝に命じておいてください。
「惣菜パン・調理パン」
・サンドイッチ
・カレーパン
・ピザパン
・焼きそばパン
・ホットドッグ
・ハンバーガー
このような惣菜パンなどはすべて要注意。
チワワにとって危険な食材が含まれていることが多いからです。
ワンちゃんにはうっかり食べてしまうと、中毒症状を引き起こしてしまい、最悪死に至るケースすらある、危険な絶対に与えるべきでない食べ物があるのです。
愛犬の命を脅かすほどの危険な食材はそれほどありません。
だから飼い主さんは、必ず把握して絶対与えないように注意してください。
愛犬の命を脅かす危険な食べ物を知っておきたい飼い主さんは次の記事を参照しておきましょう。
関連記事:「チワワに与えてはダメなご飯!中毒を引き起こす危険な食べ物」
それこそ与えてしまうとチワワの命を脅かすほど危険な食べ物が玉ねぎです。
ネギ類はすべて良くないと覚えておきましょう。
調理パンには、玉ねぎがよく入っているから要注意。
特にハンバーガーは絶対NGです。
カレーパンなども、胃腸に刺激を与える香辛料が含まれているので、嘔吐、下痢などの原因になります。
焼きそばパンなどの味の濃いパンもよくありません。
調理過程で油分や塩分、調味料など大量に使われています。
このような理由から、惣菜パン・調理パンはNGなわけです。
「蒸しパン」
ベーキングパウダーでふくらませるタイプの蒸しパンも止めておきましょう。
蒸しパンの多くは甘く糖分が多く含まれます。
そして最大の問題点が油分が多いこと。
しっとりと仕上げるためにどうしても油分が多く含まれてしまうのです。
「クロワッサン・デニッシュ・ロールパン・フランスパン」
実はいくらでもヤバイパンがあるのですが、主なところをいくつか紹介しておきます。
クロワッサンやデニッシュの問題点はバター。
残念ながらバターの含有量が多すぎますね。
ロールパンにはいろんな種類がありますが、甘い物が多い。
また、バターを多く含むものが多い。
フランスパンは塩分が問題です。
結構食べていても、塩味が強いなぁと感じるケースがあります。
「チワワに与えたいパン」
はっきり言ってチワワにパンはあまり与えたくないのですが、与えるならば食パンなどのプレーンなパンにしてあげましょう。
その他のいろんなパンは全部ダメです。
なお、プレーンなパンであっても多くの塩分を含んでいると知っておきましょう。
パンはどうしても塩分を含んでいる注意すべき食べものなのです。
そして原料も小麦粉であるから、チワワにいいわけは無いのです。
その証拠にチワワにパンを食べさせると、必ずたくさん水を飲みますよ。
それは塩分が多く含まれているからです。
そして水分を吸収した小麦がお腹の中で膨らむわけです。
だから消化不良にもなりやすいです。
チワワが本当に喜ぶなら、おやつで少量を与えてあげてもよいでしょうが、他にもっと美味しいおやつがたくさんあるので、それらのおやつがパンよりはおすすめです。
パンの原材料を確認する
市販のパンで注意が必要となるのが「添加物」。
市販の食べ物を買うケースでは、どうしても「添加物」の問題が付きまといます。
それほど神経質になる必要はありませんが、一つだけチェックポイントを紹介しておきます。
それは「イーストフード」という添加物です。
これは、パンを発酵させるために必要なイースト菌の餌となり、菌を活発化させる理由で使う人工の添加物です。
大きな工場などで大量生産される際には、よく使用される添加物です。
細かく言えば16種類程度の中から、例えばリン酸塩など五品目程度を選んで使用します。
しかし商品のパッケージには、「イーストフード」と表記されるだけで、実際の使用品目までは分かりませんが、イーストフードの明記があれば避けておいた方がおすすめです。
あとよく使われるのが、乳化剤です。
これはパンの柔らかさを長続きさせるために使われています。
このように市販のパンには気なる添加物がどうしても含まれます。
どうしても愛犬にパンを食べさせてあげたいと飼い主さんがこだわるならば、自分でパンを手作りして焼いてみるのがおすすめです。
そうすれば、乳化剤など気になる添加物を使う必要がありません。
パンは手作りするつもりになれば、とても簡単に作れてしまいます。
役立つ簡単なレシピも調べればいくらでもありますよ。
「チワワのための手作りパンの配慮点」
愛犬のために飼い主さんが手作りパンを焼いてあげる際のちょっとした注意点を紹介。
「塩を入れない」
塩は入れると味がはっきりして美味しです。
しかし、塩分厳禁としたいので塩は入れないで作りましょう。
ワンちゃんは、他からも塩分を取っていますからね。
「砂糖を使わない」
砂糖はダメではありませんが、愛犬のためにせっかく手作りするのですから、こだわって砂糖のかわりにオリゴ糖を使ってみましょう。
砂糖ならばキビ砂糖がおすすめです。
「ドライイーストがおすすめ」
酵母はいくらでもありますが、気軽に手に入れることが出来て、なおかつ扱いも手楽なドライイーストをおすすめします。
ドライイーストなら手間を感じず、毎日でも気軽に焼いてあげられますよ。
「バター・マーガリンは使わない」
油にもこだわり、できればバター・マーガリンは使わないようにしましょう。
バター・マーガリンさえ使わなければ、オリーブ油あたりを使ってあげれば問題ありません。
「水分を工夫」
水分は通常であればお湯で十分ですが、ちょっと一工夫してみましょう。
水分の代わりに卵を使うのが一般的ですが、さらにちょっとこだわって代わりに、成分無調整のタンパク質の豆乳を使ってみてはどうでしょうか。
なお、水分に塩無添加のトマトジュースなどを使ってみるのもGoodだよ。
自分で愛犬のために手作りパンを焼いてあげるのだから、いろいろこだわりを持って作ってみると楽しさ倍増です。
最後に動画でプチパンの作り方を見てイメージをつかんでみましょう。
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