食が細く、愛犬が痩せ気味で悩んでいる飼い主さんもいることでしょう。
本当になかなかご飯を食べてくれないと困ってしまいます。
痩せていれば体力や免疫力も低下してしまいやすいです。
愛犬が痩せていても太っていても困ってしまうものです。
今回は、痩せ気味の犬にオススメのドッグフードを紹介するとともに、そのようなケースでの正しいフードの選び方を伝授します。
愛犬が痩せている最も考えられる単純な理由は、フードをあまり食べないことです。
食べる量が少なければ、必然的に体重は減ってしまうのは当然です。
また、ひょっとすれば、飼い主さんが愛犬に与える1日の給餌量が足りていない場合もあり得ます。
与えるご飯は完食しているのに、愛犬が痩せているような場合が十分にあり得ます。
そのような場合はまず一度、パッケージに記載されている給餌量を確認して目安とし、適量を与えるようにしてください。
意外に給餌量を確認することなく、適当に感覚でフードを与えている飼い主さんも多いみたいです。
なお、犬種などによっても個体差が生じ、必要なエネルギー量が違ってくるものです。
このため、目安量を守った上で愛犬の体重管理を行い、フード量を調整することが大切です。
また、適当と思える量を食べているのに痩せてしまうケースでは要注意です。
病気の可能性もあるため、一度獣医師の診断を受けてみましょう。
愛犬の運動量が増加した場合、カロリー消費が高まり、今までと同様の給餌量では痩せてしまいます。
散歩の時間が長くなったとか、あとよく起こりがちなケースが、多頭飼いとなった場合です。
お互いにじゃれ合って遊ぶことが増えて、運動量が増加するケースがあります。
愛犬の食が細い場合、とにかく少しでも多く食べさせなくてはと焦り、よくやってしまう失敗が、その結果おやつを与えすぎてしまうことです。
おやつをを食べるために、その結果ますます食が細くなる悪循環にハマっている可能性もあります。
また、おやつでは愛犬に必要な栄養を十分に摂取することはできないため、さらに痩せてしまっているかもしれません。
老犬になってくれば、だんだん食欲もなくなってきます。
また、内臓の機能が衰えてくるため、消化吸収が低下します。
運動量も落ちて、筋肉量も減少しがちです。
このように、老化現象として、愛犬が痩せだすことは多いといえます。
特に消化器官に異常があるケースでは、消化吸収が上手く行えず、痩せてしまうことが多いといえます。
今までの量を食べていても痩せだした場合、病気が原因の可能性があります。
早めに一度獣医師に診察してもらうのがおすすめです。
体重を増やすのに必要な要素がカロリーとなります。
このため、食が細い子には、特に少量の食事であってもエネルギーを得ることができるように、高カロリーなドッグフードを選んであげるとこが重要になります。
最近のドッグフードは、カロリーが明記されているので、チェックして高カロリーフードを与えてあげましょう。
タンパク質は体を作る元であり、犬にとって動物性タンパク質が最も大事な主食となります。
このため痩せている犬には、生肉が第一主原料となるような、高タンパクフードを選んであげることが必要となります。
安価な市販フードの場合、穀物がメインとなっていますが、ワンちゃんは腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまいます。
このため、特に痩せすぎの犬には適さないと認識しておきましょう。
したがって、穀物不使用のグレインフリーフードも有効です。
好き嫌いは誰にでもあります。
あなただって苦手な味の食べ物があるはずです。
当然ワンちゃんだって個体差があり、愛犬によっては同じフードでもよく食べてくれたり、場合によっては見向きもしないこともありえるのです。
これはみなさんの口コミ情報を見ていれば、顕著に現れている結果です。
したがって、愛犬が好む味のフードを見つけてあげることも大切となります。
食いつきが悪く、食べる量が少なければ、当然ですが愛犬が痩せてしまいます。
ただし、人口添加物の香料などの使用により、ワンちゃんの食欲を図っているようなフードは要注意です。
食欲が落ちないため気づきにくいですが、体重が減ってきます。
水を飲む量が増加し、お腹が膨れやすい。
食欲がなくなり、体重も低下します。
下痢や嘔吐が起こり、水を飲む量も増加します。
消化器系の病気になれば、食欲が落ち体重低下です。
下痢や嘔吐が続きます。
食欲がなくなり、下痢・嘔吐などの症状と共に、黄疸が起こってきます。
寄生虫の種類によって様々症状が生じますが、ほとんどのケースで食欲不振を招き、体重が低下します。
痩せている犬にオススメとなるフードのポイントは、カロリーとタンパク質の量です。
オススメな高カロリー＆高タンパク質フードを比較紹介します。
| 商品名 | カロリー | タンパク質 | 評価 |
| アイムス | 392kcal | 26% | × |
| アカナ | 351 kcal | 31% | ◎ |
