大型犬にオススメなドッグフードランキング!正しい選び方のポイント

大型犬の目安は、成犬時の体重が25kg以上となるワンちゃんのことを指します。

大型犬の飼い主さんが頭を痛める一番の問題が、どうしても大量の食事量に伴うコストの高さです。

そのためどうしても選び安くなるのが、安価な大容量フードです。

1kg1,000円を切ってしまうようなフードになると、栄養面や品質面で不安が生じてきます。

最低でも愛犬の健康を害するような、添加物てんこ盛りのようなフードだけは避けるべきです。

そのようなフードを選んでいれば、いくらコスト減したつもりでも、結果的にはそれ以上の病院代がかかることにもなりかねません。

体が小さい小型犬よりも、大型犬ならばフードの影響力は小さいなどと考えるのは大間違いです。

その分大量に食べるわけだから、そのようなことはまったく無いと認識していきましょう。

今回は、大型犬がかかり易い病気にも考慮しながら、大型犬向きの正しいフードの選び方のポイントと、大型犬にオススメなドッグフードランキングを紹介します。

大型犬用の正しいフードの選び方

「良質な肉がメインのフードを選ぶ」

大型犬を飼ったことがある方は、まずは生後1歳くらいまでのどんどん大きくなる急成長に目を丸くするはずです。

そしてそれ以降は穏やか成長で成熟していき、2歳でほぼ成犬となります。

超大型犬の場合、5歳まで体が成長していたという例もあるほど体の成長が続きます。

大型犬は、これだけ急激に体が大きくなるため、特にこの期間は良質な肉である動物性タンパク質で、その割合が多いフード選びが大切となります。

高品質な肉材料の割合が多い高タンパクフードを選び、粗悪な副産物となる肉類や○○ミールなどを含まないフード選びをしてあげましょう。

また、油選びも重要で、危険な動物性油脂を使用しないフードがおすすめです。

「穀物のカット」

大型犬は強そうなイメージを持ちかもしれませんが、実は小型犬と比較して消化器官の比率が小さくなるため、デルケートで腸が敏感です。

このため、意外に消化不良を起こしてしまうことが多く、よく下痢も繰り返したりします。

また、レトリバー系などの大型犬のたれ耳の犬種は、外耳炎などの耳の炎症をおこしやすい

傾向があります。

このため消化が苦手で、アレルゲンにもなり易い穀物は要注意です。

出来る限り穀物不使用のグレインフリーフードを選んであげるのがおすすめです。

「粒(キブル)の大きさ」

小型犬の場合であれば食べにくそうにするため、粒の大きさに神経を使う飼い主さんが多いのですが、大型犬は一見平気で食べているように錯覚してしまうため、粒の大きさに対して無頓着になっている飼い主さんがみえます。

