犬の皮膚アレルギー対策にオススメのドッグフードランキング！
愛犬が痒みに襲われ体を掻きまくっている場合、主な原因は次の3つと言えます。
１．食物アレルギーによるアレルギー性皮膚炎
２．アトピー性皮膚炎
３．ノミアレルギーによるアレルギー性皮膚炎
今回はこの3つの中から、食物アレルギーによる皮膚炎を取り上げ、犬の皮膚アレルギー対策にオススメのドッグフードを紹介するとともに、正しい選び方を伝授します。
犬の皮膚炎に良い食物アレルギー対策に適したドッグフードの選び方
「無添加フード」
ドッグフードを選ぶ際の必須条件が、無添加フードを選ぶことです。
これは食物アレルギー対策に適したドッグフードのみに限ったことではありませんが、化学合成物質である添加物が、アレルギーの原因となッている場合が多くあります。
このため、BHA、BHTなどの発がん性の恐れがあるような成分を使用したドッグフードはもちろんのこと、本来ドッグフードに必要がない香料、着色料や、防腐剤などが使用されるフードも避けるべきであり、できれば、抗生物質やホルモン剤といった化学薬品も使われてないことが望ましいといえます。
フードの酸化を避けるために必要な酸化防止剤であっても、天然由来の成分のものを選び、できる限り栄養調整で必要となるビタミンやミネラルなどの合成サプリメント以外の添加物が、入っていないドッグフードを選びましょう。
「単一タンパク源を選ぶ」
犬のタンパク源の食物アレルギーは、牛肉や鶏肉などの特定の食材に反応するケースが多いといえます。
このため、ドッグフードには、多くの動物性タンパク質からバランス良く栄養を摂取することを目的とするものがありますが、そうなると食物アレルギーを起こす可能性が高まり、同時にアレルゲンを確定することが困難となります。
したがって、単一タンパク源であるフードを選ぶことが、食物アレルギーを避ける有効な手段となり、その結果愛犬のアレルギー皮膚炎も防止できます。
バランス良く各種の食材からタンパク質を摂取したいならば、まずは1種類の肉や魚が使われた単一タンパク源のドッグフードを選び、それを順番にローテーションしていけば問題ありません。
食物アレルギーは、同じ食材を継続して食べていると、特定のタンパク質に敏感になってしまい、そのためアレルギー反応を示してしまうことがあります。
このため、ローテーションさせることで、それらの問題が解決できると同時に、アレルゲンを特定するためにも有効な手段となります。
「アレルゲンとなりやすい食品を避ける」
愛犬が食物アレルギーを起こさないためには、アレルゲンとなりやすい食材を食べないことが一番の予防となります。
単一タンパク源のフードを選び与えることで、愛犬のアレルゲンとなりやすい食材が判明してきます。
またよくアレルギー反応を示すワンちゃんの場合、アレルギー検査を行い、アレルゲンを確かめておくことも大切です。
犬がアレルギーを起こしやすい主な食材は以下の通りです。
・とうもろこし
・大豆
・牛肉
・鶏肉
・豚肉
・卵
・乳製品
・穀物
このため、穀物不使用のグレインフリーフードや、小麦やトウモロコシを使わないグルテンフリーフードもおすすめです。
次に、2つのアレルギー反応のタイプを紹介しておきます。
１．I型
I型は、即時型と呼ばれるタイプのアレルギー反応であり、アレルゲンを愛犬が摂取した場合、すぐに症状が現れます。
免疫細胞と肥満細胞が反応することで発生し、皮膚炎やじんましんを引き起こしやすいとされています。
危険な症状であるアナフィラキシーショックもI型です。
２．IV型
IV型は、I型と比較してアレルギー症状が出るまでに時間がかかるのが特徴です。
このため、遅延型と呼ばれます。
IV型（遅延型）は、リンパ球とアレルゲンが反応することによって起こるとされています。。
皮膚炎やアトピー性皮膚炎が、IV型とされています。
人気の皮膚アレルギー対策用ドッグフード比較
| 商品名 | タンパク源 | 無添加 | 評価 |
| アカナ（パシフィックピルチャード） | イワシ | ◎ | ◎ |
