ゴールデンレトリバーのおすすめドッグフードランキング!正しい餌の選び方
ゴールデンレトリバーは、温厚な性格でお利巧で人懐っこいため、とても人気が高いイギリス原産の大型犬です。
私はあの特徴的なアーモンド型の瞳が大好きですね。
頭が良いため、盲導犬、介助犬、警察犬などのサービスドッグとしても大活躍しています。
このような性格のため、大型犬でも室内で飼うことが可能な家庭犬として人気の犬種です。
大型犬は体が大きく頑丈そうなイメージが浮かびますが、意外に胃腸は小型犬より弱く、平均寿命は12歳前後であり、小型犬に比べると随分寿命が短いといえます。
ゴールデンレトリバーは、遺伝的に病気が多い犬種のため、ドッグフード選びには病気を考慮してあげる必要があります。
レトリバーに多い病気を紹介します。
・耳が長く垂れている犬種のため、外耳炎、中耳炎、耳疥癬などになりやすいです。
・皮膚が弱く、アトピー性皮膚炎にもよくなってしまいます。
・白内障も要注意です。
・股関節形成不全もよく起こります。
・大型犬に良く起こる胃拡張・胃捻転
・癌や糖尿病などの病気
ゴールデンレトリバーは、上記のようにかなりいろんな病気に対して注意が必要な犬種です。
0~8歳の間での犬の癌の癌平均発症率は、4.9%とされていますが、ゴールデン・レトリーバーの癌発生率は、9.6%と約2倍も高くなり、犬の中ではナンバーワンとなってしまいます。
ゴールデンレトリバーに合うドッグフードの選び方
「高タンパク・低脂肪・低カロリー」
ゴールデンレトリバーは、先天的に股関節形成不全になりやすい犬種のため、高タンパク質フードを与えて、子犬時代から早く筋肉を付けて予防する必要があります。
ゴールデンレトリバーは大型犬ですが、室内飼育されることが多いため、運動不足になりがちで、肥満にも注意が必要です。
このため、体重が増えないように肥満に注意して、筋肉をつける必要があります。
したがって、炭水化物や脂肪分が多い食事を避けるように注意して、高タンパク・低脂肪・低カロリーのフードを選んであげてください。
高タンパクフードで筋肉量を維持して関節トラブルに備え、同時に基礎代謝を上げてあげて、炭水化物や脂肪分を避けることで体重管理を行いましょう。
また、食べ物だけでなく、同時に散歩などの適度な運動をして肥満対策を行い、その上で筋肉もつけていきましょう。
「関節軟骨成分」
前述した通り、ゴールデンレトリバーは、先天的に股関節形成不全になりやすい犬種です。
したがって、関節に良い成分が含まれたドッグフードを食べさせてあげることも大切です。
このためオススメの骨・関節軟骨成分は、「グルコサミン」「コンドロイチン」「MSM(メチルスルフォニルメタン)」となり、この3つの成分が配合されたドッグフードを選んであげましょう。
グルコサミン:軟骨の原料であり、軟骨を再生したり修復したりする新陳代謝や結合組織としての働きがあり、関節炎や変形性関節症の治療や痛みの緩和効果があります。
コンドロイチン:グルコサミンと一緒に摂取することで、より効果的に軟骨のクッション性や柔軟性を保つ役目を果たしてくれます。
MSM(メチルサルフォニルメタン):アミノ酸の構成要素の1つであり、骨や皮膚、コラーゲンの生成を手助けしてくれます。鎮痛作用、抗炎症作用もあるため、関節痛などを和らげる働きもあります。
「オメガ3・オメガ6脂肪酸」
ゴールデンレトリバーは皮膚が弱く、皮膚炎などの皮膚病で悩むことが多い犬種で、アトピー性皮膚炎にもよくなってしまいます。
このため、オメガ3・オメガ6をしっかり含んだフードを食べさせてあげたいものです。
そのためには、魚をメインにしたり、亜麻仁油や魚油(サーモンオイルやフィッシュオイル)、などを使ったドッグフードを選んであげるのがおすすめです。
なお、オメガ3脂肪酸は、植物油である亜麻仁油よりも、サーモンオイルなどの魚油の方が、消化吸収に優れています。
オメガ3脂肪酸には、EPAとDHAがあり炎症抑制作用が働き、オメガ6脂肪酸には、ガンマ‐リノレン酸とアラキドン酸があり皮膚のバリア機能を高める作用が働きます。
またこの2つをバランス良く摂取することがとても大切となり、2つのバランスが良くなければ効果が低下してしまいます。
市販されているフードは、オメガ6が過剰で、オメガ3が不足している傾向があるため、バランスに注意してフード選びを行ってください。
一般的には、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合が、1/4以上であれば脂肪酸のバランスが良いと言われています。
「粘膜強化」
ゴールデンレトリバーはたれ耳の為、外耳炎を起こしやすい犬種でもあります。
対策として、粘膜強化や免疫力の向上を図れるフードを与えてあげましょう。