特に多頭飼いして小型犬と一緒に飼っているケースなどでは、小型犬に合わせた小粒フードを、大型犬にも一緒になって与えていたりします。

大型犬の特徴は、とにかくあまり噛まずに丸呑みしやすいことです。

このため、小粒サイズのフードを与えてしまえば、じつはほとんど噛まずに丸飲みしています。

このため必ず大粒を選び、噛む事を促すように大きさや形状にも注意を払ってあげましょう。

また、先ほども述べたように、大型犬は腸が敏感なため、メーカーも大型犬用の大粒は、ふやけやすく消化に負担がかからないように作られている事が多いようです。

「コストパフォーマンス」

大食いの大型犬の場合、どうしても気になるのがコストパフォーマンスです。

家計の圧迫は重大な問題ですが、愛犬の健康も見逃せない最重要ポイントとなります。

先ほども述べた通り、あまり安価なフードを選んでしまえば、愛犬の健康を害してかえって病院代の方がかかってしまうことにもなりかねません。

そこで、愛犬の健康を維持する最低ラインの価格目安を設け、1kg1,000円を守ってもらいたいとおすすめします。

コスト重視でフード探しをする場合、インターネット通販限定で販売されているフードを選んでみるのも有効です。

中間コストを削減している分低価格となる上に、専用サイトから購入すると、お得な割引制度が設定されているケースが多くあります。

店頭でみかける事がない分、知名度は低いと感じがちですが、現代のネット社会を利用し、お得情報を探すことはおすすめです。

大型犬に人気のフード一覧比較

商品名 タンパク質 カロリー グレインフリー 無添加 評価
アイムス 26.0% 392kcal × × ×
アカナ 31.0% 351 kcal
アーテミスフレッシュミックス 25.0% 368 kcal ×
アボ・ダーム 21.0% 332kcal ×
アランズナチュラル 20.0% 339kcal ×
ウェルネス 22.0% 357kcal ×
オリジン 38.0% 394 kcal
カナガン 33.0% 361kcal
キアオラ 30.0% 376kcal
グリーンフィッシュ 24.0% 345kcal ×
サイエンスダイエット 21.0% 374kcal ×
スーパーゴールド 22.0% 355kcal
セレクトバランス 22.0% 350kcal ×
ソルビダ 22.0% 340kcal ×
TASHIKA鹿肉 38.0% 397kcal
ナウフレッシュ 26.0% 359kcal
ナチュラルハーベスト 18.0% 320kcal ×
ナチュラルバランス 23.0% 361kcal
ナチュロル 23~27% 400kcal
ニュートロシュプレモ 26.0% 360kcal ×
ニュートロナチュラルチョイス 24.0% 365kcal ×
ネルソンズ 30.0% 362kcal
ビィナチュラル 25.0% 356kcal ×
ビルジャック 26.0% 390kcal ×
ファインペッツ極 36.0% 422Kcal
フィッシュ4ドッグスーペリア 26.0% 352kcal
ブラックウッド 27.5% 398 kcal ×
ベストバランス 21.0% 360kcal × × ×
ペディグリー 21.0% 370kcal × × ×
ホリスティックレセピー 22.0% 340kcal ×
ボッシュ 25.0% 389kcal ×
モグワン 28.0% 344kcal
ヤラーグレインフリー 32.0% 350kcal
ユーカヌバ 22.0% 389kcal ×
ロイヤルカナン 19.0% 378kcal × × ×
ワイソン 30.0% 344kcal ×

大型犬におすすめドッグフードランキング

1位:カナガンドッグフード

オールステージ対応のヒューマングレードドッグフードで、お肉たっぷりの高タンパク無添加ドッグフードのため、大型犬が特に気になる子犬期の高タンパクにも心配無用であり、途中で切り替える必要がなく、子犬から老犬まで安心して与えてあげられます。

穀物不使用のグレインフリーで、チキンも肉の部分のみ使用と大型犬の消化に優しいフードに仕上がっています。

ウェットフードも人気があり、柔らく食べやすくこちらもおすすめです。

世界中の愛犬家から支持される、イギリス産ドッグフード『カナガン』

2位:アカナドッグフードドッグフード

アカナは、愛犬の目的や悩みに合わせながら、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれています。

さらに、大型犬用フードには、パピー(子犬用)・成犬用があるため、成長に合わせて選んであげればバッチリです。

動物性タンパク質が豊富なのがウリで、最高だと75%もあります。

3~5種類もの新鮮な肉や魚を使用していますが、万一アレルギーが心配な犬の場合は、単一の鮮肉を70%使用するシングルを選べば安心です。

原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しています。

穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。



3位:オリジンドッグフード

オリジンは、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。

タンパク質が38%と圧倒的に高めで、高タンパクが望まれる大型犬のパピー期でも文句なしにおすすめです。

高GI値食品を一切含んでないため、血糖値を急上昇させる心配がなく、タンパク質をしっかり摂取しながらも肥満を予防でき、体重管理に適したフードと言えます。

オリジンは「肉類80%:フルーツと野菜20%:穀物0%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。

さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。

世界中から高い評価を受けるペットフード オリジン

4位:ファインペッツ極ドッグフード

ファインペッツ極(KIWAMI)は、ファインペッツシリーズで究極のドッグフードであり、総量の90%が肉類原材料で占めたグレインフリーの豪華なドッグフードです。

また、原材料にはすべてヒューマングレイドの食材等が厳選されて使われており、危険な添加物や副産物は無使用、さらに中国産原料は一切使用しない徹底ぶりです。

消化吸収率が87%という驚きの数字であり、市販のドッグフードのおよそ3倍の数値を誇り、大型犬のお腹にも優しく働きます。

このため、食後の血糖値の乱高下が起こりづらいメリットが生じ、糖尿病などの疾患を持つ犬でも、安心して与えてあげられます。

高吸収率により、少食で一度にあまり食べれないワンちゃんや、食欲が落ちてきた老犬、また、太りたい犬、そして特に成長期の子犬や、授乳・妊娠期の母犬などには特におすすめと言えます。

