イティドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

2019年7月9日

 

イティドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.イティドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にイティを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「イティ」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にイティを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

イティドッグフードのti(イティ)とは、マオリ語(ニュージーランドの先住民族の言葉)で「little(小さい)」という意味があります。

名前の通り小型犬専用のドッグフードであり、2017年に発売が開始された新しいフードです。

ジウィピークドッグフードと同様のエアドライ製法で調理して、生肉の良さをそのまま活かしています。

また水分量が多いのが特徴で、不足がちな水分を補い、半生タイプに近く柔らかく嗜好性が高くなっており、顎の力が弱い小型犬や顎の力が弱まるシニア犬にも食べやすいよう考えられています。

原料は厳しいチェックが入るニュージーランド産を使用しており、家畜は自然放牧飼育で、ビーフやラム、チキンはすべてニュージーランドの農場で育ったものです。

もちろん無添加な高品質なドッグフードであり、トレーサビリティシステムを導入しています。

工場も人間食品用工場で製造されており、ニュージーランド政府の監査を受けており安心・安全です。

唯一の弱点が高価格なところでしょう。

ラインナップは3種類あり、今回は人気の高い「ラム&ベニソン ディナー」をメインとして紹介していきます。

イティドッグフード(ラム&ベニソン ディナー)の基本情報

原産国        ニュージーランド
メイン食材      ラム・ベニソン
価格         488円(40g)お試し用パック
                       1,944円(200g)
                                 9,180円(1.0㎏)
賞味期限       未開封1年以上 開封後冷暗所での保管の場合は10日以内、冷蔵庫での保管の場合は、約30日以内が目安となります。
会社名        株式会社スリーイレブン
住所         大阪府大阪市住之江区御崎 1-11-18
電話番号       06-6655-0131
公式サイト      http://iti311.com/food-for-dogs%ef%bc%88犬%ef%bc%89/



イティドッグフードの品質

「イティドッグフードラム&ベニソンディナーの原材料」

原材料
ミート(ラム、ラム肝臓、ラム肺、ベニソン)、エンドウ、植物性グリセリン、緑イ貝、ケルプ、亜麻仁、パセリ、乾燥チコリ、シーソルト、炭酸カルシウム、塩化コリン、ミックストコフェロール、硫酸鉄、酸化亜鉛、ビタミンE、硫酸銅、セレン、ビタミンB1、ビタミンB3、ビタミンB5、酸化マンガン、ビタミンB2、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB12、ヨウ素酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンD3、ビタミンK、葉酸

「イティドッグフードラム&ベニソンディナー成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質         29%以上
粗脂肪            25%以上
粗繊維            4%以下
粗灰分            5.6%以下
水分             18%以下
代謝エネルギー        463.3kcal/100g

イティドッグフードおすすめポイント

「エアドライ製法」

一般的に市販されているドライフードの場合、製造過程で高温・高圧で加工されているため、生肉の持つ栄養の多くが壊れてしまいます。

生肉に含まれる栄養素の70%は、加熱により破壊されてしまうとされています。

また、フリーズドライ製法であれば、室温から一挙に-40~50℃の低温に落とします。

この際に、気圧を抜くことで水分が蒸発し、水溶性のビタミンは損失する可能性があります。

上記の製法と比較して、イティはエアドライ製法で、低温でゆっくり乾燥させています。

イティは新鮮な生肉と内臓、魚介類から作られています。

そのため、生肉は約75%の水分を含み、そこに必須ビタミンやミネラル類を加えて混ぜ合わせ、低温の風でゆっくり時間をかけて水分を蒸発させます。

大事なポイントとなるのが、天然の栄養素を壊すような加熱をしないこととなります。

この状態で10時間調理を続けると、約60%の水分が取り除かれます。

このように時間を十分にかけることで、イティのエアドライフードは、生肉の3倍のタンパク質量を持ち、非常に消化に優れた高品質なタンパク源に見事に生まれ変わります。

そのため、手間暇がかかりますが、生肉や内臓のタンパク質、栄養素、天然酵素の非常に敏感な構造のほとんどを保持できるのが特徴であり、食の安全性も保証されます。

「高い安全性」

イティの原材料はすべて自然由来である天然の素材のみを使用しており、高品質なニュージーランド産を使っています。

また、合成保存料、香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤といった人工添加物を一切使用していない無添加フードです。

さらに、遺伝子組み換え食品、穀物、動物ミールなどを一切使用していません。

イティのエアドライフードやトリーツには、鮮度を保つためエージレスが封入されています。

なお、開封後は脱酸素の効果がなくなるため、取り出してください。

イティドッグフードの気になる点

「水分量に注意」

イティドッグフードの水分量は18%以下であり、水分量が多いのが特徴と言えます。

これはフードを食べて水分補強ができたり、食べやすい柔らかいフードとなるメリットがありますが、その反面デメリットも含んでいます。

一般的な多くのフードでは、10%以下が標準となっています。

これは水分が多いとカビなどが生えやすく、品質劣化が早まり非常に痛みやすくなるためです。

したがって、イティドッグフードは、保管に注意を払う必要があります。

このためイティドッグフードは、開封後は、冷暗所での保管の場合は10日以内という賞味期限になっています。

特に夏場などは要注意となります。

しかしその対応としてイティは、200gパックで販売されているため、十分対応する事が出来ますが、保存に注意が必要であると認識しておきましょう。

「ミート」

イティドッグフードラム&ベニソンディナーは、原材料の動物性タンパク質の表記が「ミート」となっている点が気になります。

通常、「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。

実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。

ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。

ただしイティドッグフードの場合、ニュージーランドの安全性の高い原材料を用いており、このため決して粗悪なものではなく、良質な食肉のみを使用していると言えます。

ここでのミート表記の意味は、肉のみではなく、肝臓や肺など他の部位も使用していることから、まとめて「ミート」と表記していると言えますが、ミートと表記していると心配となってしまいます。