このためには、ビタミンA・Bやベータカロテンなどの栄養素が多く含まれるフードがおすすめです。
したがって、これらの栄養素を多く含む、チキンや豚肉をメインとしたフードが魅力となります。
豚肉がメインのフードは数が少ないため、豊富なチキンメインのフードが選びやすいといえます。
チキンメインのフードを選ぶ場合、次の記事を参考にしてみましょう。
「グレインフリー」
ゴールデンレトリバーは、皮膚炎になったり、たれ耳の為に外耳炎になったりしやすいため、アレルギーには要注意です。
また糖尿病にもかかりやすく、この意味からも血糖値が上がりやすい穀物はNGです。
もちろん穀物は、犬にとっては消化がしにくく、胃腸のトラブルにつながりやすく、下痢や嘔吐を起こす原因になったり、またアレルゲンの出やすい食材です。
したがって、理想は穀物不使用のグレインフリーフードですが、含んでいる場合でも、上位5番目当たりまでに穀物使用しておらず、少しでも量が少ないものを選ぶべきです。
また、小麦・とうもろこし・大豆の3大アレルゲンといわれる穀物は、出来る限り含まないフードを選びましょう。
このようにグレインフリーフードを選ぶことで、ゴールデンレトリバーよく起こす、皮膚炎や外耳炎なドッグフードの耳の病気の対策や、糖尿病対策にも役立ちます。
「無添加」
無添加フードを選ぶことは、ゴールデンレトリバーに限らずドッグフード選びの基本です。
ワンちゃんの健康を最も害するのが、合成保存料、着色料、香料、BHA、BHTなどの添加物です。
BHA、BHTなどは発がん性物質を含みますし、着色料、香料などは本来ドッグフードには無用です。
許容範囲と言える添加物は、栄養調整として最低限必要となるケースでの合成ミネラルや合成ビタミン、また酸化を防止するために必要である酸化防止剤の安心な天然由来成分のみです。
ゴールデンレトリバーは、アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルをよく起こす犬種のため、その原因となりやすい人工添加物はNGといえます。
ゴールデンレトリバーに人気のドッグフード一覧比較
商品名 | 主原料 | タンパク質
カロリー |
オメガ3
オメガ6 |
穀物使用 |
アイムス | チキンミール | 26.0%
392kcal |
0.13%
1.19% |
× |
アカナ | 新鮮鶏肉・七面鳥肉、ニシンミール | 31.0%
351 kcal |
0.80%
1.60% |
○ |
アボ・ダーム | 乾燥ビーフ、玄米 | 21.0%
332kcal |
表記なし | × |
アーテミスフレッシュミックス | フレッシュチキン | 25.0%
368 kcal |
2.40%
0.40% |
× |
いぬはぐ | 鶏肉、玄米、白米 | 22%
332kcal |
表記なし | × |
オリジン | 新鮮鶏肉、七面鳥肉 | 38.0%
394 kcal |
1.10%
3.00% |
○ |
カナガン | 骨抜きチキン生肉
乾燥チキン |
33.0%
361kcal |
0.90%
2.80% |
○ |
グリーンフィッシュ | 天然の魚 | 24.0%
345kcal |
0.32%
3.60% |
× |
このこのごはん | 鶏肉(ささみ、レバー) | 21.5%
342kcal |
表記なし | × |
サイエンスダイエット | トリ肉(チキン、ターキー) | 21.0%
374kcal |
0.35%
2.70% |
× |
スーパーゴールド | ポテト、サーモン | 22.0%
355kcal |
表記なし | ○ |
セレクトバランス | 乾燥チキン、とうもろこし | 22.0%
350kcal |
表記なし | × |
ソルビダ | オーガニックチキン生肉 | 22.0%
340kcal |
0.30%
1.70% |
× |
ナチュラルハーベスト | ラム | 18.0%
320kcal |
0.60%
1.30% |
× |
ナチュラルバランス | 鶏肉、玄米 | 23.0%
361kcal |
0.40%
2.50% |
× |
ナチュロル | 牛、鶏、馬、魚の生肉 | 23~27%
400kcal |
表記なし | ○ |
ニュートロシュプレモ | チキン、玄米 | 26.0%
360kcal |
0.30%
3.60% |
× |
ニュートロナチュラルチョイス | チキン | 24.0%
365kcal |
表記なし | × |
ネルソンズ | 乾燥チキン、チキン生肉 | 30.0%
362kcal |
0.24%
2.20% |
× |
馬肉自然づくり | 馬肉 | 27.0%
399kcal |
表記なし | × |
ビィナチュラル | 肉類(カンガルー、ヤギ、七面鳥、鶏) | 25.0%
