犬にオススメなラム肉ドッグフードランキング!正しい選び方

 

ラム肉がドッグフードでメインとして使用される主な目的は、アレルゲンになりにくいことと、ダイエット向きな点といえます。

したがって最近は、ラム肉のドッグフードも多くなっています。

今回は、良質なラム肉ドッグフードの選び方と、オススメなラム肉ドッグフードランキングを紹介します。

 

正しいラム肉ドッグフードの選び方

 

「ラム肉のみのフードを選ぶ」

多くの種類の肉がある中、わざわざ飼い主さんがラム肉を選ぶ一番の理由がアレルギー対策です。

牛肉や鶏肉などで、愛犬がアレルギー反応を示してしまうために、低アレルゲンとされるラム肉を選んでいるわけです。

このため、ラム肉以外の動物性タンパク質が含まれていれば意味がありません。

実際のところラム肉を使ったフードでも、ラム肉単一使用は珍しく、魚やチキンなどの他の肉も一緒に含まれているフードが多くあります。

これでは、アレルギー対策として、ラム肉使用のフードを選んだメリットがなくなってしまいます。

したがって、可能な限り、ラム肉のみを使用したフードを選びましょう。

 

「ラム肉メインのフードを選ぶ」

ラム肉が使用されていても、使用量が少なくては意味がありません。

理想はラム肉をメイン使用し、50%以上使用していることです。

このため、全体の何%ラム肉使用と使用割合を明記してくれていると有難いのですが、多くのフードでは記載されていません。

実は原料表で最初に明記されるほど使用量が多くなるため、トップにラム肉が明記されているフードを選ぶのがおすすめです。

 

「グレインフリー&グルテンフリーフード」

わざわざラム肉ドッグフードを選んでいる理由として、一番多いのが食物アレルギーの問題です。

そのようなワンちゃんは、肉類のみならず、穀物にもアレルギー反応してしまう可能性が高まります。

したがって、ラム肉を使用した上で、穀物不使用のグレインフリーや、グルテンを含む小麦やとうもろこしを除いて、大麦や米などに絞って穀物を選んだグルテンフリーがおすすめです

なお、「ラム&ライス」の表現にも注意を払いましょう。

ラム肉使用のフードをチェックしていてよく目につくのが、「ラム&ライス」というフードです。

ライスという文字からグルテンフリーのイメージが浮かびやすいのですが、原材料をチェックすれば、小麦、トウモロコシ、大豆という高アレルゲンの穀物がしっかり含まれているケースが非常に多いといえます。

つまり、「ラム&ライス」という表現で目くらまししているわけです。

安易に名前に惑わされることなく、必ず原材料を自分の目で確認することが大切です。

 

「ラム生肉が望ましい」

できる限りラム生肉を使用したフードを選ぶのがおすすめです。

ラム肉は鶏肉や牛肉などに比べると価格が高めなため、どうしても低価格な「ラムミール」「ラム粉」といった低品質な肉が使用されがちです。

仮にラム生肉が使用されていても、生肉の使用量はわずかであり、多くはラムミールやラム粉が含まれているケースが多いといえます。

値段との兼ね合いも生じますが、実際には生肉はあまり使用されずに、低品質な肉であるラムミールやラム粉で胡麻化しているようなフードは避けましょう。

 

「無添加フード」

ドッグフードを選ぶ際の必須条件が、無添加フードを選ぶことです。

これはラム肉ドッグフードを選ぶのに限ったことではありませんが、愛犬の健康維持を考慮した場合必ず注意してあげたいところです。

本来着色料や香料は、ドッグフードには必要ありせん。

さらにBHA、BHTなどの発がん性の恐れがあるような成分を使用したドッグフードは、多分値段が安くて魅力を感じるかも知れませんが、その時点で却下して欲しいと思います。

これらの成分は、見てくれや嗜好性を上げるために使用されることが多く、犬の健康維持を考えた場合マイナス効果しか生じません。

 

人気のラム肉ドッグフードの比較

商品名 ラム肉の使用量 その他の動物性タンパク質 無添加 評価
アイムス(ラム&ライス) 不明 ×(チキン・ターキーが同量) × ×
アカナ(グラスフェッドラム) 50%
アーガイルディッシュ(エバーラスティングシニア) 不明 ×(牛肉が同量)
アズミラ(ライフスタイルドッグフードフォーミュラ) 不明 △(フィッシュミール)
アディクション(ル・ラム) 不明 △(フィッシュミール)
アボ・ダーム(ラム&ライス)(ル・ラム グレインフリー) 不明 △(乾燥ニシン)
アランズナチュラルドッグフード・ラム 55%
イティ(ラム&ベニソン) 不明 ×(ベニソンが同量)
カークランド・ラム 不明 △(卵・フィッシュミール)
キアオラ 不明 △(乾燥サーモン)
クプレラクラッシク ラム&ミレット・スモール 不明 △(魚類)
K9ナチュラル ラム・フィースト 不明 △(卵)
ジウィピーク(トライプ&ラム)  96%(緑イ貝も含む) △(緑イ貝)
サイエンスダイエット(ラム&ライス) 不明
セレクトバランス(ラム) 不明
ソリッドゴールド(フントフラッケン) 不明 △(フィッシュミール)
ナチュラルハーベスト 不明
ニュートロシュプレモ(地中海のレシピ ラム) 不明 △(ポークミール)
ニュートロナチュラルチョイス(ラム&ライス) 不明
ニュートロワイルドレシピ(ラム) 不明 △(乾燥チキン)
ネイチャーズバラエティ(インスティンクト LID ラム) 不明
ファーストチョイス(ラム&ライス) 不明
ファーストメイト 不明 △(フィッシュ粉)
ブラックウッド 不明 △(チキンミール) 
プリンシプル(ラム&ライス) 不明 △(フィッシュ粉) 
ホリスティックレセピー 不明
ユーカヌバ(成犬用ラム&ライス) 不明 ×(鶏・七面鳥が多い)
ロータス(アダルトドッグ ラムレシピ) 不明 △(白身魚)