5位:モグワンドッグフード

モグワンは当サイトのナンバーワン評価のドッグフードであり、我が家でも愛犬に与えています。

高タンパクが望まれる大型犬に対し、カナガンやオリジンなどより少しタンパク質が低い分、評価を抑えました。

ただし、高評価したプレミアドッグフードたちよりカロリーも控え目なため、股関節や心臓病などの影響のため、大型犬にはタブーとされる肥満対策には適しているといえます。

メインにチキン&サーモンの動物性タンパク質を使用し、野菜や果物などもバランス良く配合したヒューマングレードフードです。

全ライフステージ対応のドッグフードであり、小犬から老犬まで安心して食べられます。

原材料は手作りレシピを再現しており、いろんな食材のトッピングにも適しています。

グレインフリー・生肉使用!
プレミアムドッグフード『モグワン』

6位:ネルソンズドッグフード

ネルソンズは、イギリス国内の販売累計が100万袋を突破した人気の無添加ドッグフードであり、品質は折り紙つきです。

ドッグフードの粒のサイズは小粒が多くなっています。

その点ネルソンズの粒の形はちょっと変わった独創的な三角形で、真ん中の中央部が膨らみ、厚さは約5mm、で、1辺は約10mmとやや大き目といった感じで中型犬向きといえます。

このため貴重な中型犬や大型犬向きのフードといえます。



7位:ナチュロルドッグフード

全年齢対応の国産無添加ドッグフードであり、動物性タンパク質が55%以上あります。

特徴が牛・鶏・馬・魚という具合に多種のタンパク源を摂取できることです。

グレインフリーフードであるため、穀物の代用にはタイ産のタピオカ、紫さつまいもが使用されています。

アレルゲン対策をおこなっていますが、肉類は最もアレルゲンとなりやすい牛肉を始め多種の種類が含まれているため、肉類にアレルギーが心配な犬は注意すべきと言えます。

カロリーは100gあたり約400kcalとかなり高めで、大型犬の子犬期にもバッチリです。

今だけの特別キャンペーン中!【ナチュロル】

8位:ヤラーグレインフリードッグフード

創業者であるロエルビンクが、酷い皮膚病に苦しむ愛犬「ダノ」のため作った、原材料から製品まですべてオーガニック認証を得たドッグフードです。

使用される鶏肉は、オーガニックの食餌で育てているため、抗生物質やホルモン剤などの薬剤は一切投与されておらず、製品化するずっと前の段階から全ての化学薬剤を排除しており安全が期待できます。

ヤラーは製造工場の内部のことまで公開しており信頼できます。

製造工場はISOの認証を受けており、また原材料はすべてトレーサビリティが確保されているため、生産者やその内容を追跡できます。



9位:キアオラドッグフード

キアオラは、世界的に優れた品質として定評がある、ニュージーランド産の自然放牧の良質な肉を可能な限り使用した高品質ドッグフードです。

また、穀物類を一切使用せず、動物性タンパク源を「単一肉原料+サーモン」に絞って、食物アレルギーに配慮しています。

犬本来の食生活にこだわった良質な肉類中心のレシピで、栄養価満タンで高タンパクであり、粗悪なタンパク質が含まれていません。



10位:フィッシュ4ドッグスーペリア

フィッシュ4ドッグでは、スーペリアは高級品となるサーモンをベースとした魚系ドッグフードです。

フィッシュ4ドッグの特徴は、シングルプロテインという考え方に基づいたフードであることです。

これは、自然界で肉食動物が同時に2種類のタンパク質を摂取することは非常に稀との考えから自然な食事を理想と考え、タンパク質源として消化吸収に優れた魚1種類のみを使用し、単一タンパク質のフードを定期的にローテーションすることで、アレルギーにも対応して栄養バランスや免疫力向上を図っています。



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