356kcal |
0.60%
1.60% |
× |
ビルジャック | 新鮮な鶏肉 | 26.0%
390kcal |
0.60%
2.50% |
× |
ピッコロ | 骨抜きチキン生肉
骨抜き生サーモン |
32%
355kcal |
表記なし | ○ |
ファインペッツ極 | 鹿肉、鶏肉、オートミール | 36.0%
422Kcal |
1.90%
3.60% |
○ |
ブラックウッド | チキンミール | 27.5%
398 kcal |
0.70%
3.45% |
× |
ホリスティックレセピー | ラム肉粉、醸造米 | 22.0%
340kcal |
0.25%
1.63% |
× |
ボッシュ | フレッシュチキン、米 | 25.0%
389kcal |
表記なし | × |
モグワン | チキン&サーモン | 28.0%
344kcal |
1.29%
1.63% |
○ |
ヤムヤムヤム | 鶏肉、馬肉、かつお | 23.5%
362kcal |
表記なし | × |
ロイヤルカナン | 米、肉類 | 19.0%
378kcal |
0.57%
2.93% |
× |
ワイソン | チキン | 30.0%
344kcal |
0.80%
2.60% |
× |
ゴールデンレトリバーにオススメのドッグフードランキング
1位:モグワンドッグフード
メインにチキン&サーモンの動物性タンパク質(53%)を使用した高タンパクで、野菜や果物などもバランス良く配合したヒューマングレードフードです。
チキンで粘膜強化を図り外耳炎対策となり、生サーモンとサーモンオイルにより、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
また、低脂肪・低カロリーでゴールデンレトリバー向きです。
モグワンは、関節ケア成分であるグルコサミンとコンドロイチンの含有量を非公開にしていますが、電話で確認したところ、実はカナガンより多いとの返事をいただきました。
合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物も一切使用していません。
全ライフステージ対応のドッグフードであり、小犬から老犬まで安心して食べられます。
原材料は手作りレシピを再現しており、いろんな食材のトッピングにも適しています。
グレインフリー・生肉使用!
プレミアムドッグフード『モグワン』
2位:カナガンドッグフード
オールステージ対応のヒューマングレードドッグフードのため、途中で切り替える必要がなく子犬から老犬まで安心して与えてあげられます。
イギリス産平飼いチキンを60%も使った高タンパク無添加ドッグフードであり、ゴールデンレトリバーのような垂れ耳で外耳炎に注意すべき犬種には、チキンはおすすめです。
カナガンは、血糖値が急上昇しにくい低GI値食材のさつまいもを多く使い、糖尿病にも有効でおすすめです。
関節ケア成分のグルコサミンが1,000mg/kg、コンドロイチンが700mg/kgとたっぷり含まれており、骨や股関節が弱いトイプードルには嬉しいフードです。
世界中の愛犬家から支持される、イギリス産ドッグフード『カナガン』
3位:ネルソンズドッグフード
ネルソンズは、イギリス国内の販売累計が100万袋を突破した人気の無添加のグレインフリーフードであり、品質は折り紙つきです。
ドッグフードの粒のサイズは小粒が多くなっています。
その点ネルソンズの粒の形はちょっと変わった独創的な三角形で、真ん中の中央部が膨らみ、厚さは約5mm、で、1辺は約10mmとやや大き目といった感じで中型犬向きといえます。
このため貴重な中型犬やゴールデンレトリバーなどの大型犬向きのフードといえます。
4位:ピッコロドッグフード
ピッコロは、シニア犬用フードであり、高タンパク・低脂肪・低カロリーという条件を満たします。
主原料のチキンとサーモンの配合率が、70%という高タンパクなドッグフードでありながら、脂肪・カロリーともにしっかり控えめなので、シニア犬が理想的なコンディション維持ができる配合になっています。
チキンで粘膜強化を図り、サーモンにより、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
関節の健康を維持するグルコサミン、コンドロイチン、MSMという関節ケア成分を配合しています。
原材料はすべて人間用の良質な食材を使った安全・安心確保の100%ナチュラル素材の無添加フードで、ワンちゃんが苦手で消化が悪い穀物を使用していません。
このため、ゴールデンレトリバーがシニア期に突入したならば、是非食べさせてあげたいフードといえます。
5位:ブッチドッグフード
水分70%というほぼ生肉並みのウェットフードのため、柔らく食べやすく大型犬のお腹にも優しいです。