| アーテミス | 390 kcal | 25% | 〇 |
| アランズナチュラル | 339kcal | 20.0% | 〇 |
| イティ | 463.3kcal | 29% | 〇 |
| オリジン | 394 kcal | 38% | ◎ |
| カナガン | 361.25 kcal | 33% | ◎ |
| キアオラ | 376kcal | 30% | 〇 |
| K９ナチュラル | 572.5kcal | 35.5% | 〇 |
| ギャザー | 362.8kcal | 30% | 〇 |
| サイエンスダイエット | 374kcal | 21% | △ |
| ジウィピーク | 470 kcal | 45% | 〇 |
| 鹿肉麹熟成 | 530 kcal | 26% | 〇 |
| TASHIKA | 397 kcal | 38% | △ |
| ナウフレッシュ | 359.8kcal | 26% | 〇 |
| ナチュロル | 400kcal | 23～27％ | ◎ |
| ニュートロナチュラルチョイス | 365kcal | 24% | △ |
| ネルソンズ | 362kcal | 30% | ◎ |
| 馬肉自然づくり | 399kcal | 27% | 〇 |
| ファインペッツ極 | 422kcal | 36% | ◎ |
| ファーストメイト | 326kcal | 24％ | △ |
| モグワン | 344 kcal | 28% | ◎ |
| ヤラー | 350kcal | 32% | 〇 |
| ロイヤルカナン | 378kcal | 19% | × |
オリジンは、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質を含んでいます。
タンパク質が38%とかなり高めです。
しかし、高GI値食品を一切含んでないため、血糖値を急上昇させる心配がなく、タンパク質しっかり摂取しながらも肥満を予防でき、体重管理に適したフードと言えます。
オリジンは「肉類80%：フルーツと野菜20%：穀物0%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。
さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。
ファインペッツ極（KIWAMI）は、ファインペッツシリーズで究極のドッグフードであり、総量の90%が肉類原材料で占めたグレインフリーの豪華なドッグフードです。
また、原材料にはすべてヒューマングレイドの食材等が厳選されて使われており、危険な添加物や副産物は無使用、さらに中国産原料は一切使用しない徹底ぶりです。
消化吸収率が87%という驚きの数字であり、市販のドッグフードのおよそ3倍の数値を誇ります。
このため、食後の血糖値の乱高下が起こりづらいメリットが生じ、糖尿病などの疾患を持つ犬でも、安心して与えてあげられます。
高吸収率とタンパク質が36%と高目であり、少食で一度にあまり食べれないワンちゃんや、食欲が落ちてきた老犬、また、太りたい犬、そして特に成長期の子犬や、授乳・妊娠期の母犬などにはおすすめと言えます。
オールステージ対応の無添加のグレインフリー＆ヒューマングレードドッグフードのため、途中で切り替える必要がなく子犬から老犬まで安心して与えてあげられます。
お肉たっぷりの高タンパク（33%）で、カロリーも361.25 kcalもあり、痩せ気味なワンちゃんや活発な成長期の子犬にも安心です。
メイン食材は平飼いチキンであり、成長ホルモン剤など気になる飼料は使用しておらず安心です。
欧州ペットフード工業会連合（FEDIAF）の厳しい基準をクリアした工場で作られており、人工保存料・香料・着色料などは一切使用されていません。
このような良質な原材料のため、アレルギーになりにくく、涙やけに効果があったとの口コミも多いフードです。
ウェットフードも人気があり、柔らく食べやすいため子犬にはこちらもおすすめです。
世界中の愛犬家から支持される、イギリス産ドッグフード『カナガン』
ネルソンズは、イギリス国内の販売累計が100万袋を突破した人気の無添加ドッグフードであり、品質は折り紙つきです。
合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物も一切使用していません。
添加物といえるものは、ビタミン類と安全な天然由来成分のミックストコフェロールを使用した酸化防止剤のみです。
また、100グラムあたり362キロカロリー、タンパク質は30%と高カロリー高タンパクフードであり、痩せ気味の犬にも持ってこいです。
ネルソンズのドッグフードの粒のサイズは小粒が多くなっています。
その点ネルソンズの粒の形はちょっと変わった独創的な三角形で、真ん中の中央部が膨らみ、厚さは約5mm、で、1辺は約10mmとやや大き目といった感じで中型犬向きといえます。
