パグのおすすめドッグフードランキング!正しい餌の選び方

 

パグの魅力は、つぶれたようなしわくちゃな顔と大きな瞳、そして人懐っこく愛嬌溢れる穏やかな性格といえます。

パグの身体的特徴といえる弱点が、顔のシワ部分に細菌が繁殖し易いために直ぐ皮膚病にかかってしまうことと、また、短頭種特有の短頭種気道症候群と乾性角結膜炎、さらに肥満になりやすいことです。

また、パグは遺伝的にパグ脳炎と自らの名前が付く病気と、パテラや壊死性髄膜炎にもかかりやすい、要注意な犬種です。

このような特徴を抱えるパグだけに、かかり易い病気や体質・体格などをきちんと把握し考慮した上で、パグに与えるドッグフード選びをしてあげる必要があります。

 

パグの望ましい餌の選び方

 

「高タンパク・低脂肪・低カロリー」

パグはいろいろ注意すべきことが多い犬種ですが、油断すると直ぐになってしまうのが肥満です。

パグは筋肉質な体質ですが、これが返って仇を無し、少しでも運動をさぼってしまうと、反対にこの筋肉が脂肪に変わってしまうのです。

このためパグは、ワンちゃんの中でも脂肪率が非常に高い犬種で、全体の10%以上が肥満だとされています。

パグがこのような状態に陥っている原因の一つに、世間一般にパグは肥満体が理想体型だと認識されてしまっている点があげられます。

このような健康を害する錯覚を与えてしまった原因が、パグの体型が少し肥満系の方がドッグショ―で評価が高いからです。

したがって、このような風評に惑わされずに、パグを脂肪でぶよぶよにしないためにも、炭水化物や脂肪分が多い食事を避けるように注意して、高タンパク・低脂肪・低カロリーの食事を与えてあげる必要があります。

このため、主原料に低脂肪の肉や魚を使った、ヘルシーなフード選びをすることが大切となります。

また、パグの筋肉質な体格をキープするためにも、食べ物だけでなく、同時に適度な運動をして肥満対策を行い、その上で筋肉もつけていきましょう。

 

「オメガ3・オメガ6脂肪酸」

パグは、アレルギー性皮膚炎などの皮膚病にかかりやすい犬種です。

原因の一つには、しわくちゃな顔のシワ部分に細菌が繁殖しやすいことがあげられます。

また、遺伝的な原因もあります。

このようなパグの皮膚トラブルを抑えるためには、オメガ3・オメガ6をしっかり含んだフードを食べさせてあげる必要があります。

したがって、魚をメインとしたり、亜麻仁油やサーモンオイルなどの魚油を使ったドッグフードなどがおすすめです。

なお、オメガ3脂肪酸は、植物油である亜麻仁油よりも、サーモンオイルなどの魚油の方が、消化吸収に優れています。

オメガ3脂肪酸には、EPAとDHAがあり炎症抑制作用が働き、オメガ6脂肪酸には、ガンマ‐リノレン酸とアラキドン酸があり皮膚のバリア機能を高める作用が働きます。

またこの2つをバランス良く摂取することがとても大切となり、2つのバランスが良くなければ効果が低下してしまいます。

市販されているフードは、オメガ6が過剰で、オメガ3が不足している傾向があるため、

バランスに注意してフード選びを行ってください。

一般的には、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合が、1/4以上であれば脂肪酸のバランスが良いと言われています。

 

「グレインフリー」

ワンちゃんは、消化が苦手な穀物を食べると、胃腸のトラブルにつながりやすく、下痢や嘔吐を起こしやすくなります。

したがって、理想は穀物不使用ですが、含んでいる場合でも、上位5番目当たりまでに穀物使用しておらず、少しでも量が少ないものを選ぶべきです。

また、小麦・とうもろこし・大豆の3大アレルゲンといわれる穀物は、出来る限り含まないフードを選びましょう。

このようにグレインフリーフードを選ぶことで、パグが起こしやすい皮膚疾患対策に役立ちます。

また、穀物は高GI値のものが多いため急激に血糖値が上がり、摂取すると肥満や糖尿病のリスクが高まるため、肥満が多いパグには向きません。

 