| アーガイルディッシュ | 有機動物性タンパク質（ラム肉、牛肉） | ◎ | 〇 |
| アーテミス「オソピュア」（サーモン＆ガルバンゾ） | サーモン・ガルバンゾー豆 | ◎ | 〇 |
| アディクション（ビバ・ラ・ベニソン） | 鹿肉粉・ドライポテト・ドライタピオカ | ◎ | 〇 |
| アランズナチュラル | ラム肉・玄米・全粒大麦・全粒オーツ麦 | ◎ | 〇 |
| イティ | ミート（ラム、ラム肝臓、ラム肺、ベニソン） | ◎ | 〇 |
| いぬはぐ | 鶏肉・玄米・白米 | ◎ | 〇 |
| インセクト | 乾燥じゃがいも・えんどう豆粉・ミールワーム | ◎ | 〇 |
| UMAKA（美味華） | 鶏肉、大麦、玄米 | ◎ | 〇 |
| オリジン（6フィッシュ） | サバ・ニシン・カレイ・アカディアンレッドフィッシュ・アンコウ・シルバーヘイク | ◎ | ◎ |
| カナガン | 骨抜きチキン生肉、乾燥チキン | ◎ | ◎ |
| キアオラ（ラム） | ラム生肉・乾燥サーモン・ポテト | ◎ | 〇 |
| K9ナチュラル（ラム・フィースト） | 子羊肉（人間食用の家畜から生産される） | ◎ | 〇 |
| GO!（ゴー）（センシティビティシャインダック） | ダック（生・骨抜き・鴨）・ダックミール | ◎ | 〇 |
| このこのごはん | 鶏肉（ささみ、レバー） | ◎ | 〇 |
| サクラペット | 肉類（ビーフ（骨・皮・内臓を含まない） | ◎ | 〇 |
| ZEN | 日本鹿生肉 | ◎ | 〇 |
| ソルビダ | オーガニックチキン生肉、乾燥チキン | ◎ | △ |
| Dr.ケアワン | 鶏肉・大麦・玄米・むらさき芋 | ◎ | 〇 |
| ナチュラルチョイス（鹿肉＆玄米） | 鹿肉・玄米・オートミール | ◎ | △ |
| ナチュロル | 牛、鶏、馬、魚の生肉 | ◎ | ◎ |
| ネイチャーズバラエティ（インスティンクトLID ラム） | ラム肉・タピオカ | ◎ | 〇 |
| ネルソンズ | 乾燥チキン、チキン生肉 | ◎ | ◎ |
| ピナクル（サーモン＆ポテト） | サーモン | ◎ | 〇 |
| フィッシュ4ドッグ（サーモン） | サーモン・ポテト | ◎ | 〇 |
| FORZA10(フォルツァディエチ) （デルモアクティブ） | ポテト・魚粉 | ◎ | 〇 |
| プラぺ | チキン＆ターキー | ◎ | 〇 |
| ブルー（成犬用 フィッシュ＆玄米レシピ） | 白身魚・ニシン・玄米・大麦・オートミール・チキン・馬鈴薯・サツマイモ | ◎ | 〇 |
| POCHIザ・ドッグ（ワイルドサーモン） | サーモン・フィッシュペプチド（タラ・ニシン・スズキ）・スイートポテト | ◎ | 〇 |
| モグキューブ | ラム肉・ラム肺・ラムレバー・ラム気管 | ◎ | 〇 |
| モグワン | チキン＆サーモン | ◎ | ◎ |
| ヤラー | 鶏肉・グリーンピース・イエローピース | ◎ | 〇 |
| YumYumYum! | 馬肉、大麦、玄米 | ◎ | 〇 |
| ロータス（フィッシュレシピ） | イワシ・タラ・乾燥じゃがいも・乾燥全卵 | ◎ | 〇 |
おすすめ皮膚アレルギー対策用ドッグフードランキング
１位：モグワンドッグフード
モグワンは当サイトのナンバーワン評価のドッグフードであり、我が家でも愛犬に与えており、毛艶がよくなりました。
口コミ情報をチェックしていても、ワンちゃんがモグワンを食べてアレルギーを発症したという声をほとんど聞いたことがありません。
メインにチキン＆サーモンの動物性タンパク質を使用し、野菜や果物などもバランス良く配合したヒューマングレードフードです。
合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物も一切使用していません。
全ライフステージ対応のドッグフードであり、小犬から老犬まで安心して食べられます。