 

おすすめラム肉ドッグフードランキング

 

1位:アカナ(グラスフェッドラム)ドッグフード

アカナドッグフードには、クラシック(ライフステージ毎)・レジオナル(穀物不使用)・シングル(低アレルギー)の3種類があります。

シングルに属する「グラスフェッドラム」は、ニュージーランドの牧場で自由に育ったラムの生肉、レバー、トライプが総重量の50%を含んでいます。

アカナは、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれ、さらに愛犬の目的や悩みに合わせているため、あなたの愛犬に合ったフードを選んであげやすいです。

穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。

このように、新鮮な動物性タンパク質使用や穀物不使用などによる犬向きの優しい高品質なフードのため、皮膚や被毛、腸内環境の健康維持にはオススメで、アレルギーの改善にも期待ができるフードです。

 



 

2位:ジウィピーク(トライプ&ラム)ドッグフード

ジウィピークトライプ&ラムは、(ラムトライプ生肉、ラム生肉、ラムハート生肉、ラムレバー生肉、ラムラング生肉、ラムキドニー生肉、ニュージーランド緑イ貝、ラムボーン)で、緑イ貝を含むものの、ラム生肉96%と圧倒的です。

残りの4%で、最低限の炭水化物やミネラル、ビタミン類で栄養バランスを調整しており、見事なまでに余分な物は一切含まない穀類不使用のノーグレインフードです。

また、エアドライ製法のためほとんど手を加えず乾燥させて、食材の旨味や栄養分をしっかりと残した、ニュージーランド産の高級プレミアムドッグフードです。

このため、ワンちゃんにとっては理想のドッグフードと言え、成分や原材料・品質管理などについては、文句の付けようがありません。

このように、ジウィピークの製品コンセプトは、非常にわかりやすいと言えます。

 



 

3位:K9ナチュラルラル・フィーストドッグフード

K9ナチュラルのコンセプトは、「野生のオオカミにより近い食事を」というものであり、これから原材料の90%以上が新鮮な生肉中心のレシピとなっており、さらに、非加熱フリーズドライ製法が特長のニュージーランド産ドッグフードです。

このため、「水で戻して生食にもできる」といった使い勝手の良さがウリであり、栄養価を損なうことのない生食のドッグフードを実現しました。

また、余計な原料を一切加えないというこだわりのフードとなっています。

したがって、K9ナチュラルラム・フィーストは、ラム肉の使用量は明記されておらず不明ですが、ラム生肉がメイン使用され、子羊肉(人間食用の家畜から生産される)、レバー(子羊)、心臓(子羊)、グリーントライプ(子羊)、血(子羊)、脾臓(子羊)、腎臓(子羊)、骨(子羊)という具合に原料のトップから並び、90%以上の割合でラムの使用量を誇っているフードだと推測できます。

動物性タンパク質として、ワンちゃんが若干食物アレルギーを起こし易い食材である「卵」を唯一使用している点が残念といえます。

 



 

4位:アランズナチュラルドッグフード・ラム

アランズナチュラルドッグフード・ラムは、イギリス産の生ラム肉を55%使用しています。

生ラム肉の使用量が多いのが最大の魅力です。

特徴は、原材料がたったの10種類というシンプルなヘルシードッグフードであることです。

少ない厳選素材にこだわり、素材本来の栄養素を最大限に生かす工夫で製造されています。

このため余分な添加物を一切含まず、アレルギーが気になるワンちゃんには持ってこいのフードに仕上がっています。

とにかく完全無添加の考えが徹底されたフードであり、唯一使用している酸化防止剤はハーブ類で、多くのドッグフードで使用されているビタミンやミネラル類などの、「安全な添加」さえ一切加えていないという徹底ぶりです。

肉もアレルギー対応として、牛肉や鶏肉、豚肉などのアレルゲンとなりやすい肉を避け、ラム肉を厳選しています。

良質な天然素材を厳選することでワンちゃんのお腹に優しい原材料とし、消化しやすく、高い栄養の吸収率を目指しています。

 

アランズ ナチュラルドッグフード
100%無添加のプレミアムドッグフード

 

5位:ネイチャーズバラエティ(インスティンクト LID ラム)ドッグフード

ネイチャーズバラエティのLIDシリーズは、原材料を制限して製造したフードであり、アレルギー対応フードとなっています。

そのため、インスティンクト LID ラムは、ラム1種類の動物性タンパク質のみを使用し、ビーフやチキン、タマゴ、乳製品、グルテン、グレインといったアレルギーを発症しやすいと考えられる原材料を使用していません。

このため、食べることのできる原材料が限られた愛犬に適しています。

また、LIDシリーズには緑茶抽出エキスがコーティングされており、消化をサポートしてくれます。

ネイチャーズバラエティドッグフードは、独自製法とされる非加熱で病原性細菌を処理するHPP製法で調理をすることにより、通常の製法では破壊されて失われてしまうと言われている、天然酵母やビタミンの吸収が期待できるように作られており、消化や肌、毛艶の健康をサポートします。