「無添加」

無添加フードを選ぶことは、パグに限らずドッグフード選びの基本です。

ワンちゃんの健康を最も害するのが、合成保存料、着色料、香料、BHA、BHTなどの添加物です。

BHA、BHTなどは発がん性物質を含みますし、着色料、香料などは本来ドッグフードには無用です。

許容範囲と言える添加物は、栄養調整として最低限必要となるケースでの合成ミネラルや合成ビタミン、また酸化を防止するために必要である酸化防止剤の安心な天然由来成分のみです。

また、体が小さなパグなどの小型犬は、ほんの少しの添加物でも大きな影響を受けてしまいやすいため、無添加フードを選んであげましょう。

 

「犬種別フードに注意」

最近は犬種別フードも増えており、パグ専用フードもたくさん販売されています。

犬種別フードの場合、その犬種に配慮して、必要な成分などを配合しているメリットがあります。

このため、パグの特徴を配慮して対応したフードに仕上がっており、そのフードのラインナップの中で、「犬種別フード」を選ぶのは有効です。

また、ラインナップの中に、「小型犬用」があれば選ぶと良いです。

粒のサイズが小型犬用に小さく食べやすくなっていますし、他のラインナップとくらべて小型犬用は、栄養価が高くなっているケースが多いため、おすすめです。

しかし犬種別フードならば安心と鵜呑みにしてはいけません。

確かにパグ向きのフードとなるような工夫がされていますが、あくまでフード選びの基本は、原材料などの良さとなります。

「パグ用」のドッグフードとしては、ロイヤルカナンやウェルケアなどから販売されており、

パグの特徴に留意したフードだと記載していますが、原材料をチェックすれば、苦手な穀物が多く使用され、危険な動物性脂肪や保存料、酸化防止剤などが使われており、決しておすすめとは言えません。

このためパグ専用との名前に安易に惹かれてフード選びしてしまわず、先ずは基本となる原材料をしっかりチェックしてください。

 