原材料は手作りレシピを再現しており、いろんな食材のトッピングにも適しています。
グレインフリー・生肉使用！
プレミアムドッグフード『モグワン』
２位：アカナ（パシフィックピルチャード）ドッグフード
アカナのパシフィックピルチャードは、新鮮なイワシのみを使用した単一タンパク源ドッグフードです。
アカナには、単一の鮮肉を70%使用する「シングルシリーズ」があり、ここから選べば、ラム肉、豚肉、ダックなどの単一タンパク源の形で選ぶことが可能であり、食物アレルギー対策に有効です。
ラインナップが豊富なので、シングルシリーズでローテーションするのもおすすめです。
アカナは自社工場で低温調理し、食材もしっかり顔が分かる信頼感で結ばれた生産者から購入しており安心できます。
このため添加物は、最低限に抑えたビタミンE・亜鉛・銅の3種類の合成サプリメントの使用のみといえます。
原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しており安心です。
穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。
３位：オリジン6フィッシュドッグフード
Orijen(オリジン) 6フィッシュは、名前の通り６種類の天然の魚、メインに使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。
できるだけ自然に近い食事を再現しており、そのため添加物は亜鉛と銅の合成サプリメントのみです。
オリジンは「肉類80%：フルーツと野菜20%：穀物0%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。
さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。
４位：カナガンドッグフード
オールステージ対応のヒューマングレードドッグフードのため、途中で切り替える必要がなく子犬から老犬まで安心して与えてあげられます。
お肉たっぷりの高タンパク無添加ドッグフードであり、活発な成長期の子犬にも安心です。
メイン食材は平飼いチキンであり、成長ホルモン剤など気になる飼料は使用しておらず安心です。
欧州ペットフード工業会連合（FEDIAF）の厳しい基準をクリアした工場で作られており、人工保存料・香料・着色料などは一切使用されていません。
ウェットフードも人気があり、柔らく食べやすいため子犬にはこちらもおすすめです。
世界中の愛犬家から支持される、イギリス産ドッグフード『カナガン』
５位：ヤラードッグフード
ヤラーは、オランダ生まれの完全なオーガニックドッグフードです。
世界で初めてヤラーがオーガニックフードをヨーロッパに導入しており、このため、オーガニック先進国のヨーロッパにおいて、オーガニックフード市場でNo.1のシェアを誇ります。
オーガニックとは、農薬や化学薬品などを使用せずに育てた植物のことであり、肉類の場合は、オーガニックの飼料で飼育された動物が該当します。
このため原材料は安心でき、アレルギーが起きやすい危険な成分が入り込む心配が無用です。
また、ヤラーは、生産工程に関して、工場の内部まで公開されているので安心・安全です。
６位：フィッシュ4ドッグドッグフード
フィッシュ4ドッグは、その名のとおり魚をメインに使ったドッグフードです。
そのためEPA・DHA（オメガ3脂肪酸）が多く含まれており、血液中の脂質濃度を下げ、さらに血流を良くし、コレステロールを下げるため、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状にも効果が期待できます。
サーモンに使用される原材料わずか9種類しかなく、アレルギーが起こりにくく工夫されている上、万が一アレルギー反応が生じたケースでは、すぐさまアレルゲンが絞れてしまいます。