ホワイト・レーベル、ブラック・レーベル、ブルー・レーベルと3種類あります。
一番のオススメが、総量の80%が鶏肉であるホワイト・レーベルで、赤身肉が苦手なワンちゃん向きです。
なお、ブッチの粗タンパク質10.5%以上の数値を見て、犬向きでないと早合点しないように注意しましょう。
水分量が70%も含まれている半生フードのため、通常のドライタイプとはパーセンテージを求める計算方法が異なり、換算すれば35%以上と文句なしの数値となります。
ちなみに参考として計算式を紹介しておきましょう。
粗タンパク質の値 ÷(100-水分量)=10.5÷(100-70)=0.35%
6位:アカナドッグフード
アカナは、犬種別に小型犬・中型犬・大型犬用の3タイプに分かれ、さらに愛犬の目的や悩みに合わせているため、あなたの愛犬に合ったフードを選んであげやすいです。
動物性タンパク質が豊富なのがウリで、最高だと75%もあります。
3~5種類もの新鮮な肉や魚を使用していますが、万一アレルギーが心配な犬の場合は、単一の鮮肉を70%使用するシングルを選べば安心です。
原材料は、地元カナダ産のヒューマングレードな食材を使用しており安心です。
穀物不使用のグレインフリーに加え、高GI炭水化物も一切使用していない徹底ぶりが評価できます。
7位:ファインペッツ極ドッグフード
ファインペッツ極(KIWAMI)は、ファインペッツシリーズで究極のドッグフードであり、総量の90%が肉類原材料で占めたグレインフリーの豪華なドッグフードです。
また、原材料にはすべてヒューマングレイドの食材等が厳選されて使われており、危険な添加物や副産物は無使用、さらに中国産原料は一切使用しない徹底ぶりです。
消化吸収率が87%という驚きの数字であり、市販のドッグフードのおよそ3倍の数値を誇り、胃腸が弱い大型犬のお腹にも優しく働きます。
このため、食後の血糖値の乱高下が起こりづらいメリットが生じ、糖尿病などの疾患を持つ犬でも、安心して与えてあげられます。
高吸収率により、少食で一度にあまり食べれないワンちゃんや、食欲が落ちてきた老犬、また、太りたい犬、そして特に成長期の子犬や、授乳・妊娠期の母犬などにもおすすめと言えます。
8位:レオ&レアドッグフード
レオ&レアは、国内最大級のペットイベントとして知られろ「インターペット2018」で評判になった新しいドッグフードとしても有名です。
現在、インスタやツイッターなどのSNSでかなり話題になっている模様です。
主原料に国産の牛肉を用いたヒューマングレードなドッグフードです。
また、レオ&レアの最大の特徴が、画期的なサービスシステムとされるオーダーメイドで、あなたの愛犬に合った専用の最適なレシピを選んでフードを用意してくれることです。
主要な原材料の雛形は決まっており、これにあなたの愛犬の情報として、名前や犬種、年齢、食生活、体調などの必要ないくつかの項目を入力して「マイカルテ」を作成してもらいます。
その愛犬情報に基づいて微調整が行われ、あなたの愛犬に最も適した専用のレシピを専門家である獣医師と栄養士が考案して、フードを用意してくれるわけです。
またさらに、給餌量なども最も適した量を計算してくれます。
9位:オリジンドッグフード
オリジンは、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用し、犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。
タンパク質が38%とかなり高めで、活発なワンちゃんにもおすすめです。
高GI値食品を一切含んでないため、血糖値を急上昇させる心配がなく、タンパク質しっかり摂取しながらも肥満を予防でき、体重管理に適したフードと言えます。
オリジンは「肉類80%:フルーツと野菜20%:穀物0%」という比率で作っているフードであり、完全グレインフリーです。
さらに食材の調達を地元の生産者にこだわり、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われるというこだわりぶりです。
10位:ナチュロルドッグフード
全年齢対応の国産無添加ドッグフードであり、動物性タンパク質が55%以上あります。
特徴が牛・鶏・馬・魚という具合に多種のタンパク源を摂取できることです。
グレインフリーフードであるため、穀物の代用にはタイ産のタピオカ、紫さつまいもが使用されています。
アレルゲン対策をおこなっていますが、肉類は最もアレルゲンとなりやすい牛肉を始め多種の種類が含まれているため、肉類にアレルギーが心配な犬は注意すべきと言えます。
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