パグに人気のドッグフード一覧比較

商品名 主原料 油脂の種類 オメガ3

オメガ6

穀物使用
アイムス チキンミール 動物性油脂

ひまわり油

0.13%

1.19%

×
アカナ 新鮮鶏肉・七面鳥肉、ニシンミール 鶏肉脂肪 0.80%

1.60%

アボ・ダーム 乾燥ビーフ、玄米 鶏脂肪 表記なし ×
アーテミスフレッシュミックス フレッシュチキン 鶏脂肪

サーモンオイル 

2.40%

0.40%

×
いぬはぐ 鶏肉、玄米、白米 鶏脂

サーモンオイル

表記なし ×
UMAKA 鶏肉・大麦・玄米 表記なし ×
オリジン 新鮮鶏肉、七面鳥肉 ニシン油 1.10%

3.00%

カナガン 骨抜きチキン生肉

乾燥チキン

鶏脂3.1%

サーモンオイル1.2%

0.90%

2.80%

グリーンフィッシュ 天然の魚 コーンオイル    0.32%

3.60%

×
このこのごはん 鶏肉(ささみ、レバー) 米油 表記なし ×
サイエンスダイエット トリ肉(チキン、ターキー) 動物性油脂 0.35%

2.70%

×
サクラペット 肉類(ビーフ) 牛脂

サーモンオイル

表記なし
スーパーゴールド ポテト、サーモン 動物性脂肪 表記なし
セレクトバランス 乾燥チキン、とうもろこし 鶏脂

キャノーラ油

表記なし ×
ソルビダ オーガニックチキン生肉 鶏脂肪

ひまわり油

0.30%

1.70%

×
ナチュラルハーベスト ラム 鶏脂肪 0.60%

1.30%

×
ナチュラルバランス 鶏肉、玄米 鶏脂肪

ニシン油

0.40%

2.50%

×
ナチュロル 牛、鶏、馬、魚の生肉 ひまわり油 表記なし
ニュートロシュプレモ チキン、玄米 鶏脂

ひまわり油

0.30%

3.60%

×
ニュートロナチュラルチョイス チキン 鶏脂 表記なし ×
ネルソンズ 乾燥チキン、チキン生肉 鶏油

サーモンオイル

0.24%

2.20%

×
馬肉自然づくり 馬肉 馬油 表記なし ×
ビィナチュラル 肉類(カンガルー、ヤギ、七面鳥、鶏) キャノーラ油

亜麻仁油

0.60%

1.60%

×
ビルジャック 新鮮な鶏肉 亜麻仁 0.60%

2.50%

×
ピッコロ 骨抜きチキン生肉

骨抜き生サーモン

表記なし
ファインペッツ極 鹿肉、鶏肉、オートミール サーモンオイル

亜麻仁油

1.90%

3.60%

ブラックウッド チキンミール キャノーラ油

ニシン油

0.70%

3.45%

×
ホリスティックレセピー ラム肉粉、醸造米 鶏脂 0.25%

1.63%

×
ボッシュ フレッシュチキン、米 魚油 表記なし ×
モグキューブ ラム肉 魚油

ヒマワリ油

0.8%

2.0%

モグワン チキン&サーモン サーモンオイル2% 1.29%

1.63%

ヤムヤムヤム 鶏肉、馬肉、かつお 表記なし ×
ロイヤルカナン 米、肉類 動物性脂肪

大豆油・魚油

0.57%

2.93%

×
ワイソン チキン 鶏脂 0.80%

2.60%

×

 

オススメのドッグフードランキング

 

1位:モグワンドッグフード

メインにチキン&サーモンの動物性タンパク質(53%)を使用した高タンパクで、野菜や果物などもバランス良く配合したヒューマングレードフードです。

生サーモンとサーモンオイルにより、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

また、低脂肪・低カロリーでトイプードル向きです。

太りやすいパグには、バランスのとれたモグワンはおすすめです。

合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物も一切使用していません。

全ライフステージ対応のドッグフードであり、小犬から老犬まで安心して食べられます。

原材料は手作りレシピを再現しており、いろんな食材のトッピングにも適しています。

 

グレインフリー・生肉使用!
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2位:ファインペッツ極ドッグフード

ファインペッツ極(KIWAMI)は、ファインペッツシリーズで究極のドッグフードであり、総量の90%が肉類原材料で占めた高タンパクのグレインフリーの豪華なドッグフードです。また、原材料にはすべてヒューマングレイドの食材等が厳選されて使われており、危険な添加物や副産物は無使用、さらに中国産原料は一切使用しない徹底ぶりです。

消化吸収率が87%という驚きの数字であり、市販のドッグフードのおよそ3倍の数値を誇ります。

このため、食後の血糖値の乱高下が起こりづらいメリットが生じ、糖尿病などの疾患を持つ犬でも、安心して与えてあげられます。

オメガ3・オメガ6脂肪酸もたっぷり含まれています。

皮膚病や肥満が問題で気になるパグにはオススメフードです。

また高吸収率のため、少食で一度にあまり食べれないワンちゃん向きであり、食欲が落ちてきた老犬、さらに成長期の子犬や、授乳・妊娠期の母犬などにもおすすめと言えます。

 

 