また、タンパク質源として消化吸収に優れた魚1種類のみを使用しているため、単一タンパク質のフードを定期的にローテーションすることで、アレルギーにも対応して栄養バランスや免疫力向上を図ことが可能となります。
さらに、ヒューマングレイドの原材料のみを使用し、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物や化学薬品、副産物、穀物などを一切使用していないため、食物アレルギー改善に期待が持て、実際の生の声として涙やけ皮膚アレルギーが改善されたという口コミも多くあがっています。
７位：ネイチャーズバラエティインスティンクトLIDドッグフード
ネイチャーズバラエティのインスティンクトLIDは、アレルギーに配慮したフードであり、徹底してアレルギーの原因となる原料を避けています。
このため、穀物、牛肉、乳製品、卵などのアレルゲンとなりやすい食材を一切使わないフードに仕上げています。
炭水化物にはタピオカを使用しています。
タピオカとは、「キャッサバ」と呼ばれる芋の根茎から作られるでんぷんであり、炭水化物源となり、「難消化性再結晶アミロース」という成分の働きで、腸内環境を整えてくれます。
インスティンクト LIDシリーズは、単一動物性タンパク源に絞ったフードとなっており、
犬の皮膚アレルギー対策に有効です。
８位：K9ナチュラルドッグフード
K9ナチュラルのコンセプトは、「野生のオオカミにより近い食事を」というものであり、これから原材料の90%以上が新鮮な生肉中心のレシピとなっており、さらに、非加熱フリーズドライ製法が特長のニュージーランド産ドッグフードです。
このため、「水で戻して生食にもできる」といった使い勝手の良さがウリであり、栄養価を損なうことのない生食のドッグフードを実現しました。
非加熱製法のため、栄養価が高く食材の風味が残り、さらに酵素・乳酸菌を取れるため、食いつきが悪く小食な犬、涙やけや皮膚アレルギーで悩んでいる犬、慢性の下痢や柔便改善を望む犬などにおすすめです。
また、余計な原料を一切加えないというこだわりのフードとなっています。
９位：forza10(フォルツァディエチ)ドッグフード
forza10(フォルツァディエチ)は、 豊富なラインナップが揃っていますが、「アクティブ」シリーズの中の「デルモアクティブ」は、ワンちゃの皮膚・被毛ケアフードであり、犬の皮膚アレルギー対策にも留意したフードです。
forza10の魅力は、イタリアで40名以上の獣医師が研究に関わり、500症例を超える豊富な臨床結果を元に、オーガニック材料にこだわり、化学物質の汚染を徹底的に避けた魚を使って作られた、国際有機運動連盟IFOAM認証の世界基準のオーガニックドッグフードであるところでしょう。
何とイタリアでは薬局でも売られている食事療法食です。
１０位：GO!（ゴー）センシティビティシャインドッグフード
Go!は、カナダ産の高品質な肉や魚などの新鮮な食材を使用し、粗悪な原料や副産物不使用の高品質ドッグフードです
ゴーのセンシティビティシャインには、ダックとサーモンの種類があり、皮膚のトラブルを抱えるワンちゃん向けのフードです。
このため、アレルギーの原因となる原料を最小限に抑える工夫が施されており、メイン食材は低アレルゲンであるカモ肉（アヒル肉）やサーモンを使用しています。
Go!ドッグフードの原材料は、「副産物、レンダリング原料、ミートミール、素性が分からない肉類、中国産の食材は使用していません。」と説明されており、さらにペトキュリアンの厳格な基準を満たした生産者のみからの入手となっており安全・安心な原材料といえます。
油は、ココナッツ油やサーモン油が使われています。
ココナッツ油には、善玉コレステロールを増やし、腸の動きを促進する効果や、体の中に溜まった老廃物を外に出すデトックス作用もあり、腸内環境を整えたり、便秘解消効果が期待できます。
このため、皮膚の健康が維持されやすくなります。
サーモン油は、炎症を抑えるEPAと抗酸化物質であるアスタキサンチンを豊富に含み、皮膚や被毛の健康維持に期待できます。