「値段」

イティは決して安いフードではありません。
1kgで、9,180円となります。

これはさすがに常食として継続するには、少し悩んでしまう価格といえるでしょう。

このため、他のフードとミックスしたり、ローテーションの一つとしたり、おやつとして与えるなど工夫がいりそうですね。

ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると思えます。

つまり、安くても高くても困ってしまうのです。

安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いです。

添加物が大量に含まれ、粗悪な原材料を疑ってしまいます。

良質な原材料を使用すれば、価格が上がりますが、あまりにも高いケースでは、適正価格かどうか疑念が湧いてしまいます。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「イティドッグフードの悪い口コミ」

ミニチュアシュナウザー(メス)

美味しいフードなのでしょうね、うちの子は大喜びで食べています。
それに反して飼い主は思わずため息です。
さすがにコスパが悪過ぎです。
はっきり言って継続は厳しいですね。
ローテーションやトッピングなど与え方を思案していますが、もう少し安いと助かりますね。

 

フレンチブルドッグ(オス)

良いフードであることは分かっていますが、とにかく一言高い助けて!
ただし、思ったほど食いつきは良くなかった。
取り敢えずおやつ代わりで与えてみます。

 

「イティドッグフードの良い口コミ」

ミニチュアダックスフンド(オス)

柔らかくて、うちの子のような老犬にはとても向いています。
高くて常食にはなかなか困難ですが、トッピングで使って重宝しています。

 

ヨークシャテリア(メス)

高齢になって食欲も落ち気味ですが、イティは柔らかくて食べやすいのか食いつきがいいです。
ふやかす手間がなくなり、与えるほうも助かっています。
ありがたいことに、少し元気が出てきて、遊ぶ量が増えてきましたよ。

トイプードル(オス)

原料は間違いなく安全。
毛並みが良くなり、トリマーさんに褒めてもらえました。
食いつきが良すぎてビックリ、高いんだから食べ過ぎないでね、太るよと思わず思っています。

 

「口コミ感想まとめ」

あまり口コミは多くないのですが、それでも良いフードであることは伝わってきます。

値段以外はパーフェクトであり、コスパさえよければS級評価に入れたいドッグフードがいくつかあるのですが、イティドッグフードもその一つですね。

「食いつきが良い」という評価が圧倒的に多かったのですが、中には食いつきが今一という声もあり、どんなに優秀なフードでも、個体差による嗜好の問題があることが良く分かります。

問題は値段のみですね。

イティはこれから人気が出てくるフードと思うので、口コミ情報も増えていくことでしょう。

こんな人たちにイティはオススメ!
・少しくらい高くても愛犬が大事

・小型犬を飼っている

・老犬で普段ドライフードをふやけさせて与えている

・柔らかいフードを探している

・ニュージーランド産の原料にこだわる

・エアドライ製法に興味がある

イティドッグフードの種類

「エアドライフード」

エアドライ製法により、天然素材の風味・栄養成分を損なうことなく生肉とほぼ同じ栄養価を誇ります。

・イティドッグ ラム&ベニソン ディナー

メイン食材はラム・ベニソン。
粗タンパク質29%以上、粗脂肪25%以上、463.3kcal/100g

・イティドッグ ビーフ ディナー

メイン食材はビーフ。
粗タンパク質35%以上、粗脂肪22%以上、471.6kcal/100g

・イティドッグ チキン ディナー

メイン食材はチキン。
粗タンパク質32%以上、粗脂肪22%以上、460kcal/100g

「イティ缶(ウェットフード)」

・イティドッグ チキン缶 175g 540円(税40円)
粗タンパク質8.7%以上、粗脂肪8%以上、105.4kcal/100g

・イティドッグ チキン&サーモン缶 175g 540円(税40円)
粗タンパク質10.5%以上、粗脂肪7%以上、112kcal/100g

・イティドッグ ラム&ベニソン缶 175g 540円(税40円)
粗たんぱく質9%以上、粗脂肪8%以上、110kcal/100g

・イティドッグ ビーフ缶 175g 540円(税40円)
粗たんぱく質9.4%以上、粗脂肪7.2%以上、101kcal/100g

「トリーツ」

・ラムジャーキ・・・皮膚・被毛ケア
・ビーフジャーキー・・・股関節ケア
・凝縮カットビーフ・・・腸内ケア
・凝縮カットチキン・・・口腔ケア
・凝縮カットラム・・・肝機能ケア
・凝縮カットベニソン・・・エイジングケア