3位:ナチュロルドッグフード

全年齢対応の国産無添加ドッグフードであり、動物性タンパク質が55%以上あります。

特徴が牛・鶏・馬・魚という具合に多種のタンパク源を摂取できることです。

グレインフリーフードであるため、穀物の代用にはタイ産のタピオカ、紫さつまいもが使用されています。

アレルゲン対策をおこなっていますが、肉類は最もアレルゲンとなりやすい牛肉を始め多種の種類が含まれているため、肉類にアレルギーが心配な犬は注意すべきと言えます。

カロリーは100gあたり約400kcalとかなり高めで、特に子犬期には向いています。

 

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4位:ピッコロドッグフード

ピッコロは、シニア犬用フードであり、高タンパク・低脂肪・低カロリーという条件を満たします。

主原料のチキンとサーモンの配合率が、70%という高タンパクなドッグフードでありながら、脂肪・カロリーともにしっかり控えめなので、シニア犬が理想的なコンディション維持ができる配合になっています。

関節の健康を維持するグルコサミン、コンドロイチン、MSMという関節ケア成分を配合しています。

原材料はすべて人間用の良質な食材を使った安全・安心確保の100%ナチュラル素材の無添加フードで、ワンちゃんが苦手で消化が悪い穀物を使用していません。

このため、パグがシニア期に突入したならば、是非食べさせてあげたいフードといえます。

 

シニア犬も驚く美味しさ!ヘルシードッグフード『ピッコロ』

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5位:アカナドッグフード

アカナは、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれ、さらに愛犬の目的や悩みに合わせているため、あなたの愛犬に合ったフードを選んであげやすいです。

動物性タンパク質が豊富なのがウリで、最高だと75%もあります。3~5種類もの新鮮な肉や魚を使用していますが、万一アレルギーが心配な犬の場合は、単一の鮮肉を70%使用するシングルを選べば安心です。

原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しており安心です。

穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。

 



 

6位:ブッチドッグフード

水分70%というほぼ生肉並みのウェットフードのため、柔らく食べやすくお腹にも優しいです。

ホワイト・レーベル、ブラック・レーベル、ブルー・レーベルと3種類あります。

一番のオススメが、総量の80%が鶏肉であるホワイト・レーベルで、赤身肉が苦手なワンちゃん向きです。

なお、ブッチの粗タンパク質10.5%以上の数値を見て、犬向きでないと早合点しないように注意しましょう。

水分量が70%も含まれている半生フードのため、通常のドライタイプとはパーセンテージを求める計算方法が異なり、換算すれば35%以上と文句なしの数値となります。

ちなみに参考として計算式を紹介しておきましょう。

粗タンパク質の値÷(100-水分量)=10.5÷(100-70)=35%

 



 

7位:オリジンドッグフード

オリジンは、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。

タンパク質が38%とかなり高めで、活発なワンちゃんにもおすすめです。

高GI値食品を一切含んでないため、血糖値を急上昇させる心配がなく、タンパク質しっかり摂取しながらも肥満を予防でき、体重管理に適したフードと言えます。

オリジンは「肉類80%:フルーツと野菜20%:穀物%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。

さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。

 

世界中から高い評価を受けるペットフード オリジン

 

パグの1日の給餌量と年間エサ代

 

今回一押ししたモグワンを例にとって、パグの1日の給餌量と年間エサ代を紹介します。

「パグにモグワンドッグフードを1日にあげる給餌量」

パグの体重(㎏) 1日の給餌量(g)
5kg 105g
6kg 115g
7kg 130g
8kg 145g
10kg 175g

 

「年間の餌代」

モグワンは1袋(1.8kg)が3,960円(税抜)です。

上記表の通り、成犬パグ(体重6~8㎏)とすれば、1日あたりの給与量は115~145gです。

このため、1ヶ月間に3袋程度は必要となります。

定期購入すれば、送料無料の15%割引となり、1袋あたり約3,360円(税抜)で購入可能です。

1ヶ月に3袋使用するとすれば、10,080円。

このため1年間のエサ代は、10,080×12ヶ月=120,960円となります。

もちろん運動量などにもよって与える量が異なってくるため、あくまで目安金額ですが、参考にしてみてください。