このため貴重な中型犬や大型犬向きのフードです。
全年齢対応の国産無添加ドッグフードであり、動物性タンパク質が55%以上あります。
世界で初めて、安定・持続型ビタミンCを1,000㎎/㎏配合したフードであり、免疫力を維持して涙やけに効果が期待できます。
特徴が牛・鶏・馬・魚という具合に多種のタンパク源を摂取できることです。
グレインフリーフードであるため、穀物の代用にはタイ産のタピオカ、紫さつまいもが使用されています。
アレルゲン対策をおこなっていますが、肉類は最もアレルゲンとなりやすい牛肉を始め多種の種類が含まれているため、肉類にアレルギーが心配な犬は注意すべきと言えます。
カロリーは100gあたり約400kcalとかなり高めで、痩せ気味のワンちゃんのや子犬期には向いています。
「ジウィピーク」のドッグフードは、96％が天然の新鮮な生肉と内臓、魚、緑イ貝でできており、エアドライ製法のためほとんど手を加えず乾燥させて、食材の旨味や栄養分をしっかりと残した、ニュージーランド産の高級プレミアムドッグフードです。
残りの4%で、最低限の炭水化物やミネラル、ビタミン類で栄養バランスを調整しており、見事なまでに余分な物は一切含まない穀類不使用のノーグレインフードです。
このため、ワンちゃんにとっては理想のドッグフードと言え、成分や原材料・品質管理などについては、文句の付けようがありません。
さらに脅威の高タンパク（470 kcal）＆高カロリーフード（45%あ）であり、痩せすぎのワンちゃんにも有効です。
K9ナチュラルのカロリーは、572.5kcalと飛びぬけています。
このため、痩せ気味のワンちゃんなどは、とりあえず試してみたいですね。
K9ナチュラルのコンセプトは、「野生のオオカミにより近い食事を」というものであり、これから原材料の90%以上が新鮮な生肉中心のレシピとなっており、さらに、非加熱フリーズドライ製法が特長のニュージーランド産ドッグフードです。
このため、「水で戻して生食にもできる」といった使い勝手の良さがウリであり、栄養価を損なうことのない生食のドッグフードを実現しました。
非加熱製法のため、栄養価が高く食材の風味が残り、さらに酵素・乳酸菌を取れるため、食いつきが悪く小食な犬、涙やけや皮膚アレルギーで悩んでいる犬、慢性の下痢や柔便改善を望む犬などにおすすめです。
また、余計な原料を一切加えないというこだわりのフードとなっています。
アカナは自社工場で低温調理し、食材もしっかり顔が分かる信頼感で結ばれた生産者から購入しており安心できます。
このため添加物は、最低限に抑えた合成サプリメントの使用のみといえます。
アカナは、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれ、さらに愛犬の目的や悩みに合わせているため、あなたの愛犬に合ったフードを選んであげやすいです。
動物性タンパク質が豊富なのがウリで、最高だと75%もあり、痩せ気味のワンコにも有効です。
3～5種類もの新鮮な肉や魚を使用していますが、万一アレルギーが心配な犬の場合は、単一の鮮肉を70%使用するシングルを選べば安心です。
原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しており安心です。
穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。
老犬になれば、痩せだすワンちゃんが多くなります。
そんな老犬向きの馬肉をメインとし、399kcalと高カロリーの馬肉自然づくりはおすすめです。
馬肉自然づくりは、馬肉専門店の人間用の馬刺しの切れ端が使われているため、無添加でヒューマングレードのドッグフードです。
馬肉は鶏肉、豚肉、牛肉などに比べて栄養価が高いお肉であり、さらに高タンパク、低脂肪・という特徴を持ちます。
このため、痩せて体力が落ちたワンちゃんや老犬におすすめです。
また、ドライフードでなく生馬肉を老犬に食べさせたい方は、「馬肉パラパラミンチ」も扱っています。馬肉パラパラミンチの文字から公式サイトへリンク
ヤラーは、350kcalで32%とバランスが良い高カロリー＆高タンパクフードに仕上がっており、痩せ気味のワンちゃんにはおすすめです。
ヤラーは、オランダ生まれの完全なオーガニックドッグフードです。
世界で初めてヤラーがオーガニックフードをヨーロッパに導入しており、このため、オーガニック先進国のヨーロッパにおいて、オーガニックフード市場でNo.1のシェアを誇ります。
オーガニックとは、農薬や化学薬品などを使用せずに育てた植物のことであり、肉類の場合は、オーガニックの飼料で飼育された動物が該当します。
このため原材料は安心でき、アレルギーが起きやすい危険な成分が入り込む心配が無用です。
また、ヤラーは、生産工程に関して、工場の内部まで公開されているので安心・安全です。